今日は四週連続で交野山へ向かった。
今日の目的は先週、国見山の下りで出会った通行止めのコースを行くこと。
気温が低いのでウィンドブレーカーの上下を着込んで、3時前に家を出た。
スタートしてしばらくは足の調子が今ひとつで、山田池周回でお茶を濁して終わろうかと思ったりもしたけれど、山田池あたりまで来たら身体が暖まったのか、違和感も無くなったので、予定通り交野山へ向かった。
※真ん中やや左の出っぱりが国見山。右の出っぱりが交野山。
先週に比べると遠方がかすんで見える。
遠方は山科の山で、左の方はおそらく音羽山。手前は京田辺の甘南備山。
久しぶりに山頂の観音岩の下に行ってみることにした。一体何年ぶりだろう。いや、何十年ぶりだ。
岩に掘られた梵字。
山頂直下の岩にも。
寄り道を済ませたら、今日のメインイベントに向かう。
国見山の山頂を通過して、例の通行止めへ。
迷うことなくテープをくぐる。
円通谷と書かれているので谷ルートなのだろう。
少し下ると予想通り荒れてきた。
強引に下るが、これまでの通行止めルートと違って、先の道がまったく見えない。
これまではじっくり見渡すと荒れた先に元の道らしきものが見つかったのだが、今日は甘くはなさそうだ。
道の荒れ方もひどくて、谷筋を下るのは大変なので、左岸に少し上がってみたが、少し下ると完全にヤブ状態になってまた谷に下りてしまった。
ちょっとあせってきた。
もう時間は5時前。そろそろ薄暗くなってきていて、さらに谷筋なのでこの季節はあっという間に真っ暗になってしまう。
ほぼ完全手ぶらで出てきているので、ヘッドランプなんか持っていない。
このまま荒れた谷を下るのは危ないと判断して、明るそうな右岸の稜線に上がることにした。
頼りなさそうな枯れ木の枝を掴んだりして、何とか稜線に這い上がったら、登山道に出会った。正直、ほっとした。
右側を見下ろすと、津田サイエンスヒルズを過ぎてトレイルに入る所にある池と近くの建物の屋根が見えた。やれやれ。
左側の谷筋はうっそうとしていて、早く見切って稜線に上がって良かったと思った。
おそらく、第二京阪の側道から国見山へ登る道標のある場所に下りるのだろうと思っていたら、それよりも大阪よりの場所に下りてきた。道標はまったく無し。
スパバレイ方向に戻って、想定していた道標の場所を通過。
あとは通い慣れた道を家まで帰るだけだったが、久しぶりにちょっとアドベンチャー気分を味わうことができた。
おかげで次回のルートは決まった。
今日、下りてきた道を登って、どこに出るのか確かめたいと思う。