椎間板ヘルニア手術 その1

今日(11/26)、退院して家に帰ってきた。8泊9日の入院だった。
入院したのは先週水曜日の 11 月 18 日。自転車で出かけた。
退院後の帰りが自転車で大丈夫かどうか不安はあったが、車で行くわけにもいかず、公共交通機関などまったく不可能で(駅や停留所まで歩けない)、タクシーというのははなから選択肢に無かった。
病院までは自転車で 10 分程度。かつて鎖骨骨折して通っていた時は、片道 25 分ほどかけて歩いていた。
怪しげな天候だったが、案の定、走っている途中から雨が降り出してきた。しかし本降りとまではいかなかったので、そのまま病院まで走り続けた。
受け付けで手続きをしたら、部屋は二人部屋とのこと。自己負担の無い四人部屋を希望していたのだが、あいにく一杯らしい。1日 3,500 円の自己負担になるので、できれば勘弁してほしかったが、そこに入らないと翌日の手術が受けられないので致し方ない。四人部屋が空いたら換えてもらえるようお願いしておいた。
手術前の検査はすでに済ませてあるので、その日はほとんど説明だけ。
手術の翌日からリハビリが始まるとのことで、リハビリ担当の方が現状チェックのために来られた。軽い負荷を与えてチェックしてみると、左足はいくつかの動きで力が入りにくかったり、震えが出たりする。
翌日の手術は午前中で、朝から点滴が始まるので、点滴用の管の挿入を夕食前にされた。そして手術用の衣服に着替える。
はたして手術でどれだけ改善するか、不安は少なくない。あまり大きな期待は持ちすぎないようにして、手術後の生活パターンをいろいろと頭に思い描きながら、眠りに入った。
翌朝は6時半までは飲み物は可とのことで、6時過ぎにお茶を飲む。
そしてほどなく点滴が始まる。
そうこうしていたら、執刀していただく担当医と、上司と思われる医師(初診を受けた医師)が部屋に来られて、手術内容の最終確認をされた。
私の症状はほとんど左足だけなので、手術する箇所も左足に関係する部分のみにしようとのこと。多少とは言え、骨や靭帯を削ることになるので、必要以上の処置はしない方がいいだろうという判断だ。
10 時前に嫁が来てくれたので、雑談をして過ごす。さほど困難な手術ではないので、話す内容は他愛もないことだけ。
看護師のお迎えが来て、手術室に向かう。
手術室のドアのところで嫁と別れて、部屋の中に入る。鎖骨骨折の時に同じような状況は経験しているので、不安感はまったく無い。
手術はうつぶせの姿勢で行われるのだが、寝台に仰向けに寝る。そしてさらに部屋の奥へ移動して、麻酔薬の投入が始まったようだ。点滴が入っている場所に少しじーんとした感覚が走る。
覚えているのはそこまで・・・。