昨日は登山教室の随行で野坂山地の大谷山へ行ってきた。
天気予報では午前中は雨の確率が高かったが、登山口までのアプローチで少し降られたくらいで、行動中はほとんど降られなかった。
ただし黄砂の影響などもあったようで展望はあまり得られなかった。
しかしこの地域独特のブナ林ではガスがかかった幻想的な風景が味わえて、まるで水墨画の世界に迷い込んだような雰囲気の一日だった。
マキノ駅からバスでマキノスキー場の温泉さらさで下車。
まずはゲレンデの斜面を登って行く。
先月の伊吹山と同様に、眼下に琵琶湖の風景が広がってきた。
登って行くとオオイワカガミがたくさん出てきた。
マムシソウも。
約2時間で寒風へ到着。
足元はガスに覆われている。
大谷山を目指して稜線を歩く。
歩き出して2時間半で大谷山(814m)に到着した。
下山は石庭下山口から石庭方面に向かって、704m 地点から不明瞭な稜線を南下する。
このあたりはまるで水墨画の世界だった。
滑りやすい道を慎重に下って、田屋城跡へ。
その後、車道をしばらく歩いて沢のバス停からバスに乗って、近江中庄駅から電車で帰ってきた。
このところの登山教室はあまり天候に恵まれていないけれど、雨の予報にもかかわらずそれほど雨には降られないという日が続いていて、これはこれで運がいいのかもと思ったりしている。