今、使っている Garmin Forerunner 305 はバッテリーが8時間くらいしか持たず、長距離のトレイルでは最後まで持たないことがあるので、20時間というスペックの Forerunner 910XT がほしいと思っていろいろと調べていたところ、fenix という新しいタイプのものが出ていることを知った。
仕様的には eTrex などのアウトドア用のものが腕時計タイプになったようなもので、ロードランニングにはあまり向かなさそうだ。しかしバッテリー最長50時間とのことで、ルートのウェイポイントが1000まで登録できるというのが魅力的だったので、勢いで購入してしまった。
説明書を良く読むと gps の捕捉を少ない設定にしないと50時間は持たないそうだが、通常の設定でも16時間とのことなので、おおむね十分という感じ。今の 305 よりも若干重くて、操作性や表示なども 305 ほどランニング向きではないので、普段の走りでは 305 を使い続けることになる。
一つ残念だったのは、心拍モニターが共用できると思っていたところ、どうもダメのようだったこと。最初からセットになっているのを購入しておけば安く入手できたのだが、今となっては仕方が無い。
オプションの温度センサーが国内ではまだ販売されていないので、アメリカのショップを検索してみたところ、8ドルくらいの配送料で日本にも送ってもらえるようなので、心拍センサー共に発注した。
早くこれを使ってトレイルに行ってみたいが、残念ながらこれから冬。近場でも山の上は雪があるかも知れないので、コース選択に迷うところだ。
投稿者: まつだ
競技場ペース走
加古川への最後のポイント練習で、競技場でペース走をやった。
目標はキロ4’30″で15000mだが自信がなかったので相棒を誘ってみたが、時間が合わずに結局一人で走ることになった。
途中のペースチェックでは4’40″くらいになっていたのでこれはヤバイかもと思ったが、最初の1000mは4’27″。次の1000mが4’30″に落ちたが、その後はほぼ4’25″でいい感じになってきた。
5000mを越えたあたりから、自分ではペースが落ちているのではないかと感じているのに実際は4’22″くらいに上がって、これでは最後まで持たないだろうと思いながらも行けるところまでと走り続けたら、予想外にそのペースが維持できて、ラストの2000mは4’20″を切るまでペースアップできた。
期待以上の結果に非常に満足しているが、これが本番で吉と出るのか凶と出るのかは微妙なところだ。体感にまかせて走るとオーバーペースになりそうな気がする。
ちょうどいい感じで4’35″くらいでいけるといいのだが・・・。
カメの子駅伝
日曜日のカメの子駅伝は、これまでの走歴でも記憶に無いくらいの悲惨な走りになった。
1区間4kmを4人でつなぐ。今回、私は3区。他の3人は私より10歳ほど年下ばかりだが、走りの実績では彼らをはるかに上回っており、おおむねいつも最高タイムで走ってきた。
今回の1区はその中でも高校時代は陸上部という経験者で、マラソンも何度か走っている。彼が昨年あたりからまたランニングに熱を入れているようで、今回も15分少々という好タイムで帰ってきた。
これを上回るのは到底ムリとは思ったが、はやり刺激を受けて、たすきを受けるなりトップスピードで飛び出した。身体の調子をはかりながら、限界ぎりぎり手前くらいのつもりで走り出し、少し下ってからの上り坂を息を荒げながら駆け上がった。
まだ少しは余裕があるつもりでいたが、坂を上り終えると冷たい向かい風にあおられて、一気に体力消耗!!。ほんの少し前までの勢いはどこへやら、『これはえらいことになった』と不安が頭をよぎる。
早くもペースダウンし、折り返してからは『ゴールまで戻れないのではないか』と本気で不安になり、リタイアが頭に浮かぶ有様。
とにかく何とかゴールまでという思いだけで、もはやペース云々ではなく、とにかく倒れてしまわないようにということだけを考えて重い脚を前に進めた。
何とかたすきを繋げそうという気持ちになったのは、中継地点手前30mほどの折り返しを過ぎてから。たすきを渡したらその場で倒れてしまうのではないかと思ったが、何とかこらえてコースの横に出てうずくまった。18分以上かかった。
止まると胸が苦しくなってきたので、ウエアを着てしばらくあたりをうろうろと歩き回っていた。かなり心臓に負荷がかかったようで、一歩間違えれば危ない状況だったように思う。
レース後はいつものようにプチ宴会モードで、寒風の中、ビールとモツ鍋、おでんなどで歓談した。
それにしても悲惨な走りだった。どうもクラブでの練習を始めてから、自分の本当の能力以上にスピードがついたようで、短い距離でついオーバーペースで飛び出してしまうようになったような気がする。ペース感覚が以前とは随分違ってきているようだ。自重しなければ。
山田池練習会
今日は山田池で練習会。
朝、起きたときはずいぶん寒かったが出かけるときは結構あたたかく、アップのジョグでは少し汗ばむくらいだった。ところがまた風が出てきて冷えてきて、本練習の間は結構寒かった。
追い込みすぎず、余裕を残しすぎずという微妙なところでの走りを想定していたが、予定外の時計電池切れというハプニングのおかげでタイムには追われずに結果的にはちょうどいい強度の練習ができた。
明日は1年ぶりの駅伝。ずいぶん冷え込みそうなので、暖かめのウエアを用意した。短い距離をトップスピードで行くのは随分久しぶりなので、どれくらいのタイムで走れるのか自分でも楽しみだ。
山田池ペース走
今日は山田池でペース走をやった。と言うか、ペース走になってしまった。
23日の加古川に向けて練習量を抑えるべきか、そこそこは追い込むべきか、気持ちが揺れている。11月にフルを2回走ったので、このあたりで少し休養を入れた方がいいような気もするし、2回のフルの影響で11月の走行距離が久しぶりに400kmに届かなかったので、これではまずいんじゃないかという気持ちが錯綜している。
キロ4分半のペースに慣れておきたいと思う反面、やり過ぎると疲れが残りそうという不安も少なくない。
今日も中途半端な気持ちで走り出したが、山田池に入ると自然とペースが上がって、後半はかなり本気モードになってしまった。
まぁいいか。なるようにしかならん。日曜日は久しぶりの駅伝だが、土曜日の練習会は20kmのペース走を行くつもりだ。
山田池練習会
今日は山田池で練習会。福知山、大阪とレースが続いた後で、参加者が多かった。
予定は1周12分弱のペースで10周、約25km。ちょうどいいペースのグループができて、4周目まではおおむね予定通りのペースでいけたが、5周目からは少しペースアップ。
6周で終える人がスパートしたのは追わずに、11’40″くらいで8周まで二人で併走。もう一人が8周で終えたので、あと2周を一人でふんばる。9周目はそこそこのペースを保てたが、最後はペースダウン。マラソンの終盤のようなきつさだった。しかし何とかギリギリ11分台で走り終えることができた。
しかし終わってから家までのジョグは予想以上のつぶれかたで、途中から走れなくなってとぼとぼと歩いて帰ってきた。失望と、ここまで追い込んだ走りができたことに対する満足感と、両方が入り交じった複雑な気分だった。
まぁ、この週末はよくがんばんったということにしておこう。
競技場で変化走
3日ほど前までは、今日は久しぶりに気分転換にくろんど池トレイルに行こうかと思っていたのだが、福知山の疲れがそれほどではなかったのと、福知山の前半の成果と終盤の内容が頭から離れず、加古川のためにスピード練習をやることにした。
ちょうど競技場が個人使用できるので1000m+1000mを4’50″+4’15″で10本というメニューを立てた。正直、この設定が維持できるかどうか自信が無かったが、相棒を誘ったら来るということだったので、何が何でも走りきるしかない。
1本目は4’51″+4’11″で、やや速めだが思ったより楽に走れた。2本目は4’52″+4’16″、3本目は4’45″+4’14″で、このあたりから調子が良くなってきた。
この後はほぼ3本目と同じペースで、4本目あたりからは久しぶりにランニングハイの気分になった。とは言ってもペースはこれ以上はムリという感じ。
相棒は4本目あたりから少し息が荒くなってちょっときつそうだったが、離れることはなくしっかり着いてきてくれている。スタミナはぼくよりずっとあるのでこれくらいは大丈夫のはずだ。
いつもの競技場での練習会よりも人が少なくて、かなり走りやすかった。終盤になってもペースが落ちることもなく、キツさも最初からほぼずっと同じという感じで、本当にうまく走れたと思う。
一人でも同じくらいに走れたかも知れないが、気分良く走れたのはやはり相棒がいてくれたおかげだ。
明日は山田池で練習会。あまりムリのないペースで10周(約25km)行きたいと思っているが・・・。
淀川ペース走
今日は淀川で5kmのペース走をやった。前半がキロ4分35秒、後半がキロ4分30秒。福知山からまだ5日だが、以外と楽に走れた。
なぜかモチベーションが上がってきている。レースでは思うような結果が出ていないのに、なぜか練習では気持ちが切れない。どういうわけか自分でもさっぱりわからないが、モチベーションが落ちるよりはいいだろう。
今度の土曜日は個人練習で競技場でスピード練習をやってみようかと思う。
大阪マラソン観戦
日曜日は大阪マラソンにチームのメンバーがたくさん出場するので、仲間と応援に行ってきた。
集合は森ノ宮で、京橋からスタート地点の大阪城公園を歩いて行った。多くのランナーが出発前で忙しそうにしており、ほんの2日前は自分が似たような場(人数ははるかに少ないけれど)にいたのがずっと以前の事のように感じてしまった。
森ノ宮で声援を送った後は地下鉄で難波に移動。難波では道路の両側で2回声援を送ってから、ゴールのコスモスクエアへ向かう。
42kmポイントのすぐそばにいたところ、チームトップが2時間30分ほどで通過して行った。結果は2時間32分台の自己ベスト更新!!。そのすぐ後にリディア・シモンが通過。
次にはチームの女性トップが2時間45分くらいで通過。これも自己ベスト更新の2時間47分台。おめでとう!!
次の仲間はぼくは見落としてしまったのだけれど、2日前の福知山をサブスリーで走ったベテランが今回もサブスリーでゴール!! すごいとしか言いようが無い。
大都市のど真ん中を走るレースは声援の途切れることがなく、こんな中を走れたら気持ちいいだろうなという気はするが、スムーズに走れるようになるまでが大変だ。トイレなどもままならないし、スタートのずっと前から並んでいなければならない。実際にエントリーしたいかと言うとやはり微妙なところだ。
4時間くらいまで見てからこのサブスリーでゴールした彼氏と合流して4人で宴会場の京橋へ行って、時間があるので焼鳥屋で早くもビール。
その後、宴会、そして2次会と、遅くまで呑んでしまって、昨日はずっと体調が悪かった。
福知山の疲れももうほとんど取れたようなので、また次の加古川に向けて徐々に練習モードに入って行こうかと思う。
福知山マラソン
昨日は福知山マラソンだった。朝から雨だったが、福知山地方の天気予報ではちょうどレースの時間帯は曇りとなっていたので、それを期待して車で福知山へ向かった。
相棒を乗せて高速へ向かうが、こんな時間なのに早くも部分的に渋滞している。ようやくスムーズに走れるようになっておしゃべりに夢中になっていたら吉川のジャンクションを見落として、福崎まで行ってしまう。料金所の手前が開いていたので反対車線にUターンして戻って、福知山へ降り立ったのはすでに8時頃。雨はいつしか止んでいた。
ここから駐車場に入るまではまたまた大渋滞で1時間ほどかかり、会場でも受付を済ませてからアリーナへ入るのがまたまた大渋滞。雨でみんな中へ入ってくるので、入る人と出る人が交錯して、ほとんど満員の通勤電車状態だ。
何とか無理矢理なスペースに荷物置いたが、もうスタートまであと1時間しかない。スタート地点に入る時間を考えると、もうトイレに行って準備を整えるのは絶望的な時間になってしまった。
相棒は体調の悪さもあって、もうほとんどあきらめ気分になっているし、こちらも半ばあきらめ気分だったが、おにぎりを食べながらとにかく着替える。気温をそんなに低そうではなかったのでランシャツとランパンにして、薄い手袋をする。
トイレは大はもうあきらめて、行きたくなったらコース上のトイレに行くことにして、路の脇に入って小用をすませてスタート地点に入る。受付でもらったビニールのことをすっかり忘れてきてしまって、ランシャツだけだった時に雨が降って身体が冷えてくる。一旦着替えに戻って、最後尾から練習モードでの走りにしようかという気持ちにもなったが、せっかく並んだのでとにかくこのままスタートすることにした。
2番目のブロックからのスタートだったので、ロスタイムは1分くらいでスタートゲートを越えることができた。寒くて少し身体が震える。スタート直後はまだまだ混雑していて自分のペースでは走れないが、オーバーペースにならなくてかえって良いかも知れない。
最初の1kmはほぼ5分ちょうど。まぁこんなものだろう。昨年はもう少し後ろのブロックからのスタートだったので、自分のペースで走れるようになるまで15分くらいかかったが、今年はもうほとんどスムーズに走れるようになった。
2kmを越えたあたりだったろうか、前方に相棒の姿が見えた。どうしているか非常に気になっていたので、前を走っているのが見えて本当に安心した。この先どうなるかはわからないが、とにかくきっちりとスタートはできたようで、これで自分もほっとすることができた。
5km通過は23分少々だったが、相棒を確認できた安心感で、徐々にペースが上がってきた。キロ4分30秒くらいになっている。心拍数は160少々で、これは明かなオーバーペースだが、今回はあえてこのまま押してみようという気持ちになった。横浜国際女子マラソンの日本選手にもがっかりしたし・・・。
このコースはところどころ小さなアップダウンがあるが、登りはあまりムリをしないようにして、今のリズムを維持することを心がけて走った。ペースはおおむね4分30秒から25秒くらい。ちょっとペースが落ちたかなと感じて時計を見ても、実際は4分25秒くらいという感じだった。
18kmくらいだっただろうか、前方に相棒の姿が見えた。もうペースダウンしてきたのかと思っていたのだが、後からタイムを見てみるとぼく方がペースアップしていたようだ、追いついて一緒に走れば気分的に楽になれるかもしれないと思ったが、一気に追いつくにはまだ距離がありすぎる。ここはぐっと抑えてペースを乱さないようにする。
19kmくらいでは相棒のほんのすぐ後ろまで来たが、相棒のそばにはちょうど同じペースで走っているランナーが二人ほどいて、横に並ぶことができないので、そのまますぐ後ろに付く。
中間地点は1時間35分台。昨年以降のマラソンでは最高速で、このまま最後まで行けるとはとても思えないが、終盤つぶれるのを覚悟で行けるところまで行くことにする。
25kmを過ぎたあたりでようやく相棒と並んで少し言葉を交わしたが、相棒が給水を取ったタイミングでぼくが少し前に出る。しかしほどなく相棒が前を行くようになって、結局最後までじわじわと離され続けることになった。
30kmに近づくとさすがにペースが落ちてきて、25kmから30kmは23分台になった。わずかな登りがつらくて、これまでのオーバーペースのつけが一気にやってきた感じだ。しかし相棒も同じような状況のようで、前を行くとはいうもののじわじわとしか離れていかない。
30kmから35kmまでは24分以上かかって、キロ5分までペースが落ちてきた。35kmを過ぎてからは気持ちも弱気になってきて、足が硬直して、ゴールまでたどり着けないのではないかという不安が頭をよぎるようになってきた。
歩いてしまいたい気持ちを必死でこらえて、かわりにエイドポイントでは止まってチョコレートを口に入れたり、スポーツドリンクをゆっくり飲んだりした。
40kmを過ぎてからはあと少しという気持ちよりも最後の登りがどうなるかという不安の方が大きく、ちょうどトイレがあったので、トイレに行きたい状態ではなかったが、少しでも足を休めてリズムを変えたいという気持ちでトイレに入って、再び走り出した。
このトイレ休憩はたぶんほんの20秒くらいだったと思うが、気分転換の効果はあったようだ。
最後の登りはやはりきつかったが、上に歩道橋が見えた時には何とかあそこまでがんばろうと、必死でこらえた。昨年はもっときつかったように思う。
坂を登り切って右にまがると、すぐ前にゴールが見える。この大会のゴールは他には無い独特の感激がある。ゴールタイムは3時間24分22秒。ゴール直後に縁石に腰を下ろしていたら、ゆっくりでも前に行くように案内されて、致し方なく立ち上がって先へ進んだ。
完走証と完走Tシャツをもらったら、相棒が待っていてくれた。3時間20分ほどでゴールした模様。良かった良かった。
サービスのぜんざいと豚汁で身体を温めて、お互い完走できた安堵感を漂わせて、荷物を置いているアリーナへ入った。
3時間20分以内という目標には届かなかったが、キロ4分30秒のペースで25kmまで行けたことは少し自信にはなった。終盤ペースダウンしたものの、2月の木津川の時ほどひどくなかったし、ほぼ限界という状態だったが何とか最後まで気持ちを切らさずに走りきることができた。
ただ、キロ4分30秒はやはりオーバーペースだということははっきりわかった。心拍数160はやはり追い込みすぎだ。おそらく淀川の時のように155くらいで、ペースとしてはキロ4分35秒から40秒くらいが限界という気がする。来月の加古川ではこれで行ってみたい。