奥比叡

5/8(水)は京都一周トレイルの講座で奥比叡を歩いてきた。

集合はケーブル比叡駅なのでいつものように八瀬から山道で行く。1時間20分ほどでケーブルの駅に到着。

そばの展望場所から京都市内を見下ろす。

スキー場跡。

みはらし広場から。琵琶湖が見えていたのだが写真ではよくわからない。

浄土院にお参り。

今日は一周トレイルのコースをはずれて延暦寺の境内のエリアを行く。

にない堂。

そして釈迦堂。

峰道レストランで昼食にした。

展望場所から琵琶湖方面を見下ろす。

午後は玉体杉へ。

そしてせりあい地蔵へ。

ここで一周トレイルのコースをはずれて横川のバスターミナルで解散した。

私はせりあい地蔵に戻って登山口まで歩いて下山した。

奥島山

5/6(月)は講座で近江八幡の奥島山へ行ってきた。ずいぶん以前に一度行っているのだがまったく記憶に無い。

近江八幡からバスで渡合(わたらい)まで行って、しばらく車道を歩く。

若宮神社を参拝。

林道をしばらく歩いてから登山道に入る。

昼前に奥島山(424.5m)に到着して、ここで昼食にした。

山頂のすぐ下に展望場所があって、そこからの琵琶湖方面の眺め。正面は北比良。右は沖島。

少し下ると大きな岩。

長命寺山(333m)に寄り道。

その後、車道に降りた。

車道を少し歩いて長命寺へ。

石段を登って本堂にお参り。

808段石段を降りて車道に出た。

琵琶湖岸のバス停からバスで近江八幡に戻って解散した。

吾妻小富士

4/28(日)は今回最後の山として吾妻小富士に登っておくことにした。

吾妻小富士は駐車場から10分くらいで登れる山で、階段が整備されていて観光客が気楽に訪れることのできる山である。お鉢めぐりも30分もあればぐるっと回れる。

わざわざ長距離を移動して戻ってくるほど登る価値のある山とは思えないのだが、私はこういう火山地形の山が好きなのだ。

好天の日曜日なので浄土平は前回とはうって変わって大混雑だった。しかし駐車場は奥に広いスペースがあるので置き場所には困らなかった。

気温も高いので半袖Tシャツの車内着のままでスマホだけ持って出かけた。

お鉢からの眺めは雄大である。こんなところへほんの数分の階段上りで来れるのは不思議な気がする。

福島市内方面の眺め。

東吾妻山はあんな山だったのだ。

40分程度で駐車エリアまで戻ってきて、猪苗代から高速に乗って家に向かった。北陸自動車道のパーキングで車中泊して、翌日の午前中には家に帰れた。山形と福島を二往復したせいもあってトータルで2400kmほど走った。

鳥海山文殊岳まで

4/27(土)は天気予報では不安定な感じだったがとりあえず鉾立の登山口に向かう。

鳥海ブルーラインを通行できるのは8時から17時までなのでいずれにしても山頂まではムリだと思う。それに果たして雪がしっかり残っているのか・・・。

鉾立の登山口から山を眺めてみたがかなり雪が少ない。もちろん初めてなので例年がどうなのかはわからないのだが。

取り付きは雪が付いているがどうもしばらくスキーを担がなければならなさそうなので、スキーは諦めて歩きで行くことにした。

駐車場を出発したのは8時45分くらいだった。スキーを担いでいる数人のパーティが先行していった。

雪の斜面を少し登って展望台のような場所から鳥海山を望む。

このあとはしばらく土道。

大きな滝が見えた。

土道を30分以上歩いてようやく雪の斜面に出た。こんな道をスキーを担いでスキーブーツで歩く気力はもう無い。先ほど先行していたスキー組はここでスキーを履いていた。

ここからの雪の斜面は広大で、できるだけ夏道をショートカットできるように進んだ。雪はわりとしっかりしているので東吾妻山の時のようにズボズボと踏み抜くようなことは無かった。このあたりは賽ノ河原というらしい。

出発して2時間弱で神社の鳥居。

御浜小屋の前でようかんを食べて休憩した。

鳥海は遠い。

目の前は鳥海湖。

どこまで行けるかわからないがとりあえず前に進むことにする。

しばらく行くとちょっとした下りがあった。スキーだったら登り返しになる。

このあと雪の切れているところが2箇所ほどあった。

スキーヤーは別のラインを登っているようだが、私はツボ足のトレースを追った。

ほとんどみんなこの方向に進んでいるので同じようにトレースを追ったのだが、実は鳥海山へ向かうにはこの手前で左側の沢に入らなければならなかったということを下山してから気がついた。もちろんこのルートで稜線伝いに登ることもできるが遠回りになる。

12時10分、文殊岳(2005m)に到着した。

少し先まで行ってみたが山頂までは到底ムリなので、眺めのいい場所でおにぎり休憩にした。

こちらに来ているスキーヤーはみんな鳥海山を目指しているのではなくて、この稜線の南側の斜面を鳥海湖のあたりまで滑って、それから稜線に登り返すというルートを行っているもよう。

下山はスキーヤーが登ってきているラインを下ろうかと思ったが、登ってきた稜線からはかなり離れているのでやはり不安なので、稜線を下ることにした。岩がゴロゴロした道は歩きにくかった。

面倒な登り返し。スキーヤーはシールを貼りなおしていた。

御浜小屋でまた少し休憩してから登ってきたラインで下った。

鉾立が遠くに見えた。

3時過ぎに鉾立に戻ってきた。まだ1時間以上余裕があるが、山頂まではやはりムリだったと思う。

駐車場からは日本海がうっすらと見えていた。

どうも車道のすぐそばまで滑れるラインがあるようで、翌日にそのラインを行ってみようかという思いがちょっと浮かんだが、よく調べないまま行ってやっかいなことになっても困るので、今回の鳥海山はこれでお終いにすることにした。

温泉は鳥海の道の駅の近くの鳥海温泉へ。

そしてまたマックスバリュでイオンプレミアムビールを調達して庄内の道の駅に車を停めた。

東吾妻山

4/25(木)の朝は予想以上に晴れていた。上部は雲がかかっているが天気予報では次第に良くなるとのこと。

天気予報では明日は月山方面は好天とのことで今日中に月山に戻りたい。

上部も天気が良くなることを期待してまた浄土平に向かったが、あいにく浄土平は先日と変わらないくらいのガスガスだった。ただし雨は降っていないので東吾妻山に向かうことにした。

浄土平は風が強かった。

ジャケットの上を羽織ってビジターセンター脇の木道に8時半過ぎに入った。

火山のすぐそばにこんな湿原があるのは不思議な感じがする。

登山道に入るとこのところの雨のせいか水が流れている。濡れないように脇を歩くが倒木があったりして思うようにスムーズに歩けない。

出発して15分ほどで一切経山との分岐に来た。

このあたりからほぼ雪道になって、かすかな踏み跡を辿っていく。

適当にショートカットしようとしたら変な方向に向かってしまって、おまけに雪が緩んでいてしばしば足を突っ込む。うっかりしてスパッツを忘れてきてしまったので雪を踏み抜くたびに足首に雪が入ってくる。

どうにか本来のルートに戻って道標を発見した時はほっとした。

この先から木道になった。このあたりは姥ヶ原湿原。

木道を進むと東吾妻山への分岐点に出た。

東吾妻山に向かっているトレースはまったく無かった。雪が残っていて、テープなども見当たらないのでルートがまったくわからず、何度も雪を踏み抜いたりヤブをかき分けたりしながら前進した。

あとわずかで山頂というところで濃いハイマツ帯に前を阻まれた。

さすがにここに突っ込む気にはならない。こういうところでは夏道の登山道が出ているはずと思って探してみたがなかなか見つからない。

いよいよ山頂直下で敗退かと思った時、右の方にヤブの切れ目があるのが目に入った。

夏道発見!!

木道の残骸の障害物を避けながら山頂に向かった。保守ができないのであればこういうものは作らないでほしいと思う。こういう障害物は随所で見かける。いずれこうなることはわかり切っている。

10時47分、東吾妻山の山頂(1975.1m)に到着した。

風が強いので早々に下山する。風でカメラが倒れると思うので自撮りもできない。

下りも苦労した。何度も足が埋もって無駄な労力を使わされた。

何とか分岐点まで戻ってきたが、私の後に東吾妻山へ向かった人のトレースは見当たらなかった。

木道では強風に煽られて危うく横の湿原に落ちそうになった。

往路でルートミスしたところは一部ポールが立てられていた。

踏み跡をはずさないようにして、浄土平まで下りてきた。少し視界が開けて駐車場が望めた。

吾妻小富士も見えた。ここもぜひ登っておきたいのだが、今日はコンディションが悪すぎる。この強風でお鉢巡りをしたら風に煽られて火口に落ちてしまいそう。

12時半、無事駐車場に戻ってきた。

車の中でおにぎりを食べたりして一服したが、強風で車体が揺れるほどだった。

さて、明日は月山へ向かいたいので近くの道の駅まで移動する。

スカイラインの駐停車禁止エリアを過ぎたあたりで車を停めて、火山エリアを振り返ってみた。

駐停車禁止エリアでは硫黄臭が立ち込めており、火山性有毒ガスがただよっているという警告が表示されているのだが、バイクは通行可能である。道路脇で何か保守作業のようなことをしている作業員の人がおられたが、その方もマスクも無く作業されていた。

あの警告は一体何なのだろうと思ってしまう。

できれば高湯温泉に寄っていきたいと思っていたのだが、あいにく今日は共同浴場が休業日なので諦めて、月山にだいぶ近づいたあたりの「りんご温泉」という温泉に立ち寄った。

地元の人御用達という感じの温泉で、入浴料300円。浴槽にリンゴが浮いていたがどういう効果があるのだろう。

夜は西川の道の駅へ。そばに温泉が併設されていた。

霊仙山

4/21(日)は講座で鈴鹿の霊仙山を目指したが、悪天のために山頂のはるか手前で敗退となった。

JR南彦根駅に集合して、ここから愛のりタクシーというオンデマンドタクシーに分乗して登山口の山女原(あけびはら)まで行った。

天気予報通りの雨の中、しばらく林道を歩く。

20分ほどで登山口に到着した。ここは何年か前に個人的に霊仙山へ行った時に下りてきたところ。

がっつり登って宗金寺へ。

一休みしてさらに登る。

ニリンソウ。

出発してから1時間半ほどで笹峠に到着した。

次第に道が険しくなってきた。この先にはカレンフェルトの歩きにくい道が控えている。

笹峠から40分ほど登ったところで今日はここで引き返すことにした。この先はさらに歩きにくくなり、山頂まではまだ1時間以上かかる。

笹峠のあたりまで下ってから昼食をとって、来た道を戻った。

キケマン。

時間潰しに廃屋のあるあたりまで行ってみる。

雨のせいもあってヒルが出てきていた。

アケビの花。

帰りも予約しておいた愛のりタクシーで山女原から南彦根まで戻って、そこで解散した。

雲母坂

4/10(水)は京都一周トレイルの講座で比叡山の雲母坂を登ってきた。

叡電の修学院駅に集合してからまずは鷺森神社へ。

本殿にお参り。

それから雲母坂へ入る。

40分ほど登って水飲対陣碑へ。ここで一周トレイルコースに合流。

そばの展望場所から宝ヶ池方面を見下ろす。

いつもと同じく浄刹結界石のところで昼食。

少し上の展望場所から京都市内方面。

千種忠顕の碑に立ち寄り。

ひと登りしてケーブル比叡駅の手前の展望場所からの眺め。あべのハルカスも見えていた。

ケーブル比叡駅に到着してここで解散した。

私はここからいつものルートでケーブル八瀬駅に下山した。

玉体杉

4/1(月)は講座で比叡山の北にある玉体杉へ行ってきた。ここは京都一周トレイルのコース上で、これまでに何度も通っている。

集合は京都バスの登山口停留所で、ここから横高山ふもとのせりあい地蔵まで登る。

この道は京都一周トレイルの講座で横川に集合の時にいつも利用していて、比叡山のトレイルレースのコースにもなっている。

10分ほどで青龍寺への分岐へ。午後はここに下りてくる。

ところどころに町石が建っているが、一人で登っているときはまったく気がつかなかった。

木の間から遠くに愛宕山。手前は瓢箪崩山。

昼前にせりあい地蔵に到着して、ここで昼食にした。

昼食後は10分ほどで玉体杉へ。

ここは回峰行の行者がそばの石に座って御所に向かってお祈りを捧げる場所。

そして峰道レストランでトイレ休憩。

ここの展望場所から三上山方面。鈴鹿はかすんでいて見えない。

左に目を向けると蓬莱山と打見山。

このあとは青龍寺に向けて荒れた車道を下る。ここも比叡山トレイルレースのコース。

30分ほどで青龍寺へ。前は何度か通っているが中に入ったのは初めて。

このあとは荒れた山道の下りで登山口のバス停に向かう。道端にシカの頭蓋骨?

2時半過ぎにバス停のそばまで下りてきて、ここで解散した。

証如峰

3/17(日)は講座で北摂の証如(しょうにょ)峰に行ってきた。昨秋にも別の講座で行ったが、前回とは違うコースを歩いた。

千里中央に集合してバスで外院(げいん)へ。

今日は勝尾寺の旧参道を歩く。

この道は町石が残っている。鎌倉時代に造られたもので、高野山の町石より古い。

八天午方軍茶利明王石蔵(はってんごほうぐんだりみょうおういしぐら)。勝尾寺の寺領を示すものでこの下に陶器の壺に仏像が埋められていた。

峠を越えて勝尾寺へ。

前回はここまでバスで来た。

少し先の休憩場所で昼食にした。

ここから証如峰までは前回と同じ道を辿るが、この頃から雨が降り出してきた。急登を登る。

午後1時前に証如峰(599.8m)に到着した。

ここは北摂霊園の裏側で、ネットの向こう側に三角点がある。

このあとは前回とは違うルートで、東海自然歩道を箕面方向に辿る。

展望場所から茨木、高槻方面。

石の塔が並んでいるが何かよくわからない。

ほどなく開成皇子の墓。

少し下って最勝ヶ峰。なぜか下ったところが山頂。

石段を下って箕面川ダムの手前の車道に出た。

すぐそばの東屋で一休み。

このあとはしばらく車道を歩く。日曜日のせいか車が多い。

東屋から30分足らずで箕面大滝に到着しした。

一旦ここで解散ということにしたが、結局はみんなで阪急の箕面駅まで歩いた。

瓜生山

3/13(水)は京都一周トレイルの講座で瓜生山へ行ってきた。

集合は白川通りの銀閣寺への交差点の橋。ここからは大文字山が正面に見える。

しばらく車道で北白川天神宮へ。

バプテスト病院のそばから山道に入る。

まずは大山祇神社へ。

急坂を上がって茶山で一服。

お次は白幽子巌居蹟。

少し上ると清沢口石切場。

出発して1時間半ほどで瓜生山の山頂(301m)に到着した。

展望場所から岩倉方面。焼却場が見える。

少し行った広い場所で昼食にした。

広い道に出てしばらく行くと石鳥居。

ここから一気に下って沢を三本渡る。

そして雲母坂の水飲対陣の碑へ。

梅谷を下る。

あとは車道で、音羽川の白川通りに出会ったところで解散した。後ろには比叡山。