清滝山

月曜日は登山教室の随行で滋賀県の清滝山へ行った。元々は4月4日の予定だったのだが、雨のために一週間延期になった。
『清滝』という名前を見ると京都の人間は前日に行った愛宕山麓の清滝を思い出すのだが、実は東海道本線を隔てて伊吹山の南側にある小さな山だった。

このところの登山教室は天気予報では晴れなのに、実際は曇りで気温が低い日が続いていたが、この日は陽が差して好天になりそうだった。ただし冷たい風が吹いていたので、ライトジャケットを着たままで歩き出した。
スタートは東海道本線の柏原駅(かしわばら)。
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中山道の宿場町として栄えた街だそうで、なかなか味のある街並みが残っている。
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中山道からそれて登山口へ向かうと、目の前に清滝山が見える。
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右前方にはつい先日登った伊吹山。
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清滝寺の参道はまだ桜がきれいだ。
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徳源院には京極家の墓所がある。
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境内の道誉ざくらがみごとだったが、ピークは1週間前くらいだっただろうか。
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いよいよ登山道に入る。滑りやすいかなりの急登がしばらく続く。
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登り始めて 20 分くらいで清滝山の山頂(438m)に到着した。山頂には NHK の電波塔が建っている。
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北には伊吹山がど〜ん。
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南は霊仙山と鈴鹿の山(鈴北岳?)。
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柏原の街並みが足元に広がっている。
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昼食を済ませて下山に向かう。
稜線にはミツバツツジ。
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下山路は階段。
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下山した場所は実は清滝寺のすぐ近くで、『清滝のイブキ』という大きなイブキの木がある。
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このあと、一部の人たちは京極家墓所の拝観に向かわれて、他は北畠具行の墓に向かう。
再度ちょっとした山道へ。
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フェンスを開けて少し登ると北畠具行の墓がある。
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山道を少し下ると中山道に合流した。
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ここから中山道をゆっくり 20 分ほど歩いて、柏原駅に帰り着いた。
しかしまだ2時半にもなっていない。
この日は早く終わることが想定されたので、時間があれば霊仙山を目指してみようかと企てていた。
しかし地図にルートを引いてみると、ピークまで 10km くらいある。下山も含めるとほぼ 20km だ。
清滝山から眺めた霊仙もかなり遠かった。
どうしようかと迷ったが、天気も良く、このまま帰るのはあまりにもったいない。
中山道を歩いて醒ヶ井までというのも頭に浮かんだが、元々あまり文化的な人間では無いし、中山道の知識があるわけでもないので、やはり行けるところまで行ってみようと思い、一人で霊仙に向かうことにした。