国境高原スノーパーク

年末の降雪で国境も滑れるようになっていたが、正月休みの混雑を避けて 1/5(水)に滑り初めに行ってきた。

近畿地方は年末から正月にかけては中南部ではおおむね好天だったけれど、北部はずっと雪模様だった。天気が回復するのは週末になりそうだったので、降雪覚悟で出かけた。

リフト運行開始前の8時頃に着いたが、予想通りの雪。気分が乗らない。

しかしリフト運行開始の8時半頃になると雪が止んで、少し晴れ間も出てきた。

しかしそれも束の間で、ほぼ終日小雪が舞っていた。

もっといい雪が積もっているのかと思っていたが意外に堅雪でちょっと期待外れ。

ひとつラッキーだったのは、シニア割引のために運転免許証を出したところ、一緒に入れていた JAF の会員証がひっついて出てきて、それを見た窓口の方が「JAFの会員さんですね」と言われて 200 円の割引とソフトドリンクのサービスが受けられたこと。

JAF は昨年の北海道遠征に備えて入会したのだが、かなり多くの施設で割り引きサービスが得られるにもかかわらず、それが非常にわかりにくい。意図的にわかりにくくしているのではないかとすら思ってしまう。

グランスノー奥伊吹スキー場

12/23(木)は滋賀県のグランスノー奥伊吹スキー場で練習してきた。

先週末にまとまった雪が降って、ようやくここもオープンした。と言っても行くのは初めて。以前から知ってはいたけれど、休日は非常に混雑するという話を聞いていて、さらに高速代もかかるので、これまでは足が向かなかった。

朝5時過ぎに家を出て、途中で朝食休憩を取って、8時過ぎに到着した。

雪質はかなりガリガリで、ところどころ地面が出かかっていたりと、期待したほどのコンディションではなかったが、横手山と違ってリフトや休憩所などの設備が整っていて、それなりに滑りこむことはできた。

朝8時から夕方5時までオープンしていて、うまいコース設定がされていてわりと長い距離が滑れるので、また来てもいいかなと感じた。休日は混雑するというのがわかる気がした。

三上山

12/19(日)は講座で湖東の三上山へ行ってきた。三上山は近江富士とも呼ばれる美しい山。個人的には登山で来るのは初めてだが、5年前に陸上クラブの合宿で来た時に登った。

JR野洲駅に集合して、ここから歩いて行く。今日も寒くて風が強い。

次第に近づいてきた。

ふもとの御上(みかみ)神社。

サクラが咲いていた。

住宅街から山道に入る。

整備された道を上がって割岩へ。隙間は狭くてザックを下ろさないと通れない。

岩場をしばらく上がると展望台へ。真ん中に金勝アルプス。左は阿星山

さらに登って山頂の御上神社奥社。

昼前に山頂(432m)に到着して、ここで昼食にした。山頂にあった温度計は2度を指していた。

下山はまずは東側に向かってから北上する。足元に希望が丘公園が見える。右の方は5月に歩いた天山あたりの山々。

三上山を振り返る。ところどころ白くなっているのは残雪。

琵琶湖の向こうに比叡山。朝方は雪をかぶっていたがすでに消えている。

岩のトンネルをくぐる。ひょっとして古墳のあと? 石舞台古墳のミニチュア版のような感じ。

時間があるので展望台まで足をのばした。真ん中の建物は陸上クラブの合宿の時に泊まった施設。向こうの山は6月に行った菩提寺山

少し戻って西側の沢筋を林道に下りた。ツツジの花が咲いていた。

ここにも三上神社。

その後はしばらく車道を歩いて、3時前に野洲駅に戻ってきた。

風が強くて寒い一日だった。

横手山・渋峠スキー場

12/15(水)、16(木)は志賀高原の横手山・渋峠スキー場に行ってきた。

先月末にまとまった雪が降って随所のスキー場がオープンして、私も岐阜県のスキー場に2回行ったが、その後はまとまった雪が降らず、信州のスキー場も含めて滑れるエリアが減っていく一方だった。そのために致し方なく志賀高原まで遠出することにした。

志賀高原は20年ほど前には家族でしばしば出かけたが、嫁がスキーに行かなくなったのと私は山スキーがメインになったので、すっかりご無沙汰になっていた。

昔は一の瀬や高天ヶ原がメインだったが、このあたりはまだ十分なエリアが滑れない。そこで、今一番広く滑れそうな横手山に行くことにした。ここはこれまでに行ったことが無い。

14日の午後に家を出て、高速のパーキングで夜を過ごしてから横手山に向かった。志賀高原のエリアに近づくと路面に雪が出てきて、蓮池あたりまで来ると道は完全に雪に覆われていた。慎重に運転して無事駐車場に到着した。

まずは目の前のリフトで上がって初心者コースを下りてみる。期待に反して雪質が悪い。しばらく新雪が降っていないのだろう。朝でまだ気温が低いので雪が堅い。

その後は中級斜面で練習したが、滑れる斜面は意外と少ない。練習目的で来ているので構わないが、遊びで来たスキーヤーなら半日くらいで飽きてしまうんじゃないだろうか。

リフトなどの設備も古くて、20年前の一の瀬に比べても古風なスキー場だ。まるで学生時代に遡りしたような感覚。

横手山の山頂は標高が 2307m あって、スキー場としては日本最高地点。

正面には 10 月に訪れた妙高黒姫戸隠の山々。

その左は北アルプス。

実は富士山も見えていたのだが写真を撮り損ねた。

横手山の反対側には渋峠のゲレンデがある。ここは初中級程度の斜面で、斜面の横に非圧雪のエリアが少しあったので何度かそこに入ってみた。ただしまだヤブが出ていて、しばらく新雪が降っていないので固くて滑りにくかった。

温泉は湯田中駅そばの「楓の湯」へ。何と入浴料 300 円で石鹸シャンプー付き。おまけに露天まであった。

昨夜からこのあたりは大雪のようで、岐阜などのスキー場も来週にはまたたっぷり滑れるようになるだろう。

向山

12/8(水)は京都一周トレイルの講座で向山(むかいやま)を歩いてきた。

叡電の二ノ瀬駅を出発して夜泣峠に向かう。

線路脇の守谷神社。中には立ち入れなくなっている。

三年前の台風で崩れた登山路は迂回路がもう正規ルートのようになっている。

神社から30分少々で夜泣峠に到着した。

さらに20分少々で向山(426m)に到着。本日の最高標高地点。木が茂ってきてあまり展望が無い。

さらに15分ほど進んで、いつものベンチのある場所で昼食にした。

下りの途中で少し京都市内方面が望めた。真ん中は大文字山。

40分ほどで山幸橋のたもとまで下りてきた。

このあとはしばらく車道で、その後クリーンセンターの公園を抜けて市原の集落を歩いて市原駅に向かう。

2時前に市原駅で解散した。出発時は小雨がパラついていたが、何とか雨に降られることなく終えることができた。

スノーウエーブパーク白鳥高原

12/3(金)は今シーズン2回目のスキーで月曜日のウィングヒルズ白鳥のすぐそばのスノーウエーブパーク白鳥高原へ行った。

ホームページによるとほぼ全面滑走可能になっているらしい。しかも自然雪で。

先日同様に高速の途中で居眠りしたり朝食をとったりしながら、リフト運行開始の8時を少し過ぎた頃に到着した。平日にもかかわらずすでに結構な車が停まっていた。

いざゲレンデに出てみると運行しているリフトはゲレンデの下半分の数百メートルくらいのスロープの部分だけで、スロープの横幅はウィングヒルズに比べるとはるかに広いものの、距離が短いのであっという間に終わってしまう。リフト乗り場の直前に少し登り坂があるのでボードの人は面倒だと思う。

しかし1時間少々したらゲレンデ最上部まで上がれるリフトが運行開始となった。

全般的に設備はウィングヒルズに比べると古くて、リフトも遅いダブルリフトで時間がかかるが、上まであがるとそれなりの変化もあって滑走距離も長くなった。

今日は逆にウィングヒルズを眺める。結構大きなスキー場だが現在オープンしているのは真ん中の左側の3分の2くらいのスロープのみ。

まだまだ積雪は十分ではないけれど、途中には自然雪の未整地斜面を滑ることもできた。

シーズン初めのこの時期に何とか日帰りできるエリアでこういう斜面を滑れるとは思っていなかったので、ちょっとうれしかった。

このスキー場は初めてだったが、全般的に疎林でどこでも滑れそうで、雪がしっかり積もったらプチ山スキー気分も味わえそう。

リフト券はシニア料金 2500 円と安くて平日だと駐車場もタダなので、高速料金がかかるのを我慢すればなかなかいいゲレンデだと思った。

ウィングヒルズ白鳥

11/29(月)は今シーズン初スキーで岐阜のウィングヒルズ白鳥へ行ってきた。ここは 10 年以上前に何度か来たことがある。

今月中旬のオープン当初はまるでゴルフ場にトイレットペーパーを転がせたような状況だったが、先週後半の降雪で一気にスキー場らしくなってきた。

とは言っても実際に滑れるのは多少は幅が広くなった人工雪コース1本だけなので、混雑が予想される週末は避けて平日に行くことにした。

高速の深夜割引を使うために朝3時に起きて出かけたが、さすがに途中で眠くなってパーキングで居眠りして、リフト運行開始の8時を過ぎてからようやく到着した。

平日なので駐車場はタダ。昔は週末もタダだったような気がするが。屋根付きのエリアはすでに結構いっぱい停まっていた。

一見、全面滑れそうに見えるが、実際は真ん中の盛り上がった部分のみ。

出だしの部分がちょっとだけ急斜面になっているので最初はちょっと緊張したが、心配した雪質もそれほど悪くなかったのですぐに慣れた。オープン当初の人工雪だけの時は午前中はアイスバーンのガリガリだったようだが、先週後半の自然雪のおかげでかなり状況は改善された模様。あせって早く来なくて良かった。

コースは1本だけだが距離が 1000m くらいあるので、それなりの滑った感は得られる。

平日の割には人が多いようにも感じたが、それはコース1本でリフトも1本しか動いていないからで、リフト待ちは多くても5台待ちくらいで、リフトを下りたらすぐに滑って、そのままリフト乗り場に直行というのをずっと繰り返した。

上からは対岸にスノーウェーブパーク白鳥高原が見える。ここもすでにオープンしている。

昼食とコーヒーブレークの2回の休憩をはさんで、リフト終了の4時までネズミの回し車のごとく滑り続けた。

先週後半の全国的な降雪のおかげで随所でスキー場がオープンしている。この雪が根雪になるかどうかは今後の天候によるが、早く前面滑走可能になってほしい。もちろん山スキーができるようになるのが一番いいのだが、それにはまだしばらくかかりそうだ。

峰床山

11/21(日)は講座で京都北山の峰床山へ行ってきた。

JR堅田駅からバスで葛川中村へ。ここから山に入る。

しばらくは江賀谷の朽ちた林道を行く。

50分ほどで右の谷に入る。

飛び石伝いに沢を渡る。

近年の豪雨などで道は荒れている。

かなりの急登や急斜面のトラバースなどを1時間あまり繰り返して、ようやく八丁平のエリアまでたどり着いた。

ここからはわずかで八丁平の広場に出て、ここで昼食にした。

昼食後は高層湿原のエリアをぐるっと周る。あまり湿原という感じはしない。

昔、新心荘のあった場所。

午後1時過ぎに峰床山(969.9m)に到着した。完全に京都にある山の最高峰。皆子山(971.3m)は滋賀県との県境にある。

遠くには愛宕山が見えた。

少し下った展望場所から皆子山。

しばらく下って林道を渡る。

下山は大悲山口のバス停に向かうのだが、バスの時間にはまだまだ余裕があるので、三本杉を経由して行こうということになった。しかしすでに疲れている人が二人ほどおられたので、この先でそのお二人を私がショートカットルートにお連れすることになった。

ところがここで大失敗!!。谷を下りなければならないのだが、そこにあった道標をちらっと見て朽ちた林道の方へ進んでしまった。

何か変だなと思っていたら稜線を辿ってきた本隊と再会してしまった。その後、稜線を忠実に辿る本隊と分かれてそのまま林道で下ったのだが、ずいぶん大回りになってしまって、お二人には大きな迷惑をかけることになった。

三本杉は我々が辿った道からも寄り道できるので立ち寄ってみたところ、ちょうど下りてきた本隊と同じタイミングだった。

ここは来るたびに近寄れなくなってきて、前回辿った道は迂回路を行くようになっていた。

峰定寺(ぶじょうじ)は入れなくなっているらしい。

林道を歩くうちに日が暮れて、午後5時を過ぎて暗くなってからようやくバス停に到着した。

それにしても何たるミス!!。しっかりと地図で確認すべきだった。以前に歩いたことがあるとは言っても7年前の一度だけ。決してあってはならないことである。猛省。

江文峠、薬王坂

11/10(水)は京都一周トレイルの講座で江文峠、薬王坂を歩いてきた。

戸寺のバス停を出発して、高野川の川縁から金比羅山(左)。一つ小さなピークをおいて翆黛山(右)。

比良山系も見える(真ん中奥)。

江文神社でトイレ休憩。

沢沿いを少し登って、いったん車道に出て江文峠へ。

静原の集落を歩く。

静原神社のそばの公園で昼食にした。

薬王坂への途中の板碑は木が倒壊して無残に倒れていた。

ひと登りして薬王坂(やっこうさか)に到着した。

いつも通り、横道にそれて竜王岳へ寄り道。

20分ほど登って竜王岳の山頂(500m)へ。

ここからは鞍馬寺を眺めることができる。

鞍馬に下りてから駅と反対の花背峠の方に少し歩くと、江戸時代の町屋の形態を残している「匠斎庵(しょうさいあん)」がある。

鞍馬寺は多少は観光客が戻ってきている様子。

2時20分に鞍馬駅に到着して解散した。

1年ほど続いた市原から鞍馬までの土砂崩れによる不通が9月にようやく復旧したので、無事電車で帰ることができた。

くろんど園地

11/8(月)は講座でくろんど園地(生駒市北部)に行ってきた。くろんど園地はかつてのトレラン定番コースでこれまでに何十回も行っているが、このところはすっかりご無沙汰している。

出発は京阪の河内森駅。

まずは天田神社に参拝。ずいぶん古い神社らしい。

このあと獅子窟寺に向かうが、かなりの急坂が続く。

獅子窟寺は役小角(役行者)の開基で、行基が堂塔を建てたという歴史のあるお寺。その後、空海もこの山で修行した。国宝の薬師仏がある。

修行の山らしく、大きな岩が随所にある。

八丈岩に登る。これはほんの頭の部分だけで、実は非常に大きな岩。ただし上からの眺望はほとんど無かった。

くろんど園地のエリアに入って、展望台で昼食にした。

ここの上からようやくくろんど池が見えた。

昼食後はくろんど園地最高地点の鉄塔へ。ここには三角点がある(318.7m)。

山名がついているようだが・・・。

ようやく八つ橋で良く知っている林道に合流した。

そして久しぶりのくろんど池。

そばには相撲部屋の稽古場が設えられていた。

その後は私市(きさいち)に向かう。

岩窟の奥に小さな滝がかかっている。

月の輪の滝。正直言ってショボい。

午後2時半、京阪私市駅で解散した。

くろんど園地には何度も行っているが、今回歩いたのは大半がこれまで歩いたことのない道で、なかなか新鮮で楽しかった。