昨日の随行は篠山の白髪岳(しらがだけ)と松尾山。今回も私にとっては名前を聞くのも初めての山だった。
ほぼ2時間半かけて登山口の福知山線古市駅へ。バスに乗らなくていいのがせめてもの救い。
しばらく車道を歩く。道のそばには丹波名産の黒豆の畑。
ヒガンバナもたくさん咲いていた。
道が北向きになると正面に白髪岳が望める。
舗装が無くなって登りに入るとクリの木がたくさん出てきた。さすがに栽培されているだけあって実が大きい。
1時間15分ほど歩いて林道終点へ到着。
ここから登山道に入るが、少し登ったところに明治時代に銀を掘削した穴の跡が残っていた。
なかなかの急登が続く。稜線に上がると白髪岳がだいぶ近づいてきた。
この先は鎖や固定ロープのある岩稜がしばらく続いて、ちょうど12時頃に白髪岳山頂(722m)に到着した。
360度の展望だが、山がありすぎて何山なのかほとんどわからない。
南には六甲。
東の方には足元に篠山の市街が見える。
昼食後は稜線伝いに松尾山へ。1時間足らずで山頂(687m)に到着。
山頂エリアは城跡で、地面が削られた跡や石垣の一部が残っている。
下山は南へ。少し下ると千年杉だが、北山の芦生杉に比べるとかなり小ぶり。
しばらく下ると卵塔群。
そして高仙寺本堂跡。
沢筋を下ると不動滝。水量が少なくてちょっともの足らない感じ。
ほどなく舗装道路になり、朝に通った三叉路に出て、さらに舗装道路を駅まで歩いた。
今日も蒸し暑い一日だった。もう9月の後半だと言うのに、いったいこの暑さはいつまで続くのだろうか。
UTMF まであと1週間。何とか暑さがおさまってくれることを願うばかりだ。