昨日、MRI を持って病院へ行ってきた。
専門医の見立てではヘルニアの症状はさほどひどいものではなく、発症して1ヶ月少々ならまだしばらくは様子見という時期だが、実際の不具合の程度はそれ以上に悪く、おまけに加齢の影響もあって脊柱管狭窄症も併発しているようなので、思い切って手術に踏み切った方がいいかも知れないとのことだった。
いずれにしても最終判断はご自分で、ということで。
いざ手術となると医者は立場上デメリットを強調するので、それを聞いていると気持ちが萎えてくるが、さほど大きな迷いも無く、手術に踏み切ることにした。
予定日は 19 日なので、できることならその間に症状が改善してドタキャンしたいと思うが、おそらくそれは期待薄だろう。
医者が強調したのは、手術が成功しても不具合が完全にゼロになって元に戻るということは期待しないようにということだった。手術のほんの少し後に再発するというケースもたまにはあるとのこと。
陸上クラブで私より5歳ほど上のベテランの方が、2年ほど前にヘルニアで一時期休養されていて、手術はせずに自然治癒で回復されたが、今は以前とまったく同じように練習もレースも参加されている。
身体のことは個人差が大きいので他人の経験を自分に当てはめることはできないので、自分がどうなるかはやってみないとわからない。
いずれにしても今の状態で先が見通せないままいたずらに月日が過ぎていくというのは耐え難いと思ったので、早めに思い切ることにした。
ランニングに関しては、元々 UTMF が終わったら大会参加は一区切りにしようと思っていたので、もしレースのような走りができなくなったとしても残念な気持ちはそれほどはない。むしろちょうどいい口実ができる、くらいの気持ちだ。
トレイルも大会への意欲はもうほとんど無いので(UTMF 再挑戦は微妙だが・・・)、これもかまわない。
ただ、登山教室の随行の仕事だけは何とか続けられるようにしたい。
そして、個人的な山歩きは続けて行きたいし、その体力維持のためのジョギングは続けられるようにしたい。
そこまで戻ってくれればそれで十分なのだが・・・。