昨日の登山教室は湖北の横山岳に行ってきた。
湖北の名峰だそうだが、私は初めて。確かに立派な山容で登りごたえもあり、植生も豊かでブナ林の広がる素晴らしい山だった。
遠方にもかかわらず、今日は電車で出かける。昨秋からバス代が高騰しているためだ。
朝6時に家を出て、北陸線の木ノ本駅に8時半過ぎに到着。そして手配しておいたタクシーに分乗して登山口の白谷小屋へ向かった。
ここには20台くらいは止められそうな駐車場があるが、連休などは一杯になるらしい。
事前の情報では予定している白谷のルートはかなり荒れているらしいが、予定通りそこへ向かう。私は念のためにロープを用意してきた。
まずはイチリンソウ。
いろんな花が出てくるが、覚えていられない。
沢を何度も渡りながらしばらく登ると林道に出る。林道を少し歩いてまたすぐに登山道に入る。そこを少し登ると経の滝。
なかなかの急登が続く。もう一踏ん張りすると五銚子ノ滝が見えた。
流れのそばにはヤマシャクヤク。この花は見られる機会が少なく、これほどきれいに咲いている時期はほんの数日くらいしかないため、グッドタイミングだった。
振り返るとびわ湖が望める。
イカリソウも随所に。
急登をあえいで午後1時前にようやく横山岳山頂(1132m)へ到着。
下山は東尾根ルートを行く。頂上直下の日当たりの悪い北面にはまだ雪が残っている。
好天に恵まれて、展望の開けた気持ちの良い稜線をゆっくり下る。
白山は見えているような見えていないような・・・。
頂上稜線にはタムシバ。
イワウチワも残っている。
このあたりのブナ林は絵に描いた様に素晴らしい。
東尾根に折れる所で少し寄り道する。
阿蘇岳は三角点のみで展望などはまったく無し。
ここから少し下ると金居原夜叉が池。おそらく雪解け水が溜まっているのだろう。
晴天続きで足元が渇いて滑りやすくなっている道を下って、最後は林道で午後4時15分に登山口に戻った。