昨日は登山教室の随行で、鈴鹿の銚子ヶ口へ行ってきた。
私にとっても初めての山で、山名を聞くのすら初めてだった。
貸し切りバスで京都駅を7時半にスタート。名神を八日市で下りて、永源寺のそばを通って登山口の杠葉尾(ゆずりお)で下車して、9時半頃に登りだした。
天気予報では好天で、暑くなりそうな気配。しばらく樹林帯をしっかり登る。
木の間に見えるのは釈迦ヶ岳。
片方が切れ落ちたいやらしい部分があったり、滑りやすい急な登りに神経を使わされたりして、2時間少々で肩のような場所に到着した。本峰へはあとひと登り。
期待に反して天候はいまひとつで、冷たい強風が吹き付ける。
登り着いたところはまだ東峰。
ここから数分でようやく銚子ヶ口の山頂(1076.8m)に到着した。私にとっては今年初めての1000m越え。
山頂は狭いので、少し下った広い場所で昼食。ちょうど12時だった。ここは風が当たらないのでゆっくりできた。
このあたりはイワカガミの群生地帯のよう。
昼食後はさらに先へ進んでまずは西峰へ。
ほどなく大峠。
ここから有志で大峠ノ頭(1087m)へ向かう。本日の最高地点。
沢筋には雪が残っている。
大峠に戻って水舟の池へ。
こんな場所にこんな大きな池があるとはちょっと驚き。
途中にはハルリンドウがちらほら。
当初予定の場所はすべてトレースしたので、往路と同じ道を下山に向かう。午後2時前で、今日のコースはなかなかの長丁場だ。
水舟の頭への急登を登り上げる。
その後は来た道を忠実に辿って、午後4時半頃に登山口に下山した。
なかなかシブイ山で、こんな機会でも無ければおそらく来ることも無かっただろうと思う。土曜日にもかかわらず出会った登山者は10人程度で、休日に近場の山へ行くならこういう山がいいなと思った。