志賀高原エクストリームトライアングルは悪天が予想されたにも関わらず、白地のポリエステルの長袖ジップシャツで走った(歩いた?)。上半身が地面に着くようなハデな転倒は一度しか無かったはずだが、終わってみるとシャツが泥まみれになっていた。
帰ってからお湯につけたりして二回ほど入念に洗ったが、ひどい汚れはほとんど落ちなかった。お気に入りのシャツだったのでひどくがっかりして、困った時の最後の手段で YAHOO 知恵袋で尋ねてみたところ、『クリーニング店に相談してみたら』という回答が返ってきた。
目から鱗だった!!。さっそく近所で自家洗いしている店に持って行ったところ、信じられないくらい真っ白になって返ってきた。しかも通常の長袖シャツ料金だけだった。
せめて離れて見た時に汚れが目立たない程度になってくれればと思っていたのだが、近くで目をこらしてみたら少し汚れが残っている部分があるというレベルまできれいになっていた。
店にとってどの程度のレベルの仕事だったのかはわからないが、やはり困ったときはプロにまかせるべきだと再認識した。
それで気分が良くなったのか、久しぶりにロードレースにエントリーした。12/7 の八幡市民マラソンのハーフ。
参加費 1,000 円という今時あり得ない大会で、これまでは知らないうちにエントリーが終わっていたのだが、今日たまたま思い出して調べたところ、今日からエントリーが始まっていた。
ロードレースはもうほぼ引退気分なのだが、たまには走っておかないとタイムの劣化に一段と拍車がかかってしまう。
ちょうどいい大会にエントリーできて、今日はハッピーな気分だ。
八淵の滝
昨日は登山教室の随行で比良の八淵の滝へ行ってきた。
このところずっと天候が不安定で、高島へ向かう電車から眺める比良連邦は半分より上はすべてガスがかかっており、好天は期待できないコンディションだった。
当初の予定では八淵の滝を最下流から登る予定だったが、下部の鎖場が崩壊しているという情報があったため、大擂鉢までは普通の登山道を行くことにした。
より大きな地図で 八淵の滝 を表示
登山道の入り口には道がかなり荒れているので注意するようにという看板がいくつも見受けられたが、大擂鉢までは無事に到着した。
この先、貴船滝などいくつかの難所がある。水量が多いと渡渉できない可能性もあるので、ここで対岸に渡って武奈ガ岳へ向かうルートを少し行って、貴船滝の上に戻るルートも考えられたが、ここの渡渉地点の鎖も崩壊しており、胸まで水につからないと対岸へ渡ることができない。
とにかく沢沿いの道をこのまま上がって、もし貴船滝が渡れなければ戻ってくるということで上部へ向かった。
貴船滝下の渡渉地点は、一旦くさり場を下ってから鎖の張られた流れを渡って、また対岸のくさり場を登って行く。
この下りでは安全のためにロープを張って、さらに一人ずつロープで確保しながら下ってもらった。20 名ほど全員が渡り終えるのに1時間くらいかかった。
このあともいくつかのくさり場を慎重に越えて、七遍返しのところで昼食。
その後はオガサカ道から稜線に向かって、比良明神でお参りをしておいた。
北比良峠からはうっすらと武奈ガ岳を望むことができた。
ここからはダケ道を経由して大山口、イン谷口と下りて行った。イン谷口についたのはちょうど4時頃だった。ここで解散ということになった。ちょうどそのタイミングで雨が降り出してきた。
ここで何と、以前に京都岳連で一緒に遭難対策委員をやっていて、その後理事長も務められた方に偶然出会った。イベントのお手伝いなどを頼まれたので、『よろこんで』と返事しておいた。
ここから比良駅までバスがあるが、本数が少ない。しかし 30 分後くらいには次のバスがあるようだ。
歩いても 30 分くらいなので歩こうと思っていて、半分以上の方は歩き出されていた。しかし私は出会った知り合いの方と少し話をしていて、そうこうするうちに雨が強くなってきた。
雨の中を歩くのが面倒になって、次のバスを待つことにしたが、ほどなく雨が非常に強くなってきた。もはやどしゃぶりだ。あっと言う間に道の脇が川のようになってきた。
ちょうど駅に着いた時、早く歩いた人たちがすでに駅に着いていたが、みなさんずぶ濡れになられたようだ。
その後の電車の乗り継ぎはスムーズで、6時半頃には家に帰ることができた。
Herbie Hancock ライブ
昨日は Herbie Hancock のライブだった。
会場の森ノ宮ピロティホールは全席 1000 名程度のやや小ぶりな会場なのだが、なぜか後方3分の1くらいはすべて空席になっている。それより前はほぼ満員状態だったが、おそらく観客は数百人くらいだったと思う。
これまでに Herbie Hancock のライブは何度も言っているが、野外のフェスティバルだったり、大きな会場ばかりだったので、この客の少なさは以外だった。それでもまだ当日券を売っているくらいだった。
今回の目玉は Hancock よりはドラムの Vinnie Colaiuta。Jeff Back のバンドで演奏しているのを見て驚いて、機会があればぜひ生で見てみたいと思っていた。
バンドメンバーはあとベースの James Genus とギターの Lionel Loueke。二人とも知らないが、James Genus は Brecker Brothers にいたらしい。
オープニングは予想通りの Actual Proof。Colaiuta のドラムは期待に違わず素晴らしい!!。私が生で見た中では Tony Williams(故人)、Jack DeJohnette に並ぶ世界最高レベルのドラマーだ。
その後は Watermelon Man や Cantalope Island など、ほぼすべて 60 年代から 70 年代の曲ばかりだった。唯一の例外はアンコールで Rockit のリフだけをやったくらい。それもすぐに Cameleon に移っていった。
Hancock はもう年も年なので(74)、あまり熱い演奏は期待していなかったのだが、予想をはるかに上回る素晴らしい演奏だった。これまでに見たのはすべてアコースティックバンドばかりで、エレクトリックは初めてだったが、これまでで一番良かったのではないかと感じた。
ただ、15,000 円はちょっと高いなという感じ。12,000 円くらいが妥当なところだ。また、個人的な好みで言えばやはり Hancock はウッドベースのアコースティックバンドの方が好きだ。
とは言え、期待が大きすぎてちょっと不完全燃焼だった Jeff Beck に較べると、予想以上に素晴らしいライブで、満足感を感じながら大阪城公園をジョグして京橋に戻った。
エクストリームトライアングル2014リザルト
エクストリームトライアングルのリザルトが公開された。参加者 516 名、完走者 315 名で、完走率 61% とのこと。
関門通過タイムを細かく見てみると、第2関門を私より1時間ほど前に通過して完走した人が一人いたが、完走者のほとんどは2時間以上前に通過されている。
ギリギリ完走くらいの人はだいたい最終セクションが8時間くらいかかっているので、私の見通しはおおむね当たっていたと思う。
第1関門を私より後に通過して、第2関門を私より先に通過した人は二人だけで(そのうちの一人はすぐ前にいた女性)、第2セクションではフラットや下りでずいぶん抜かれた印象があったが、セクション全体で見ると順位はむしろ上がっているくらいだった。
今回の結果は妥当なものだったと思う。もしコースのコンディションが良ければ完走できたかと言うと、微妙なところだ。まったく不可能だったとは思わないが、完走できたと言える自信は無い。
また来年、開催されるかどうかわからないが、少なくとも今は再挑戦したいという気持ちは無い。
これからどうするかはまだ気持ちが定まらないが、今朝エントリーの始まった 10 月末のキャノンボールはまた往復でエントリーした。
昨年、須磨スタートゴールと宝塚スタートゴールの両方を完走して、今年の3月の大会は直前にヒザを痛めて棄権して、もういいかなという気持ちも若干あったのだが、今となっては数少ない自分自身が楽しめる大会なので、やはりエントリーだけはしておこうと思った。
私たちが志賀高原で泥まみれになっているころ、海の向こうでは UTMB が開催されていた。
大本命の François D’Haene が大会記録を更新して優勝したようで、今やこの世界では Kilian Jornet と並んで東西の横綱というところだ。
期待の原良和さんは今年も途中リタイア。昨年の UTMF で優勝して一躍時の人となった原良和さんだが、元々ロードのウルトラのエキスパートだ。この春からはそれまでの仕事を辞めて(病院勤務の医師)、メーカーのサポートなどを受けるプロランナーとしての生活をスタートされている。
しかし今年の UTMF は途中リタイア。四万十のウルトラは連覇されたものの、Western States は終盤歩いてのようやく完走という結果で、UTMB も途中リタイアということで、これから先が難しくなってきているように感じる。
おそらく年齢的に(41 歳?)思い切ったチャレンジにはラストチャンスと考えられたのだろうが、今後が多少心配ではある。まぁ、登山をやる方ではないので、相馬さんのようなことにはならないと思うが。
志賀高原エクストリームトライアングル
昨日は志賀高原エクストリームトライアングルだった。
前日のコース説明会で、非常に厳しいコースであるということが散々強調されて、制限時間の 20 時間で完走できるかどうか不安を抱えてスタートしたが、序盤の雨とこれまでの雨で路面が非常にぬかるんでいて、稜線のフラットなシングルトラックの部分もどろどろでほとんど走れず、それでなくても大変な急な下り斜面が滑り台状態になっていて、結局第2関門の制限時間の 14 時間を2分オーバーして、ここでリタイアということになった。
それでも上位3人は 10 時間を切るタイムだったようで、改めてトップ選手の実力を思い知らされた。
より大きな地図で 志賀高原エクストリームトライアングル を表示
雨が降ることはおり込み済みだったので、かなり冷えることを想定して上はオーロンの薄い長袖と長袖ジップシャツの2枚、下はロングタイツにした。
スタート時の気温は思ったよりは高めで、雨は降っていなかった。
午前4時に前山スキー場をスタートする。まずはゲレンデ登りだが、ゲレンデに何カ所か深い溝があり、ゲレンデを越えると大きな石がごろごろした歩きにくい道になる。
しばらくすると雨が降り出してきた。足元は不安定な上に滑りやすい。
雨が強くなってきたので雨具を着る。空はまだ暗い。
こんなところをまた疲れ果てて夜に下るのかと思うとぞっとする。
スタート前の説明では赤石山まで1時間くらいとか聞いていたのだが、私は2時間少々かかってしまった。この道なら下りも同じか、それ以上にかかる可能性がありそうだ。
雨が収まったので雨具を脱いで、烏帽子岳からの急な下りのために持ってきた雪用のスパイクを装着してポールを早くも出した。
ずるずるの路面にスパイクは期待以上の効果だったが、装着して 30 分もしないうちに左足の方が無くなっていた。シューズがすでにどろまみれで、しっかり見ないと着いているのかどうかよくわからない。
周りの多くの人たちはずるずると滑っているのだが、私はそれまでは尻餅をつくようなことは無くてそこはかとない快感を感じていた。
少し調子に乗って前の人を抜こうと、道の反対側の斜面に向かったところ、勢いが良すぎたのかすってんころりん!!。何とその拍子に、右手のポールが手首の根元からぽっきり折れてしまった。
まだまだ序盤だと言うのに、早くもスパイクは片足紛失、ポールは片方骨折となって、失望感がどっと押し寄せてきた。右手のポールは取っ手の部分がぶらぶらしたまま、その下を握って使い続けた。
7時過ぎにようやく寺子屋峰を通過。展望はほとんど無い。
赤石山から裏岩菅山まではかなり走れるという話だったが、足元は沼のようなドロ溜まりで、道の脇の雑草の生えている部分を滑らないように注意しながら歩くばかり。快適に走れるような部分はほとんど無い(トップ選手達はきっと走って行ったのだろうが)。
この大会は2カ所の関門以外は途中にエイドは一切無いので、補給はかなり自分で用意しておかなければならない。私はジェルを5個、おにぎり、カステラ、パックのサンドイッチなどを用意しておいた。
第1関門までは距離はわずか 26km ほどだが、制限時間は9時間ある。しかしこれはそれほど緩いタイムではないと何度も強調されていた。おまけに今日のこのコンディションではさらに厳しくなる。
烏帽子岳からの急な下りに備えて、その手前で腰をおろしてパンを一切れ食べて、休憩した。もうスタートしてからすでに6時間近く経っている。第1関門まではあと 7km くらいらしいが、これからが最初の関門の激下りで、一体どれくらい時間がかかるのか予想もつかない。
その激下りは、予想をはるかに上回るすさまじいものだった。まるで滑り台に油を流したような斜面が次から次から現れる。開き直ってお尻で滑っていく人も少なくなかったが、私はスパイク片方とポール片方をすでに損傷しているので、この上さらに雨具にダメージを与えるようなことはしたくなかった。
斜面の横ギリギリのところを木の枝を掴んだりしながら何とか大きな転倒をせずにかなり下まで来られたのだが、ちょっと気が緩んだ時に足を滑らせて、そのまま勢いで道をはみ出して笹の斜面に滑り込んでしまった。
横の斜面の傾斜がどれくらいなのかまったく気にしていなくて、果たして止まるのかどうか不安を感じたが、幸い 3m くらいの滑落で止まってくれた。岩などの突起物も無かったので、まったくの無傷だったのは幸運だった。
第1関門の切明に到着したのは制限時間の 20 分ほど前の、12 時 42 分だった。かなり気力も萎えてきていたので、気持ちを立て直すために 15 分ほどゆっくりした。そしてこの先のコース状況を考えて、ポールはしまった。
午後1時前に第1関門をスタート。少し車道を登ってから林道に入り、吊り橋を渡って対岸の斜面をジグザグに登る。この登りは思ったより長かったが、登り切ると『極上フラット!!』という看板が現れた。
確かに走れる道なのだが、最近の私はこういうところで快調に走れなくなっている。おんたけの時も 50km 過ぎあたりに湖畔のフラットな部分があったのだが、期待したほどは走れなかった。『歩きではない』という程度で、キロ7分より遅いだろう。
渋沢ダムまで数キロ続くのだが、ここで随分と抜かれた。
ダムを過ぎると、西大倉山まで標高差約 600m の登りが続く。しかし道はしっかりしていて、一定の傾斜で続くので、登りやすい道だ。こういう部分になると、バテて止まっている人をしばしば抜くようになる。
1時間半ほどでようやく西大倉山へ到着。ここで腰をおろしてカステラをほうばる。第2関門まではあと 5km とのこと。もう4時半近いので、関門通過はまたギリギリになりそうだが、この時点ですでに、第2関門で終わりにしようと決めていた。
第2関門をギリギリで通過すると、ゴールまでは6時間しかない。前日の説明会で、かなりのレベルの人が試走でそこそこのペースで走って4時間くらいだったとのことなので、私ならおそらく8時間はかかるだろう。
逆算すると、第2関門を遅くとも4時半くらいにはスタートできなければ完走は不可能だ。西大倉山への登りでそんなことを考えていた。
地蔵峠の登りは思った以上にきつく、下りに入った時はすでに関門 30 分前を過ぎていた。関門に間に合ってもリタイアしようと思っていたので、ここで最後に頑張ろうという気持ちはまったくおきなかった。
第2関門のタイマーの位置を通過した時は6時1分を指していた。私の数メートル前にいた女性がチップを回収されようとしていた。
会場へ戻るバスは7時出発とのこと。最短距離なら1時間くらいで戻れるのだが、最近、白根山の火山活動が活発化しているそうで、最短距離の国道が夜間通行禁止になっているらしい。おかげで南の方を大きくぐるっと回って長野経由で戻らなければならず、会場に戻ってきたのは 10 時 30 分だった。
こういう本格的なトレイルの大会は昨年の八ガ岳以来だったが、やはりこういうのはもうムリだと再認識した。帰りのバスで隣に座った女性(関門で私のすぐ前にいた人)が今年の UTMF に参加して、130km あたりの関門で収容されたという話をされていた。
ムリをして UTMF に参加しても、まず完走は望めないだろう。それでもとにかくチャレンジを目指すか、もう諦めて方向転換するか、かなり迷っている。
このところはっきりしているのは、下りが全然ダメということだ。おそらく筋力が低下しているのだろう。しかしレース後に大腿四頭筋の筋肉痛があるかというと、それはほとんど無い。となると、肉体的なことよりも精神的なものが原因かも知れない。要するに、自分の能力をしっかり使い切れていないということだ。自分で自分にブレーキをかけてしまっているのかも知れない。
ダイトレはこの5年ほどの間に3回出場して、徐々にタイムが落ちている。しかしその中身を見ると、金剛山までの登り主体の区間はほとんどタイムが変わらない。落ちているのは終盤の下り区間なのだ。
今回もそうだったが、登りは遅いながらもじっくりと止まらずに歩き続けられるので、徐々に順位を上げることができる。しかし下りになるとまた抜き返されるというパターンなのだ。
自分の気持ちに正直に向かってみると、実はこういう本格的なトレイルの大会では走っている最中に快感を感じたことがほとんど無いのだ。山登りそのものは好きで、個人的にやるトレイルランは楽しいのだが、どうもレースではそういう感じにならない。随分以前に参加したハセツネの時も、楽しいと感じた瞬間はほんのわずかだった(ゼロでは無かったが)。
ここ1年くらいに参加した大会では、走っている最中に楽しいと感じられたのは奥熊野いだ天とおんたけウルトラトレイルだ。ロードレースでは皆無。鯖街道はその中間という感じ。キャノンボールはお祭り気分で結構楽しい。
志賀高原が完走できなかったので、2週間後のおんたけのダートマラソンに行くかどうか迷っている。大会の内容そのものは私向きだ。おんたけウルトラトレイルと一部重なったコースで、大部分が未舗装の林道で約 42km。一昨年に参加したときは久しぶりに終盤に快適な気分が味わえた大会だった。
ただ、今回は UTMF エントリーのためのポイント獲得という目的だったので、今ひとつモチベーションが上がらない。おそらく時間内に完走はできると思うので、そうなると UTMF のエントリーポイントをクリアしてしまうので、やはりエントリーということになるだろう。
抽選に外れればすっきりと諦められるが(来年、再挑戦?)、もし当たってしまったらどうしようか。
そんなことを考えながら高速を走っていたら、何と覆面にスピード違反で捕まってしまった。そんなにスピードを出していたつもりはなかったのだが、何と 80km 制限の区間で 108km だったとのこと。人生初である。
高見山
昨日は登山教室の随行で、台高山脈の高見山(1248m)へ行ってきた。
より大きな地図で 高見山 を表示
朝起きた時は雨は降っていなかったが、出かける前になって降りだして、おまけに雷まで鳴り出した。モチベーションはがた落ちだが、仕事なので行かざるを得ない。幸い、今日は貸し切りバスなので、大きな傘をさして出かけた。
京都駅に着いた頃には雨はほとんど止んでいて、道中一時雨の時もあったが、登山口に到着した時は雨は止んでいた。
道路がスムーズに走れたおかげで2時間半くらいで登山口に着いて、10時25分くらいには歩き出すことができた。
これから高見山へ向かう道は三重と奈良を結ぶ旧街道の一部で、部分的に石畳が残っていたりする。
1時間少々で小峠へ到着。ここから高見峠を経由して高見山を目指す。
高見峠へは登山道と、それにほぼ並行する林道があるのだが、登山道はかなり荒れていそうなので、林道を行くことにした。
ところがこの林道、しばらく行くと大きな崖崩れで通行禁止になっていた。おそらく昨秋の台風の被害だろう。
工事の人がいないのをいいことに、工事現場の階段を利用して強行突破した。そして12時20分頃に高見峠へ到着して昼食にする。
ここからは急な斜面をジグザグに登る。時々現れるヤマホトトギスなどに見とれながら、1時40分頃に頂上へ到着した。
頂上では予想外の展望を楽しむことができた。
しばし眺望を楽しんだのち、平野へ向けて下山する。
途中で樹齢700年と言われる高見杉を拝む。
結局、まったく雨に出会うこともなく、午後4時には平野へ無事下山することができた。
山田池雨中ジョグ
甲子園は小雨程度だったようだが、枚方では今日は昼過ぎからずっと本降りの雨だった。しかし夏場は雷さえなければ多少の雨は苦にならないので、夕方に山田池へ出かけた。
今週も不安定な天候が続きそうで、エクストリームトライアングルも雨の可能性があるので、少しでも雨に慣れておこうという気持ちもあった。
あまり時間が無かったので、練習会で走るアップダウンコースを2周だけだったが、やはり少しでも走っておくと気分も爽快になる。ちょうど1年前のこの頃、どしゃぶりの山田池に出かけてクラブのメンバーに出会ったことを思い出しながら走った。
明日はいよいよ甲子園の決勝。火曜日は登山教室の仕事があるので、何とか雨にならずに決行されてほしい。
保険エントリー
今日、初めて気が付いたのだが、今月初めに来年の UTMF の概要案内が発表されていた。
ポイント対象レースが公表されていて、期待通り志賀高原エクストリームトライアングルは2ポイントの予定とのこと。
おんたけウルトラトレイルの 100km は従来通りの3ポイントなので、志賀が完走できればエントリー資格の4ポイントをクリアできるのだが、このレースはおんたけ以上に厳しくなることが予想されるし、天候もどうなるかわからないので、正直なところ不安を感じていた。
一昨年は9月の王滝クロスマウンテンマラソン(現在は王滝ダートマラソン)が1ポイントで対象レースになっていたのだが、昨年は対象レースからはずれていた。
この大会は一昨年に参加していて、様子もわかっているので、これが対象レースなら志賀ではなくてこちらにしたのだが、今年も対象レースにはならないだろうと思っていた。
ところが今年は、対象レースに復活している。
このレースはおんたけウルトラトレイルとコースがかなり重なっていて、林道ばかりの約 42km のコース。一昨年は4時間 13 分くらいだった。アクシデントでも無い限りは間違い無く完走できるレースだ。
調べてみたところ、オンラインでのエントリーはすでに締め切られていたが、振り込みならまだいけるようだったので、志賀の保険としてエントリーすることにした。OSJ の大会なので参加費も良心的な 5,000 円。もちろんエイドは水しかないが。
志賀が完走できればおそらく不参加ということになるだろうが、これで随分気持ちは楽になった。
この安心感が志賀でプラスに働いてくれればと思っている。
山田池トレラン(?)
今日は月末の志賀高原エクストリームトライアングルに向けて最後のポイント練習ができるタイミングで、当初は近郊のロングトレイルへ行きたいと思っていたのだが、昨日の大雨で山は道が荒れていることが予想されたので、結局山田池ということになった。
ただしコースはいつもの周回コースではなくて、いつものコースから一部離れて、池の南側の丘への 50m 程度の地道の往復を加えるというもの。以前にキャノンボールの前に何度かトライしたことがあるが、久しぶりに行ってみた。
今日は雑草が伸びていて走りにくかったが、少しでもトレイルの感触が味わえるので、良かったと思う。
午後は天候も回復して、スローペースとは言え、この蒸し暑い時期にノンストップ無給水で3時間弱というのは最後の方はなかなか厳しかった。
注目していたトランスジャパンアルプスレースは今回も望月将悟選手が5日と12時間くらいで優勝。その後 10 人くらいがゴールされた模様。ゴール関門は明日未明の3時だが、あと数人がゴールに向かっているようだ。
マッターホルンで遭難された相馬剛さんはまだ見つかっていないとのこと。東壁側へ転落されたようだ。東壁側の基部は雪崩が多いので、捜索も困難だろうと思う。早く見つかってほしいと思う。
競技場インターバル
今日は競技場でのナイター練習会だった。このところ台風などで昼間の暑さは例年に較べるとひどくないが、今夕は蒸し暑かった。
このところ週末の練習会にまったく行けていないので、せめてナイターでもと思って出かけたが、右股関節の具合がまたよろしくない状態で、強く追い込む走りは避けようと思っていた。
メニューは 1000m x 5 のインターバル。私よりレベルが上ばかりという顔ぶれだったが、おおむね同レベルのベテランの方がおられたので、その人について行こうと思った。
結果的には 4’12” から 4’23” というタイムで、インターバルと言うよりは変化走に近いレベルの走りだったが、今の体調とレースのスケジュールから考えると、ちょうどいい具合の練習になったと思う。心拍数も最大で 160 少々。ピッチも 200 を少し越える程度で、あまりダメージが残らず、いい刺激が与えられたと思う。
何とか故障の不安無く志賀の大会を迎えたいと思う。