ランチ de ちょっと早めの忘年会

昨日は山岳会のベテランの方達と、ランチでちょっと早めの忘年会に行ってきた。
平日の真っ昼間なので、アルコールはグラスビール3杯だけ。
京都駅に併設されたホテルの 15 階にある中華料理店で、男同士ならまず行かないだろうという雰囲気の店。幹事役が女性だったからこそという場所だ。
幹事役の女性が個人的に声を掛けられた顔ぶれということで、私の 30 年近い会員歴でも山でご一緒したことの無い方もおられる。面識はあるけれど、お会いするのは 20 年ぶりくらいかも。
ランチのコースは予想以上にボリュームがあって、このところしばらく平日ジョグをまったくやっていない身体には十分な量だった。
2時間ほどで店を追い出されたので、二次会はラウンジの店でコーヒー。
私の所属している山岳会は植物に詳しい方が多いのだが、今日の顔ぶれもそういう人たちで、終盤はそちらの話題で盛り上がって、文化度の低い私はただただ感心して聞いているだけだった。
山できれいな花に出会うと気持ちは良いし、植物に対する知識をつければ山での楽しみもぐっと増えるということはわかっているが、なかなか本腰を入れて知識を付けようという動作につながらない。
植物への知識が豊富な方々はみんな周囲に注意をはらいながら歩いているのだが、私などはとにかく足元に注意して転倒しないようにということを最重視している。周りに目をやるのはコースを確認する時と、水分などの補給でゆっくり歩く時くらいだ。
人間の視覚は、網膜に映るシーンはまったく同じだったとしても、その中で脳が反応するのはその人が興味を持っているものに限られる。結果的に人によって同じ光景を見ても頭の中のイメージはかなり異なったものになっている。要するに、自分に都合の良いものしか見えないのだ。
もし将来、私が植物などに本気で興味を感じる時期が来るとしたら、その時はもう山をまともに歩けなくなっている時なのではないかという気がする。