三段山

3/26(金)はいよいよ北海道山スキーデビューの日。しかしながら朝起きた時は小雨がぱらついていた。

山は雪かもと期待してとにかく登山口の吹上温泉に向かう。いつの間にやら雨は止んで、路面には雪が出てきた。

曇り空の下、吹上温泉白銀荘に到着した。

*登りが赤、下りが青

準備を整えて、7時半に出発した。

1ヶ月前に新調したシールを初めて着けて、まともな山スキーは 10 年以上ぶりのぶっつけ本番。天気もすっきりしないので期待よりも不安感の方が大きい。

ガイドブックによるとここは初心者コースなので登りは何とかなると思うが、問題は滑り。二年前のようにならないことを祈るのみだ。

今日は三段山に向かう。トレースはいっぱいあって、迷うことは無いだろう。

ジャケットを着てヘルメットも装着して出発したが、ほどなく暑くなってきて、ジャケットを脱いでヘルメットもザックに付けた。

なだらかで広大な斜面が続く。十勝岳は雲に隠れている。

一人、黙々と登り続ける。

部分的に傾斜のきつい場所が出てきたのでクトー(スキーアイゼン)を装着した。

かなり先に先行者が二人見えた。山頂直下の稜線まであと少し。

稜線に登り上げたら山頂が見えた。先行した二人が山頂に見えた。

山頂手前にスキーをデポして、10 時ちょっと過ぎ、三段山(1748m)に到着した。初の北海道山スキーで何とか山頂まで到達できた。セルフタイマーで自撮り。

十勝岳の全貌は見えず。

さて、いよいよ問題の下り。ジャケットにヘルメット、流れ止めの完全装備。雪面は結構堅い。

傾斜がそれほどではないので何とか制御できている。しかし下るとともにガスが濃くなってきた。

風の当たらない場所で腰を下ろしておにぎり休憩にした。

下るにつれて雪質が非常に悪くなってきた。おそらく黄砂のせいだと思う。昨日の富良野スキー場の雪もひどかった。

雪質は悪かったけれど 11 時 13 分、思ったよりもすんなりと白銀荘まで下りてきた。

本当に久しぶりの山スキーで、しかも二年前の失敗の悪夢がまだ頭にこびりついている中、いきなりの北海道で本当にどうなることかと不安ばかりだったが、何とか予定の行程をクリアできてほっとした。

今日は夕方に旭川で人と会う予定があるので、旭川に向かう。

途中、美瑛の道の駅でコロッケ定食を食べた。おいしかった。

実は今日はホテルをとっている。前日の夜に楽天トラベルで予約したもので、一泊 4060 円なり。

旭川の駅は新幹線でも停まるのかと思うほど立派だった。