ロッテアライリゾートスキー場

3/29(水)と3/30(木)に妙高のロッテアライリゾートスキー場へ行ってきた。

このところ週の半ばの天候がずっと今ひとつでなかなか遠方に出かけるチャンスが無かったのだが、今シーズンは雪解けが早いのでそろそろタイムリミット。ちょうどそのタイミングで好天予報になったので、当初は栂池高原へ行こうと考えていた。

ところが八方尾根でも下部のゲレンデが閉鎖という情報が入り、いよいよ栂池も危ないと思われたので、出発間際になって行先をこちらに変えた。

ここは非圧雪の広大な斜面が有名で、以前から一度行ってみたいと思っていたが、如何せん遠い。片道 450km くらいある。

もちろん志賀高原には何度も行っているし、妙高の山へも行っているのだが、遠さを知っているだけにかえってためらってしまう。

しかしこの雪の減り方ではもはや躊躇している場合ではない。これがチャンスと捉えて思い切って行ってしまうことにした。

高速の深夜割引を使うためにサービスエリアで夜を過ごして、妙高を正面に見てスキー場に向かう。

大きなリゾート施設で、道路からはゲレンデが見えないのでスキー場がどこにあるのかわからず、施設のフロントで尋ねてようやく駐車場にたどり着けた。

おそらく富裕層ターゲットの施設。

ゴンドラ1基とリフト実質3基(あと1基、子供用のような緩い斜面にある)だが、エリアは広大。一番上から妙高を望む。

基本的に雪のある斜面はどこを滑ってもいいというコンセプトのスキー場で、さすがにこの時期になると「どこでも」というわけにはいかないが、樹林帯でも自由に滑ることができて、プチ山スキー気分を味わえる。

これは斑尾方面。

ここではゲレンデにうるさい音楽がかかっていないのもうれしい。

温泉はここから車で 20 分くらいの「釜ぶたの湯」へ。入浴料 480 円という良心価格で、露天もサウナも水風呂もあります。

そして夜は新井ICそばの道の駅で過ごした。

久しぶりにまた来たいと思えるいいスキー場に出会えた。来シーズンはぜひ2月の雪の多い時期に来てみたいと思う。

帰ってから栂池の状況を見てみたところ案の定、下部は滑れなくなっていた。アライにして大正解だった。

霊仙山

3/19(日)は講座で比良山系最南端の霊仙山へ行ってきた。霊仙山は何度も登っているが、いつも権現山からの下山途中だったので、今回登ったルートはまったく知らなかった。私の手元の登山地図にも記載されていない。

JR堅田駅からバスで還来(もどろき)神社まで行った。

しばらく車道を歩いて、比良比叡トレイルの標識に従って林道に入る。

この道は比叡山北方稜線から繋がっているのだが、私が以前に比叡山北方稜線へ行った時はこんなルートは無かったと思う。ただし道そのものはあったのだろう。

しばらく林道を行く。

黄色のテープが随所に貼られている。

テープに従って林道から分かれて登山道に入る。しかしこの分岐はわかりにくい。うっかり林道をそのまま進んでしまいそう。

しばらく登山道を上がると未舗装の林道に出た。

また少し林道を歩いて、最後の登りに差しかかる。

12時前に霊仙山の山頂(750.5m)に到着して、ここで昼食にした。

山頂からの琵琶湖、遠方に鈴鹿山系。左端の方には伊吹山。

下山はまずは北に向かってズコノバンで朽ちた林道に出る。

30分足らずでしっかりした林道に合流した。

ほどなく舗装路になって、栗原の集落の手前から琵琶湖方面を望む。真ん中に三上山。

栗原の集落から霊仙山を振り返る。

車道を延々と1時間以上歩いて、午後3時15分に和迩駅にゴールした。

沢ノ池

3/8(水)は京都一周トレイルの講座で栂ノ尾から沢ノ池を経て鷹峯まで歩いてきた。

栂ノ尾に集合して、まずは福ヶ谷林道に向かって車道を行く。

そして福ヶ谷林道を行く。

30分ほどで登山道に入る。

アセビ。

展望場所から嵯峨野方面。ちょっと銀色に光っているのは桂川。

12時過ぎに沢ノ池に到着して、ここで昼食にした。

以前の道は一部崩壊で歩けなくなっているので東海自然歩道の迂回路を行く。

上の水(かみのみず)峠から本来のルートに戻る。

しばらくちょっとしたアップダウンを経て京見山荘へ。避難小屋程度の小屋で、何のための小屋なのかよくわからない。

「はせがわ」へ寄り道してトイレ休憩。

展望場所からの京都市街地。霞んでいてよく見えない。

ほどなく京見峠そばの車道に合流した。

そのあとは前回と同じルートで鷹峯にゴールした。

伊勢山、峰相山

3/5(日)は講座で姫路北方の伊勢山、峰相山を歩いてきた。

JR姫路駅に集合してバスで緑台へ。

公園の散策路を行く。

そして伊勢山へ。

ポピュラーな散策路のようだが実は岩場っぽいところがたくさんある。

展望が開けると瀬戸内海が見える。

木の向こうには書写山

公園に入ってから1時間少々で伊勢山(352.8m)に到着した。

少し下って神座の窟(しんざのいわや)へ。

中に入れます。

お次は空木(うとろぎ)城跡に向かって一気に下る。

神座の窟から20分ほどで空木城跡に到着して、ここで昼食にした。

神座の窟まで戻ってから南へ向かう。

こもれびの森展望広場で一休み。

霞んで見えにくいが瀬戸内海方向。

正面の峰相(みねあい)山に向かって開けた尾根を少し下る。

午後2時50分に峰相山(244m)に到着した。

あとはバス停に向かってひたすら下る。太陽公園の白鳥城。

30分少々で下まで下りてきた。ここは高校野球で有名な東洋大姫路高校の野球グラウンド。

姫路駅行きのバス停はすぐそばで、予定の便にギリギリで間に合った。

帰阪

3/2(木)の昼のフェリーで仙台から名古屋に向かう。

ホテルでは朝風呂を楽しんでから朝食バイキングを食べて、9時頃に出発した。

時間があるので下道で仙台港まで2時間ほど。

翌朝(3/3)の朝10時半頃に予定通り名古屋港に着いて、高速に乗って昼過ぎに帰宅した。

中尊寺、鳴子温泉

3/1(水)は実質的に今回の遠征の最終日。昨日の刈田岳が予想以上に疲れたので昨日からあまり気力が無かった。

幸か不幸か予報通り山の方は雲が垂れ込めていたので栗駒山はやめて、中尊寺へ向かうことにした。

8時半の開門に合わせて参道そばの有料駐車場に入って、正面から入る。

塔頭がたくさんあって、まずは弁慶堂。

月見坂をさらに上がって、本坊表門。

門をくぐると正面に本堂。

金色堂は有料(800円)。中は撮影不可。

奥の建物は1965年に建てられた覆堂。金閣寺もびっくりの金ピカ!!。60年くらい前に解体修理されていて、国宝第一号。藤原清衡、基衡、秀衡の御神体化した遺体と泰衡の首級が納められている。

松尾芭蕉の碑。

松尾芭蕉が歌に読んだ束稲(たばしね)山。

山門に戻って、さらに少し下に弁慶の墓碑。

義経自害の地と言われている高館義経堂(たかだちぎけいどう)が近くにあるのだが、冬期拝観休止ということで入れなかった。

さて、今日は鳴子温泉のホテルに泊まる。昨年4月に仙台市内のホテルに泊まって歓楽街の居酒屋へ行ったのだが、仙台市内はもう行きたくないという気分なので、少し離れた場所の温泉に泊まって、翌日の昼のフェリーに直接向かうことにした。

ここから鳴子温泉までは2時間くらいかかるが、それでもまだまだ時間がある。鳴子温泉の近くにオニコウベスキー場というのがあるのでそこへ行ってみることにした。

もう午後2時なのでさすがにこれから滑る気にはならないので、山用に用意しておいた行動食を食べて時間をつぶして、それから鳴子温泉へ行って温泉街を散策することにした。

湯めぐり用の無料駐車場に車を停める。そばには源泉から煙が上がっている。

街中に硫黄の匂いが漂っていて、道端の溝からも湯気が出ている。温泉らしいいい雰囲気だと思うが、街は閑散としている。

奥州三名湯のひとつで古い歴史のある温泉地なのだが最近はさほど人気がないのだろうか。

JRの駅も温泉街のそばにあるので便は良さそう。ただし本数は少ない。

今宵の宿は「ますや」。

大江戸温泉物語のチェーンでアルコール飲み放題付きで1泊1万円少々。食事はバイキングで、まぁ値段相応のレベルでした。風呂は良かったと思います。

それにしてもこういうホテルで部屋で WiFi が使えないというのは初めてだった。

すみかわスノーパークから刈田岳

2/28(火)も快晴。今日はみやぎ蔵王のすみかわスノーパークから刈田岳を目指す。猿倉スキー場のスクールのインストラクターのお話しでは刈田岳はこちらのルートの方が滑りは楽しいらしい。


✳︎赤が登り、青が滑り

道の駅からすみかわスノーパークに向かう。目の前に蔵王の山々が美しく広がっている。

登山者用駐車場に車を停めてゲレンデへ行く。リフト券3回分で何と2300円(一日券が4000円)。

運転開始の9時にリフト乗り場に向かう。

リフトを3本乗り継いで、ゲレンデトップから出発したのは9時40分くらいだった。観光ツアーコースの方向に向かう。

しばらく雪上車の道を行く。ここでは雪上車での樹氷原ツアーが行われている。

30分ほどで車道から離れて西の斜面に入る。蔵王山の東側にあたるせいか樹氷はあまり発達していない。

刈田岳が見えてきた。そして次第に風が強くなってきて、雪面がクラストしてきた。最初からクランポンを装着していて正解だった。

南の屏風岳方面。

右手に熊野岳が見えるようになってきた。

斜面はもはやスケートリンク状態で、クランポンを付けていても危険を感じるようになってきた。山頂まではもうそれほど距離もないのだが、このまま進むのは危険と感じた。風が強いのでスキーを担いで登るわけにもいかない。ここで終わりにしよう。

ただ、このカリカリ斜面では滑降の準備をすることもできないので、左手のカール状の斜面に逃げ込むことにする。新雪なら雪崩が怖そうな斜面だが、この堅雪なら大丈夫だと思う。

少しトラバースして柔らかい雪とところまでたどり着いた。

滑りのためのビンディングの装着は苦労した。それでなくてもこのところトゥーピースが入りにくいのに、不安定な斜面なので非常に時間がかかって、一体どれくらいの時間がかかったのかわからないくらい。

ようやく装着できたが、下りのルートがいまひとつよくわからない。

gps で登りのトレースからあまり離れないようにしたが、それでも少し滑ると南側にはずれてしまう。

トレースに惑わされて沢筋を下ったところ、ずいぶん登りのルートから離れてしまった。この先で元のルートに出会うのではないかと淡い期待を抱いていたが、そうはいかない様子。

覚悟を決めてまたシールを貼り直して登り返すことにした。

登り返しは10分くらいだったが、シールにして良かった。思いがけず仙台平野の眺めを堪能できた。

このあと少しでゲレンデに戻ってゲレンデのコースを下まで下りたが、ゲレンデコース上では誰一人滑っている人に出会わないという超閑散としたスキー場だった。

レストハウスに戻ったのは1時を過ぎていた。

ゲレ食もひどかった。

明日は実質最終日だが、今日は想定外に苦しんだ。最後に昨年4月に雪不足で途中敗退した栗駒山へ行く予定だったが、果たして歩けるだろうか。天気もあまり良くなさそうだ。

ずいぶん迷ったが仙台周辺では楽しめそうなところが見当たらないので、予定通り向かうことにした。

途中で昨年立ち寄った「たかもりの湯」に寄った。

泊まりはこれも昨年行った道の駅の「厳美渓(げんびけい)」へ。

気分的には明日は中尊寺観光かなという感じだ。

ライザワールドから熊野岳

2/27(月)はようやく待望の快晴の日がやってきた。蔵王山の最高峰の熊野岳を目指す。


✳︎赤が登り、青が滑り

8時半のリフト運行開始直後に出発した。今日はリフト券は2回分のみ。

ゲレンデトップから9時頃に出発した。

今日は先日の経験から幅広でない方の板で来たのだが、昨日の雪で新雪が少し積もっている。これは板の選択を誤ったかと思ったが、少し登ると先日同様の堅雪になってきた。

晴れていると樹氷も立派に見える。

10時17分に稜線に出て、刈田岳を望む。

今日は予定通り熊野岳に向かう。

稜線に出るとやはり風が強い。

ルート上からは御釜は見えないので、端に寄って御釜を覗く。強い追い風に吹かれているのでちょっとびびる。

避難小屋のあたりはたくさんの登山者が一休みしていた。雪に埋もれて小屋はよくわからない。

山頂まで行ったら強風で滑降の準備が大変なのではないかと思って、このあたりに板をデポしていこうかと思ったりしたが、山頂はあとわずかなので行ってしまうことにした。

11時36分、熊野岳山頂(1841m)に到着した。熊野神社の祠も樹氷状態。

歩いて登ってくる人たちを横目に見ながらスキーで滑っていけるのは快適そのものである。

樹氷原に戻ってきて、ビデオを撮ってゆっくりした。

12時45分、ゲレンデ下まで戻ってきた。

レストランでカルビ丼を食べてゆっくりした。

数日を過ごした山形に別れを告げて、今日はこれから初日の夜を過ごした「道の駅・村田」に戻る。

まずは「青田健康ランド」で暖まって、それから村田に向かった。

蔵王猿倉スキー場

2/25(土)も前日同様のすっきりしない天候で、山の上の方は厚い雲に覆われている。

今日もゲレンデスキーで時間潰しするしかなさそうだが、ライザワールドは週末は駐車場が有料になる。1100円分のチケットが戻ってくるけれどやはりゲレンデのレストランはあまり入りたくない。

ライザワールドへ向かう時に少し手前に猿倉スキー場というのがあった。ネットで調べてみるとここは週末でも駐車場は無料で、リフト一日券がシニアだと2800円とのこと。

単純な練習モードなら少しでも安い方がいので、こちらに行ってみることにした。

リフトはわずか2本で、しかもV字状に配置されているのでコースが短い。練習と開き直って滑るしかなさそうなスキー場である。

標高が低いので雪質も悪く、まるで国境に来ているような気分。

小学校低学年程度の子供のスキー教室がさかんに行われていて、別の斜面では子供のレーシングチームがポール練習をしていた。

風呂は臥龍温泉・青田健康ランドへ行ってみた。地元の方々御用達というような雰囲気の風呂で、大人400円なり。

夜はまた天童の道の駅へ。

翌日の2/26(日)は朝起きたら雪が 10cm ほど積もっていて、天気予報でもまだしばらく降りそうだった。

これはもう山形観光で時間潰しするしかないかと思ったが、とにかくスキー場方面へ向かってみようと行ったところ、予想外に雪が止んできた。

それならということでまた猿倉スキー場へ行ってみた。日曜日のせいか前日よりはずいぶん車が多かったが、ゲレンデに入るとみんなどこで滑っているのだろうかと思うくらいガラガラだった。

前日の様子から考えてスキースクール に入ったら実質個人レッスンになるのではないかと期待して申し込んでみたところ、期待通り大人は私一人で個人レッスンになった。

わざわざ蔵王まできてゲレンデでスキースクール に入ることも無いだろうと思うのだが、この天気で一日を有効に過ごすためには致し方ない。明日は好天予報なので明日に期待しようと思う。

蔵王ライザワールドスキー場

2/24(金)は生憎の不安定天候予想。

昨日、刈田岳へ行った経験から予想するとこの天候で上部に行けばかなり厳しい状況になりそうなので、ゲレンデスキー練習に励むことにした。

そして今日もまたライザワールドへ。

上部はどんよりと厚い雲に覆われているが、ゲレンデは特に問題はなかった。

陽が照っていないおかげで雪が緩むこともなく、ゲレンデ練習は堪能できた。

これでリフト一日券 2800 円なら十分満足です。