先月、弘法大師の道へ行った時、ずいぶん体力の低下を感じた。
それでなくても加齢とともに体力が低下してくのに、このところは普段のランニングも質量共に落ちている。
しかしながらもうレースに出ようという気分にはならないし、はっきりした目標が無ければ追い込んだトレーニングもできない。
そうは言ってもこのままずるずるとパフォーマンスが低下していくというのでは困る。今の自分のレベルなりにやりたいと思っていることはまだまだある。
追い込んだトレーニングはもうムリにしても、何か体力低下を極力少なく抑えられる方法が無いかと考えて、月に一度くらいは 40km 超のロング走をやるというのはどうだろうかと思った。
ロードや河川敷を追い込んで長距離走るというのはもはやムリなので、そこそこ走れるトレイルのロング走ならまだできるのではないかと考えた。
ちょうどおあつらえ向きのコースがある。
自宅発で生駒を縦走して王寺まで行くと 45km くらいになる。自宅発なのでアプローチの移動が不要で、今まで何度もやっているのでコースも熟知している。ただしアクシデント等で途中で降りなければならないような事態になるとエスケープルートはあまりよく知らない。
ちょうど昨日(6/23)は天気予報でも不安定と伝えていたので、初めてのエリアに行って雨に降られるよりは、練習モードで割り切った走りにしておいた方がいいだろうと思った。
曇り空の元、7時28分に家を出た。
穂谷川から津田のアルプラの前を通って、スパバレイへ。最近はこの程度の登りも走るのはちょっとつらくなってきた。
今日は練習モードなので国見山はパスして交野山(341m)へ。出発して1時間25分くらい。真ん中の緑のエリアは山田池公園。
くろんど園地の休憩所でぼたもち休憩を取って、ほしだ園地をかすめて飯盛霊園へ。水道を借りて顔を洗う。
住宅街を抜けて堂尾池へ。最近は釣り人を見かけなくなった。
出発して3時間40分くらいで、室池でおにぎり休憩にした。
出発してから4時間くらいでようやく阪奈道路の歩道橋まで来た。距離的には半分くらい。
ドライブウェイのそばの休憩エリアは団体が食事中だったのでパスして、生駒ボウルダーをキロ10分程度のスロージョグで進む。
生駒山山頂に上がる道はまだ通行止めだった。しかし昨年も登っていて様子はわかっているので入った。
登っていると、上からハイカーが下りてくるのに何度か出会った。いずれもわりと高齢のハイカーで、あの崩壊箇所を下りてきたのだろうかとちょっと不思議に思った。
登りが終わって右に曲がっていよいよ崩壊箇所というあたりにさしかかると、直進が通行止めになっていて、左から道が下りてきている。あのハイカー達はこの道を下りてきたようだ。
この石段を上がったらドライブウエイに出た。ここは通行止めになっていなかった。
山頂遊園地は結構賑わっている。三角点(642m)を探してみたけれどやはり見つからず。
少し進んで、自動販売機でコーラを買って休憩した。出発してからほぼ5時間、30km ほど来た。
生駒名物の電波塔。
パノラマ展望台から矢田丘陵を見下ろす。
暗峠は写真だけ撮ってすぐに通過。
ぼくらの広場から大阪市内を見下ろす。
昨年修復工事をしていた車道は完全に復旧しているようで、登山道も元に戻っている。十三峠の石仏。
午後3時前、ようやく信貴山(437m)に到着して、展望場所から金剛山地を望む。ただし霞んでいて遠方は見えない。
車道を走って、大和川にかかる明治橋から信貴山を振り返る。
午後3時42分、王寺駅にゴールした。
いつものように駅前の西友のトイレで着替えて、缶ビールを買って一人打ち上げをやった。
8時間15分、44.5km でした。