このところ登山教室の仕事と練習会が重なっていて、今日はほぼ1ヶ月ぶりの練習会だった。
ヘルニア手術後は練習会に行ってもキロ6分くらいのジョグをせいぜい 10km くらいやるだけで、練習と言えるほどの中身の走りはまったくやっていない。
練習らしい練習をやったのはおそらく昨年の9月くらいが最後だったと思う。
そこで、今日は少しはまともな練習をやりたいと思っていた。
昨年の4月に UTMF の参加が決まってからは、山田池での練習コースは1周 8km 弱のクロカンコースばかり走っていたので、通常の周回コース(2.45km)での練習はもう1年以上走っていない。
今日は久しぶりにこの周回コースを、できれば8周行きたいと思っていた。
とは言っても以前のように1周 11 分台というのは到底ムリなので、13 分前後で周回を重ねることができればと思ってスタートした。
スタート直後から単独走になってしまって、1周目は 13’12″。体感的にもそんなところだろうという感じ。
2周目は 12 分台になったようだったが(実際は 12’52″)、タイムはあまり気にしないようにした。
3周目くらいになってちょっと身体が慣れてきた感じ。心拍数は登り坂の終盤では 160 を少し越えているが、それ以外は 140 台なので、まだ余裕がある。
4周目に入ったところで、後ろから息づかいの激しい人が近づいてきた。さっき抜いたベテランの方が追いかけてきたのだろうと思ったところ、私より一回り若い実力派のスピードランナーだった。
私より1周速く走って、オーバーペースになってしまったのかも知れない。
後ろにつかせてほしいとのことだったので、思いもよらない実力派ランナーと併走することになってしまった。
私自身もいささか緊張気味で、後からタイムを見たら4周目は 11’58” で、予想外の 11 分台に突入していた。
5周目以降もほぼ 11 分台で、心拍数は平均で 160 を少し越えるくらいに上がっていた。
不思議なもので、それでも結構しゃべりながら走っていた。決して楽では無かったけれど・・・。
その人が先に8周を走り終えて、ラストの1周はまた単独走になった。
精神的にも体力的にもかなりきつかったが、何とか 12 分ちょうどで走り終えることができた。
最後の3周くらいは坂の上りでは心拍数が 170 くらいまで上がっていた。もうこんな強度まで追い込む走りをすることは無いだろうと思っていたので、まだやればできるということがわかって多少はうれしかった。
結果的には併走してくれた○ンドウさんのおかげです。ありがとうございました。