今日は淀川で5kmのペース走をやった。前半がキロ4分35秒、後半がキロ4分30秒。福知山からまだ5日だが、以外と楽に走れた。
なぜかモチベーションが上がってきている。レースでは思うような結果が出ていないのに、なぜか練習では気持ちが切れない。どういうわけか自分でもさっぱりわからないが、モチベーションが落ちるよりはいいだろう。
今度の土曜日は個人練習で競技場でスピード練習をやってみようかと思う。
月: 2012年11月
大阪マラソン観戦
日曜日は大阪マラソンにチームのメンバーがたくさん出場するので、仲間と応援に行ってきた。
集合は森ノ宮で、京橋からスタート地点の大阪城公園を歩いて行った。多くのランナーが出発前で忙しそうにしており、ほんの2日前は自分が似たような場(人数ははるかに少ないけれど)にいたのがずっと以前の事のように感じてしまった。
森ノ宮で声援を送った後は地下鉄で難波に移動。難波では道路の両側で2回声援を送ってから、ゴールのコスモスクエアへ向かう。
42kmポイントのすぐそばにいたところ、チームトップが2時間30分ほどで通過して行った。結果は2時間32分台の自己ベスト更新!!。そのすぐ後にリディア・シモンが通過。
次にはチームの女性トップが2時間45分くらいで通過。これも自己ベスト更新の2時間47分台。おめでとう!!
次の仲間はぼくは見落としてしまったのだけれど、2日前の福知山をサブスリーで走ったベテランが今回もサブスリーでゴール!! すごいとしか言いようが無い。
大都市のど真ん中を走るレースは声援の途切れることがなく、こんな中を走れたら気持ちいいだろうなという気はするが、スムーズに走れるようになるまでが大変だ。トイレなどもままならないし、スタートのずっと前から並んでいなければならない。実際にエントリーしたいかと言うとやはり微妙なところだ。
4時間くらいまで見てからこのサブスリーでゴールした彼氏と合流して4人で宴会場の京橋へ行って、時間があるので焼鳥屋で早くもビール。
その後、宴会、そして2次会と、遅くまで呑んでしまって、昨日はずっと体調が悪かった。
福知山の疲れももうほとんど取れたようなので、また次の加古川に向けて徐々に練習モードに入って行こうかと思う。
福知山マラソン
昨日は福知山マラソンだった。朝から雨だったが、福知山地方の天気予報ではちょうどレースの時間帯は曇りとなっていたので、それを期待して車で福知山へ向かった。
相棒を乗せて高速へ向かうが、こんな時間なのに早くも部分的に渋滞している。ようやくスムーズに走れるようになっておしゃべりに夢中になっていたら吉川のジャンクションを見落として、福崎まで行ってしまう。料金所の手前が開いていたので反対車線にUターンして戻って、福知山へ降り立ったのはすでに8時頃。雨はいつしか止んでいた。
ここから駐車場に入るまではまたまた大渋滞で1時間ほどかかり、会場でも受付を済ませてからアリーナへ入るのがまたまた大渋滞。雨でみんな中へ入ってくるので、入る人と出る人が交錯して、ほとんど満員の通勤電車状態だ。
何とか無理矢理なスペースに荷物置いたが、もうスタートまであと1時間しかない。スタート地点に入る時間を考えると、もうトイレに行って準備を整えるのは絶望的な時間になってしまった。
相棒は体調の悪さもあって、もうほとんどあきらめ気分になっているし、こちらも半ばあきらめ気分だったが、おにぎりを食べながらとにかく着替える。気温をそんなに低そうではなかったのでランシャツとランパンにして、薄い手袋をする。
トイレは大はもうあきらめて、行きたくなったらコース上のトイレに行くことにして、路の脇に入って小用をすませてスタート地点に入る。受付でもらったビニールのことをすっかり忘れてきてしまって、ランシャツだけだった時に雨が降って身体が冷えてくる。一旦着替えに戻って、最後尾から練習モードでの走りにしようかという気持ちにもなったが、せっかく並んだのでとにかくこのままスタートすることにした。
2番目のブロックからのスタートだったので、ロスタイムは1分くらいでスタートゲートを越えることができた。寒くて少し身体が震える。スタート直後はまだまだ混雑していて自分のペースでは走れないが、オーバーペースにならなくてかえって良いかも知れない。
最初の1kmはほぼ5分ちょうど。まぁこんなものだろう。昨年はもう少し後ろのブロックからのスタートだったので、自分のペースで走れるようになるまで15分くらいかかったが、今年はもうほとんどスムーズに走れるようになった。
2kmを越えたあたりだったろうか、前方に相棒の姿が見えた。どうしているか非常に気になっていたので、前を走っているのが見えて本当に安心した。この先どうなるかはわからないが、とにかくきっちりとスタートはできたようで、これで自分もほっとすることができた。
5km通過は23分少々だったが、相棒を確認できた安心感で、徐々にペースが上がってきた。キロ4分30秒くらいになっている。心拍数は160少々で、これは明かなオーバーペースだが、今回はあえてこのまま押してみようという気持ちになった。横浜国際女子マラソンの日本選手にもがっかりしたし・・・。
このコースはところどころ小さなアップダウンがあるが、登りはあまりムリをしないようにして、今のリズムを維持することを心がけて走った。ペースはおおむね4分30秒から25秒くらい。ちょっとペースが落ちたかなと感じて時計を見ても、実際は4分25秒くらいという感じだった。
18kmくらいだっただろうか、前方に相棒の姿が見えた。もうペースダウンしてきたのかと思っていたのだが、後からタイムを見てみるとぼく方がペースアップしていたようだ、追いついて一緒に走れば気分的に楽になれるかもしれないと思ったが、一気に追いつくにはまだ距離がありすぎる。ここはぐっと抑えてペースを乱さないようにする。
19kmくらいでは相棒のほんのすぐ後ろまで来たが、相棒のそばにはちょうど同じペースで走っているランナーが二人ほどいて、横に並ぶことができないので、そのまますぐ後ろに付く。
中間地点は1時間35分台。昨年以降のマラソンでは最高速で、このまま最後まで行けるとはとても思えないが、終盤つぶれるのを覚悟で行けるところまで行くことにする。
25kmを過ぎたあたりでようやく相棒と並んで少し言葉を交わしたが、相棒が給水を取ったタイミングでぼくが少し前に出る。しかしほどなく相棒が前を行くようになって、結局最後までじわじわと離され続けることになった。
30kmに近づくとさすがにペースが落ちてきて、25kmから30kmは23分台になった。わずかな登りがつらくて、これまでのオーバーペースのつけが一気にやってきた感じだ。しかし相棒も同じような状況のようで、前を行くとはいうもののじわじわとしか離れていかない。
30kmから35kmまでは24分以上かかって、キロ5分までペースが落ちてきた。35kmを過ぎてからは気持ちも弱気になってきて、足が硬直して、ゴールまでたどり着けないのではないかという不安が頭をよぎるようになってきた。
歩いてしまいたい気持ちを必死でこらえて、かわりにエイドポイントでは止まってチョコレートを口に入れたり、スポーツドリンクをゆっくり飲んだりした。
40kmを過ぎてからはあと少しという気持ちよりも最後の登りがどうなるかという不安の方が大きく、ちょうどトイレがあったので、トイレに行きたい状態ではなかったが、少しでも足を休めてリズムを変えたいという気持ちでトイレに入って、再び走り出した。
このトイレ休憩はたぶんほんの20秒くらいだったと思うが、気分転換の効果はあったようだ。
最後の登りはやはりきつかったが、上に歩道橋が見えた時には何とかあそこまでがんばろうと、必死でこらえた。昨年はもっときつかったように思う。
坂を登り切って右にまがると、すぐ前にゴールが見える。この大会のゴールは他には無い独特の感激がある。ゴールタイムは3時間24分22秒。ゴール直後に縁石に腰を下ろしていたら、ゆっくりでも前に行くように案内されて、致し方なく立ち上がって先へ進んだ。
完走証と完走Tシャツをもらったら、相棒が待っていてくれた。3時間20分ほどでゴールした模様。良かった良かった。
サービスのぜんざいと豚汁で身体を温めて、お互い完走できた安堵感を漂わせて、荷物を置いているアリーナへ入った。
3時間20分以内という目標には届かなかったが、キロ4分30秒のペースで25kmまで行けたことは少し自信にはなった。終盤ペースダウンしたものの、2月の木津川の時ほどひどくなかったし、ほぼ限界という状態だったが何とか最後まで気持ちを切らさずに走りきることができた。
ただ、キロ4分30秒はやはりオーバーペースだということははっきりわかった。心拍数160はやはり追い込みすぎだ。おそらく淀川の時のように155くらいで、ペースとしてはキロ4分35秒から40秒くらいが限界という気がする。来月の加古川ではこれで行ってみたい。
山田池ジョグ
昨日は完全休養日にしたので、今日は山田池で気持ちいいくらいのペースで10kmほどジョグ。
調整具合はうまくいっているが、先日の淀川で足の親指のツメの内出血がまだ完治していないのが不安材料。おそらく30kmくらいまでは何ともないと思うが、35kmを過ぎたあたりからどうなるか・・・。先日よりは少し余裕のあるシューズにするつもりだが、シューズのせいではないような気もしている。
天気があやしそうで、小雨程度ならかまわないが、本降りは勘弁してほしい。
最後のポイント練習
今日は久しぶりに競技場での練習会。福知山まであと6日ということで、雨模様だったが最後のポイント練習のために出かけた。予定ではキロ4分30秒で15000m。はたしてどうなるか・・・。
雨はさほどひどくはならず、本降り一歩手前というところ。これくらいなら雨の嫌いな相棒も来るかなと思っていたが現れず。一人でこのポイント練習ができるかどうか不安だったが、とにかく一人でスタートする。
最初の1000mは4分24秒。ちょっと速すぎ。次の1000mは4分33秒で、これは落としすぎ。次の1000mからは4分28秒くらいに落ち着いて、後半速い連中にインコースをゆずって2レーンを走るようにしてから4分32秒くらいになったが、思ったより余裕を持って10000mを通過。
ただ、15000mいくとダメージが残りそうな気がしたので、最後だけ4分24秒まで上げて12000mで気持ち良く終了した。まだもうちょっと行けそうという感じくらいで終えておく方がいいだろう。
心拍数は最初から160を越えていて、最後の方は平均でも170まで上がっていたので、本番にこのペースで行くことはできないが、キロ4分35秒から40秒くらいのペースならある程度までは押していけそうな手応えを感じた。
あとはうまく疲れを抜いてジョグでつなぐだけ。
天気予報では雨の可能性がありそうで、それだけが心配だ。やはり雨だけは勘弁してほしい。
近づく福知山
23日の福知山マラソンまであと10日を切った。4日に淀川市民マラソンを走ってからまだ10日しか経っていないのに、もう次のマラソンが迫ってきている。
以前はマラソンを走るのはシーズンに2回だけと決めていた。狙ったレースの間が長く空く時に近場のローカルな大会を調整レースとして走ったことはあるけれど、それでも1ヶ月以上は空けていた。
これまでの期間最短はことし2月の木津川マラソンから3月の篠山マラソンのちょうど1ヶ月。ところが今回はわずか19日の間隔で、しかもその1ヶ月後にはすでに加古川マラソンにエントリーしている。
この10月には40kmを越える走りをほぼ毎週のように繰り返し、4日の淀川市民マラソンの1週間前にも40m走(実質的には46kmくらい)もやっている。
昨シーズンの惨敗で、走行距離をかせぐことが結果には繋がらないと感じたはずなのに、昨シーズン以上のハードなスケジュールを組んでいるのはどういうつもりなのだろうか。正直自分でもよくわからない。
一つ言えることは、メインの目標をロードのマラソンから長距離のトレイルに移そうと考えていること。そのためには長い距離、そして長い時間走り続けられる身体にしていかなければならない。タイムには以前ほどはこだわらないが、長い時間動き続けられるタフさがほしい。
私はロードのマラソンでは自分で納得できる結果を残してこられたが、それ以上の距離になるとダメだった。と言うか、あまり走りたいとも思わなかった。100kmのウルトラは走ったことがないし、走りたいとも思わなかった。ロードのウルトラは今でも走りたいと思わない。
しかし元々山からスタートしているので、トレイルの長距離には憧れるのだ。さすがにトランスジャパンアルプスのようなレースまではイメージできないが、UTMBはいつか走ってみたい。その前にはUTMFということになると思うけれど。
個人的に憧れる金沢のカリスマ山スキーヤーYASUHIRO先生やトレイルのランママさんなどは、ほぼ毎週のように(YASUHIRO先生の場合は週に2回!!)行動が半日に及ぶようなハードなルートを消化されている。お二人とも私よりは若いとは言え、もう50歳台である。毎週マラソンを走るか、それ以上くらいのハードスケジュールだ。
こんなことを大きな故障もなく続けられるのは体力だけではムリで、やはりお二人ともそれを楽しんでおられるからだろうと思う。
このところの私のハードスケジュールは、このお二人の影響によるところが大きい。
先月何度もやった40kmを越える走りも、いずれも楽しむ気持ちを忘れずにいられたので、結果的に故障せずにこなせたのではないかと思う。
マラソンのレースもタイムにこだわると楽しみよりもプレッシャーが大きくなるが、楽しむことをメインに据えると終盤のペースダウンも素直に受け入れられるようになるような気がする。これがいいことなのかどうかは微妙なところだが、どうあがいても加齢とともにタイムが落ちることは避けられないので、こういう傾向は悪いことではないと感じている。
山田池練習会
今日は雨の中、山田池で練習会。もっと本降りの雨になるかと思っていたが、幸いそれほど強くはならなかった。
先週フルを走ったばかりなのであまり強い練習はやめておこうと思っていたが、気持ちいい程度のジョグで20kmほどは行きたいと考えていた。
ちょうどいい感じで走り出したが、最初の1周は体感より遅くてキロ5分以上かかっていた。しかしムリにペースアップはせずに、体調にまかせて行くことにした。
その後自然に少しずつペースが上がって、2周目からはキロ4分台になり、最後は4分35秒ほどであがった。心拍数も前半はずっと140台で、いい感じで走れたと思う。
ただ、走っていた時の感じよりも負担が大きかったようで、練習後の家までのジョグはかなりきつかった。スロージョグだけれど、最後はガス欠状態になった。
次回の練習会までは負荷のかかる練習はせずに、じわじわと疲れを抜いていくようにしたい。
試合観戦
今日は午前中、山田池で2時間ほどジョグした後に、陸上競技場へ枚方長距離選手権の観戦へ。チームメートが何人か出場の予定だ。
山田池でチームメートに何人か出会って、その中にはレースクイーンもいた。彼女は確か明日のリバーサイドマラソンのハーフを走るはず。
頃合いを見計らって競技場へ行ったところ、何故か彼女が中学生の男子にまざってトラックを走っている。なぜ??? 女子の3000mはもう少し後のはずなのに・・・。
女子の3000mは出場選手が彼女一人だけだったので、このグループに入って走ってくれと頼まれたらしい。
途中から見たのでレース展開がわからなかったが、どうも中盤からトップの男子に迫っている模様。
残り2周あたりでトップに立って、そのまま逃げ切るかと思いきや、ラスト50mで2番手が猛追!! ゴール手前で一瞬抜かれそうになったが、そこで気が付いて何とか振り切り、ゴールテープ。さすが!!
最後は一般男子の5000m。随分前に一度走ったことがあるが、レベルの高さにあわてた記憶がある。あの頃はまだ18分台で走っていたが、それでも何とかビリを逃れた程度だった。
案の定、10人ほどが16分くらいのペースでガンガン行く。エントリーしなくて良かった(^_^)。
ほとんどが地元の大学生だったが、チームメートが16分01秒でトップ。もう一人も17分前半で、みなさん好タイムでした。お疲れ様・・・。
淀川市民マラソンを終えて
淀川市民マラソンの結果は、昨シーズンの結果と較べるとなかなかの好結果だった。昨シーズンに『いくら何でもこれくらい』と思っていたレベルにようやく届いたという感じだ。
この春からはトレイルのレースに積極的に参加して、個人的にもトレイルの長い距離の走りを何度か繰り返してきた。10月は40kmを越える走りをほぼ毎週のようにやったし、月初めにはクラブの4時間走で43km走った翌日にマラニックで40kmを走った。
おまけにレースの1週間前にも淀川で40km走をやった。この時はアプローチも入れると46kmほど走っている。
昨シーズンはトータルの距離はかなり走り込んだが、一度に走った距離で言えば35kmくらいが最高だった。
かつてマラソンがしっかり走れていた頃は、トータルでは月間650kmほど走っても、1回では35kmくらいが最高だった。それくらいが自分には合っていると思っていたし、レース1ヶ月前を過ぎると20km以上は走らないようにしていた。
加齢とともにこのあたりの練習方法を見直さなければならなくなってきたのかも知れない。
以前であればレースの1週間前に40km走などあり得ないと思っていたが、実際にやってみると終盤のペースダウンはあったものの、昨シーズンのような大崩れにはならなかった。体感的にも40km走の疲れのようなものはほとんど感じなかった。
レース2日後の今日も、足の親指のツメの内出血の痛み以外は、筋肉痛のようなものはほとんど無い。ハムストリングに少しハリを感じる程度だ。以前であればこの時期は大腿四頭筋の筋肉痛がまだ残っていた。
さて、次は早くも23日に福知山マラソンが控えている。それまでの練習をどうするか、迷うところだ。
この1ヶ月の間に40kmを越える距離をもう5回走っている。故障していないのが不思議なくらいだ。
やはりここはちょっと一呼吸置くべきだろう。短めの距離でスピードの刺激を与えるような練習の方が良いような気がする。
やはり福知山では3時間20分は切りたい。前半は今回と同じくらいのペースでいって、後半を何とか1時間40分以内でカバーしたい。
今回、レース1週間前に40km走をやっても最後まで走り切れたので、疲れをうまく抜けば手に届かない目標ではないと思う。
恐いのは前半を突っ込み過ぎること。これさえ気をつければ、何とかなるのではないかと感じる。
昨年のフルマラソンカムバックからちょうど1年。タイム的には毎回上がってきているので、この流れだけは壊さないようにしたい。
淀川市民マラソン
今日は淀川市民マラソン。軽い気持ちでエントリーしたものの、レースが近づいてくるとやはり平静ではいられなかった。
昨シーズンの結果があまりにもなさけなくて、もうマラソンはまともに走れないのではないかという気持ちが心の奥底に淀んできている。これを払拭するためには一度きっちりとマラソンを走るしかないのだが、あまりにも安全運転で3時間半以上かかって完走しても、それでは払拭したことにはならない。
やるからにはそれなりの結果を出さなくてはこの状態から脱却することはできないのだ。
そうは言っても突っ込むのも怖い・・・。
そんな不安な気持ちでスタートした。天気は快晴だが気温は低めで、このままあまり気温が上がらなければ絶好のコンディションだ。
最前列のブロックからスタートできたので、スタートの渋滞も無くスムーズに走り出すことができた。おかげでややオーバーペース気味。今回は心拍数をしっかりチェックしようと思って GARMIN の GPS 付き心拍計を付けてきたので、ペースもしっかりチェックできる。最初の 1km は4分半ほど。ちょっと速すぎ?
心拍数が 160 を少し越えることがあったので、そこはセーブして 150 台に抑えるようにする。
5km 地点がわからなくてチェックできなかったが、10km は 46 分台。なかなかいいペース配分だが、体感的には少し速すぎるような気もする。後半への不安が頭をよぎる。
15km を過ぎたあたりから少し脚に疲れを感じるようになってきた。こんなところであまりムリをしないようにしようと思ったが、ペースをチェックするとほぼ一定を保っている。
中間地点は1時間36分台。最近のマラソンでは最速ペースだ。木津川ではこれよりも少し遅いペースだったが、終盤に大崩れしたことを思い出す。
ハーフまでしっかり走れていたら、その後は 1km あたり 10 秒くらいペースを落とそうと考えていたが、どうも自然にそういうペースになってきた。全般的には徐々にペースダウンしているが、大きく落ち込むというほどではない。
このあたりからエイドでバナナを取ったりして、しっかり補給するようにした。
30km を過ぎるとさすがに脚が重くなってきた。もうキロ4分台は難しい。
35km を過ぎて、毛馬の橋への登りはキツかった。もうキロ5分以上のペースに落ちているが、これまでのようなガクンという落ち方ではない。いつあれがやってくるかとハラハラしながらだったが、来そうで来ないという感じ。
所々ある芝生や土道が足にこたえる。衝撃は舗装道路より少ないが、しっかりキックしないと走れないので、脚筋への負担は大きい。
何とかキロ5分台前半くらいでカバーできているが、38km あたりで先日の 40km 走でつぶれた時のような、頭がぼうっとする感じになってきた。これはヤバい!! エイドが来たら立ち止まってバナナかあんパンでも補給しようと思ったが、なかなかエイドが現れない。
そうこうするうちに 40km を越えて、ゴールが見えてきた。
気分はラストスパート。しかし実際のところはペースダウンしていた。しかし何とか気持ちとしてはしっかり最後まで走りきってゴールできた。3時間22分31秒。
昨年、4年ぶりにフルマラソンにカムバックしてからでは、タイムも内容もベストの走りができた。終盤の走りは、かつてマラソンのラストで快感を感じてきた時の感覚をほんのわずかではあるが思い出させてくれるようなものだった。
欲を言い出せばキリはないが、今日のところは満足しておくことにしよう。