神立山

神立山(こうだちやま?)ってどこ? どうも生駒のようだけれど地図にはそんな山名は見当たらない。そんな山に 2/20(日)に講座で行ってきた。

近鉄奈良線の瓢箪山駅に集合してまずは商店街を歩く。

そして瓢箪山稲荷神社へ。

しばらく「らくらく登山道」を行く。

結構な登り坂で、大阪市内が見下ろせる。

出発して 40 分ほどでようやく山道に入る。沢筋で、ここもなかなかの急登が続く。

山道を 40 分ほど登って舗装道路に出た。

そこから 10 分ほどで勝手知ったる縦走路に出た。

展望台の広場で昼食。

ここは 10 回以上通っているがいつも素通りで、今回初めて上に上がった。てっぺんから生駒山山頂を望む。

こちらは大阪市内方面。後ろにうっすらと六甲山系。

しばらく縦走路を進んで、ほんの少し横にそれた丘に十三塚。こんなものがそばにあるのはまったく知らなかった。

十三峠のガードをくぐって服部川への道に入る。

この少し下で南側のヤブに突入する。いよいよ神立山へ。

ヤブをさまようこと 30 分ほどで、ようやく目的の神立山(462m)に到着した。

地形図を見ると確かに三角点がある。三等三角点で点名は経ヶ塚。電波塔はアマチュア無線の中継用。

下りはほんの5分ほどで車道に出た。


歩行者が歩いてはいけないスカイラインのガードレール脇を歩いて十三峠の展望台へ行った。展望台からの大阪市内。

引き返して十三峠へ。

今度は服部川への道を素直に下りて、水呑地蔵院。

ほどなく舗装路に下りて、玉祖(たまおや)神社。

ニワトリが放たれている。

大きなクスノキ。

そして本殿。

古墳を探したが見つからず、3時半頃に服部川駅に到着して解散した。

生駒の縦走路はもう全山縦走できる体力は無いと思うので、こういうコースを歩いてみるのも楽しいかなと思った。

栂尾から沢の池、鷹峯へ

2/9(水)は京都一周トレイルの講座で栂尾から鷹峯まで歩いてきた。バス便の関係でこの部分だけは逆向きに歩いている。

栂尾に集合してしばらく車道を歩く。なぜか京都駅からのバス代が市内均一区間の 230 円になっていた。

そして福ヶ谷林道に入る。

結構な登りの林道を 30 分ほど歩くと沢の池への登山道になる。

稜線に上がると展望箇所が一箇所だけある。奥は小塩山。その手前が嵐山から松尾山の山並み。

昼前に沢の池に到着してここで昼食にした。昨年は珍しい光景に出会えたのだが、今年はごく普通だった。

沢の池からはしばらく林道を歩く。元々はここから山道だったのだが、この先が近年崩壊したために昨年からコースが変更になった。今日はこちらへは行かない。

まだしばらく林道を歩いて。東海自然歩道と同じルートに入る。

いつもはこの先の峠を越えて千束に下りていたのだが、今日は本来の一周トレイルのルートを歩いて京見峠に向かう。

ちょっとしたアップダウンの道を 30 分ほど歩いて京見小屋。もちろん無人。

ここで一旦「はせがわ」へ行ってトイレ休憩。

また戻って、展望場所から京都市内を眺める。ずっと遠方は鷲峰山など。実は奈良の山まで見えていた。

無事、京見峠の車道に出た。

その後は先月と同じ道を辿って千束に下りてきた。

先月同様、ここで解散した。

鉢伏山

2/7(月)は講座で茨木の鉢伏山へ行ってきた。鉢伏山という名称の山はたくさんあるが、茨木市にもあるということはまったく知らなかった。

集合はモノレールの彩都西駅。モノレールのこの路線に乗るのは初めてだった。

しばらく市街地を歩く。

そして鉢伏自然歩道に入る。

まずは稲荷神社にお参り。

境内の水が凍っていた。

神社の石段の下から鉢伏山を往復する。ようやく山道へ。

20分足らずで鉢伏山山頂(299m)に到着した。

山頂からの茨木市街地方面。

こちらは阿武山

また神社下に戻って、鉢伏自然歩道をしばらく歩いて彩都あかね公園へ。大きな建物は山頂から見えていた物流倉庫。ここで昼食にした。

昼食後はさらに自然歩道を南に下る。

途中で自然歩道からはずれて、川端康成の旧跡。家の表札は川端さんでした。

西国街道を歩いて、郡山宿本陣(椿の本陣)。

ちょうど午後2時頃にモノレールの豊川駅で解散した。

モノレールは京阪の門真駅と接続しているので本当なら便がいいはずなのだが、門真駅は各停しか止まらない。枚方から門真に向かう時はだいたい手前の萱島駅でうまく接続しているのだが、逆向きはそうでないことが多く、さらに各停は本数が少なくて、大阪市内の淀屋橋や京橋から帰るよりも時間がかかることが多い。この日もモノレールで門真駅に着いてから牧野駅まで50分くらいかかった。淀屋橋からよりも時間がかかった。本当にうんざりした。

サンライバスキー場、ウポポイ、そして舞鶴へ

2/1(火)はついに最終日。今夜のフェリーで舞鶴に向かう。

今日は、出発前からぜひ訪れたいと思っていたアイヌ文化博物館の「ウポポイ」へ行く。たまたま前日に情報を調べていたら入館には事前予約が必要とのことで、あわててネットで予約した。

午後の時間帯に予約したので、午前中は登別のサンライバスキー場で時間潰しをすることにした。

リフト2基というこじんまりしたスキー場(あと1基は止まっていた)。

朝里岳で不調だったスキーを試してみたがやはりダメで、結局また車に戻って別のスキーに取り替えた。

朝から好天で、こんないい天気は今回初めてだとよろこんでいたが、1時間もしたら雲がかかって雪が降ってきた。その後は降ったり止んだりで、昼過ぎまで滑ってから白老のウポポイに向かった。

ウポポイはアイヌの歴史・文化を学び伝えるナショナルセンターとして昨年オープンした施設で、「ウポポイ」というのは「民族共生象徴空間」という意味。

まずは2時からで予約しておいた博物館に入る。たくさんの展示物があって、小型モニタでの解説映像なども充実している。

入館時間は1時間ごとになっているので、おそらく滞在時間は1時間が想定されているのだろうが、じっくり見ていたらとても1時間では見切れない。2時間くらいはかかるだろう。

滞在1時間と制限されているわけではなさそうだが、1時間近く経ってきたらお客さんがほとんどいなくなってしまったので、何となくいずらくなって出ることにした。

そのあとはちょうどシアターで映画が上映されるタイミングだったので25分程度の映画を鑑賞してから外に出た。

いったんカフェでコーヒーブレークにしてから広い園内を散策した。

建物の中はこんな感じ。

よく写真で見るアイヌの民族衣装は木の皮を素材にした布で、見るからに寒そうに思える。シベリアの遊牧民族やイヌイットなどはだいたい動物の毛皮の服を着ているので、これで冬を過ごせるのかと説明員の方に尋ねてみたところ、冬場はシカの毛皮などを羽織っているとのことでした。北海道は寒いとは言っても北極圏ほどではないので、それくらいで何とか過ごせるのかも知れない。

そばのポロト湖は湖面が凍って雪に覆われている。

フェリーは苫小牧東港を夜11時半の出港でまだまだ時間がたっぷりあるので、遅くまで営業している温泉で時間潰しすることにした。

ここのレストランで夕食をとって、休憩室でテレビを見てのんびりした。ちょうどサッカーのワールドカップ予選のサウジアラビア戦をやっていた。サッカーはまったく興味が無いけれど、サウジアラビアが強いということくらいは知っている。ホームで有利だったのか日本が2-0で勝利した。

10時過ぎにフェリーターミナルに着いてチェックインしたらまた時間が遅れる可能性があるとのこと。しかし出港はおおむねスケジュール通りだった。

海が少し荒れているという話だったが行きのようなことはなく、穏やかに進んでちょうど半分あたりで反対航路の船とすれ違った。

舞鶴にはスケジュール通り2/2の夜8時半頃に到着した。敦賀と自宅は道が空いている時間帯なら湖西道路経由でも30分くらいしか余分にはかからないので、下道で帰宅した。

洞爺湖から室蘭、登別へ

1/31(月)は観光のみで、洞爺湖から室蘭を経由して登別温泉に向かう。

ホテルの窓越しに洞爺湖。対岸の山は貫気別山(ぬっきべつやま)? ガラス越しなので変な点が写っている。

このホテルの露天風呂は洞爺湖に面しているということが朝になってわかった。料理は今ひとつだったが風呂は良かった。

ホテルを出てまずは昭和新山へ。

こちらは有珠山。冬なので閑散としている。

そしてこんな時でもなければ行かないであろう室蘭観光へ。ただし市街地ではなく測量山(199.4m)へ。時間があるので歩いて登ろうかと思ったが、冬でも車で上がれるとわかったので山頂直下まで車道で上がった。まともな雪道だったので履いてきたスノーブーツでは無理だったと思う。

そばの塔に行ってみる。

この塔からの360度の眺め。

お次は地球岬へ向かうが、その手前でチャラツナイ展望台に立ち寄る。

展望台からの眺め。右の山は駒ヶ岳?

そして地球岬へ。

展望台へ向かう。

足元に灯台。

測量山が見える。

ハイキングコースがあると紹介されていたが、さすがにこの時期は雪に埋れていた。

まだ昼すぎだが今宵の宿の登別温泉に向かう。登別温泉はぜひ泊まりたいと思っていたので出発前に予約しておいたのだが、北海道到着後に蔓延防止措置が適用されてしまって、予約していたホテルは休業することになってしまった。ということで代替のホテルを探してくれて、その「ゆもと登別」というホテルに向かった。

午後2時頃に着いたので車だけ預かってもらって登別観光に出かけた。人通りはまばらだがコロナ前がどんな様子だったのかはわからない。

10分ほど歩いて地獄谷へ。

なかなか迫力のある景観。立山の地獄谷もこんな感じだったような。

散策路があって、鉄泉池はこんなところ。80度あるそうだがあまり湧き出ているようには見えない。

ホテルの温泉はお湯は良かったが露天は小さくて眺めもまったく無く、風呂の造りは洞爺湖の方がずっと良かった。料理はこちらの方が良かったです。

支笏紋別岳

1/30(日)は前日に登山口の下見をしておいた支笏湖そばの紋別岳に向かう。

✳︎赤が登り。青が下り。

苫小牧のホテルを出て支笏湖に向かうが、行くにしたがって雪が強く舞うようになってきた。またかという感じ。しかし8時半頃に着いた時にはすでに駐車スペースはほぼ満車状態だった。ちょっと横の1台分除雪されたスペースに停めた。

一人、出発の準備をしている山スキーヤーがいたが、私は出かける気分になれない。

今晩宿泊予定の洞爺湖に向かって、近くにあるスキー場にでも行こうかということも考えたりしていたが、多少雪が小ぶりになってきて、さらに一人がスキーで出発していった。

これを見てやはり行こうと心が決まった。ここが今回最後の山スキールートなので、ここを行っておかないと後悔すると思った。

9時20分頃に出発した。雪はほぼ止んでいた。

山頂の手前まで車道を進むルートなのだが、少し進むとゲートがあった。

さらに少し行くと右側の斜面にショートカットしているトレースがあったので、そちらに入ることにした。

また車道に合流してからはずっと車道を進んだ。思いがけず晴れ間が出てきた。来て良かった。

1時間少々登ると左手下に支笏湖が見えてきた。

さらに進むと正面に紋別岳の山頂が見えた。

調べてきたルート図では途中から斜面を登っていくようになっているのだが、そのあたりは下ってきているトレースばかりで登りのトレースは見つけることができなかった。ここに入ると登りで苦労しそうに思えたので、そのまま車道を進んだ。

ずっと先に車道を上がっている先行者が見える。車道は山頂の北西斜面をぐるっと大回りしているのだが、右斜面にショートカットしているトレースが見えたので、それを追うことにした。

ようやく山スキーの登りらしくなって気分良かったが、次第に傾斜が急になってきた。前方からスノーシューのパーティが下りてきた。

登りのトレースが急になって、そのままの傾斜ではずり落ちて登れなくなってきたので、新雪斜面に入ってラッセルした。そしてようやく山頂の電波塔が近づいてきた。

11時40分、紋別岳の山頂(865.6m)に到着した。

山頂から支笏期を見下ろす。湖の向こうは風不死岳。左に樽前岳。

準備を整えて下りへ。登ってきた尾根ではなく左の斜面に向かう。

ニセコの山に比べると雪はあまり良くなかった。ちょっと重い。

ほんの5分ほどで車道まで下りてきた。

車道はそこそこの傾斜があるので直滑降ではスピードが出過ぎるのが、深いわだちがあってターンはできないので、ボーゲンでスピードを抑えながら下った。

12時22分、無事駐車スペースに戻ってきた。車は半分くらいに減っていた。

また支笏湖のビジターセンターで時間潰しをしてから洞爺湖に向かった。

今宵の宿は洞爺サンパレス・リゾート&スパ。

湯快リゾートと同じようなタイプのホテルで、食事はビュッフェ。食事は雲仙の湯快リゾートの方がましだった。

苫小牧へ

1/29(土)は倶知安を発って苫小牧へ向かう。

昨夕から雪がどんどん降って、朝はこの通り。

脱出するのに一苦労した。

できれば羊蹄山をちょっと登ってから支笏湖へ向かいたかったのだが、この積雪ではとても山に向かう気になれない。

倶知安から離れるにつれて降雪は弱まってきた。11時過ぎに支笏湖に着いて、駐車場に車を停めて翌日行く予定の芦別岳の登山口の偵察に行った。

駐車スペースはさほど大きくはなく、それなりの数の登山者があるようだった。

観光エリアに戻って湖畔に出る。

後ろの山は風不死岳(ふっぷしだけ)。

WiFiの使えるビジターセンターで時間潰しをしてから苫小牧のビジネスホテルに向かった。

夕食は今回の旅で初めて店に行く。しかし少し前にコロナの感染拡大で北海道に蔓延防止重点措置が発出されて、おかげで多くの店が閉まっている。スマホで営業しているのを確認して出かけた店も閉まっていたりして、氷点下数度くらいの寒さの中で店を探すのは大変だったが、ようやく空いている店を発見。

店の前に出ていたメニューではまぁまぁ並の値段だったので入ったが、料理の質はまったくダメだった。これまでに北海道で入った居酒屋の中では最低だった。

風呂も久しぶりにホテルの狭いユニットバスで、いろんな面で不満足な一日だった。

チセヌプリ

今日(1/28)こそはチセヌプリに向かおう。昨日と同じくチセヌプリスキー場跡の駐車場へ。

✳︎登り下りほぼ一緒。

駐車場を出発したのは10時前だった。トレースを追ってゲレンデの左端の方に向かう。今のところ天気は悪くないが、予報では悪化する見通し。

しばらくは樹林帯。

途中でトレースがいろいろと分かれていてルートをはずしてしまったが、gpsのおかげで正しいルートに戻って、11時半頃に上部の平坦な場所に出た。ようやく正面にチセヌプリが現れた。

思ったよりヤブのようなものが見える。それに意外と傾斜がありそう。

左遠方はシャクナゲ岳。遠くにシャクナゲ岳に向かう先行パーティが見えた。

しばらくほぼ平坦な場所を進む。帰りは面倒くさそう。

20分ほど平坦な場所を進んで、そろそろチセヌプリへの分岐のあたりなのだが、チセヌプリへ向かっているトレースが見当たらない。もちろん人影も無し。天気も下降気味。

天気のことも不安で、この斜面を上がっていく気力が出なかった。12時前、ここで引き返すことにした。

シールを剥がすと面倒になりそうなので、平坦エリアの末端までシールのまま戻る。末端からは旧ゲレンデトップが見えていた。

ここでシールを剥がして下る。

イワオヌプリやニトヌプリに比べると雪が重かった。ライン取りが難しくて、ちょっとラインをはずすと面倒な登り返しが出てきたりして苦労した。

正味15分くらいの下りでゲレンデ下まで戻ってきた。

12時40分くらいには駐車場まで戻ってきて、そのまますんなりとホテルに戻った。

ホテル休養

1/27(金)は朝から天気が悪かった。天気予報でも回復の見込みはなさそう。

そうは言っても終日ホテルに留まっているわけにもいかないので、もし雪が小康状態だったらチセヌプリスキー場跡のあたりでも散策してみようと思って出かけた。

途中では雪が多少おさまってきていたが、駐車場に着いたらまたガンガン降り出した。

しばらく様子を見ていたが止みそうにもないので諦めて、ニセコアンヌプリ国際スキー場の様子を見に行った。

このあたりでは雪はさほど多く降ってはいなかったけれど、ゲレンデスキーをやる気分にはなれず、ホテルに引き返すことにした。

倶知安のツタヤで文庫本を買って、ホテルに戻ってのんびり過ごした。

ニトヌプリ

1/26(水)も天候は今ひとつだがチセヌプリに向かおう。

✳︎赤が登り。青が下り。

駐車スペースは五色温泉手前の曲がり角の路肩。無雪期は車道なのだが冬は除雪されていない。一昨日、昨日とここにはわりと車が停まっているのを見ていたので、早めに出かけた。とは言っても9時くらいなのだが、平日のこの天候にもかかわらずすでに数台の車が停まっていた。

9時20分くらいにチセヌプリを目指して出発した。しばらく車道を行く。

右手の斜面に入っていくトレースがあったが、これはニトヌプリへの向かうトレースだろうと思ってしばらく車道を進んだ。

チセヌプリへのルートも途中で車道をカットしていくのだが、どうもそのまま車道を進んでしまっているようだ。しかし戻るのも面倒だし、どうせ先でトレースに出会うはずなので、そのまま先に進んだ。

左手のチセヌプリの方に向かうトレースが2カ所ほどあったが、新しいトレースではなかったので見送った。今日は先行者が何人かいるはずなので車道を横切っているトレースがあるはず。

そのまましばらく進んだら右手にトレースが見えてきた。これは車道を横切ってはいないがそちらに合流する。明らかに今日のトレースだ。

そのままトレースを追っていくが、どうも進む方向がおかしい。チセヌプリは北に向かわなければならないはずだがトレースは東に向かっている。これはひょっとしてニトヌプリに向かうトレースでは?

どうもこれはニトヌプリに向かうトレースのようだが今さらチセヌプリに方向転換するわけにもいかない。天候も良くないしノートレースの斜面をラッセルする体力も無い。

トレースが急になってきたので今回初めてクトー(スキー アイゼン)を着けたが雪がやわらかいのでほとんど効果無し。どうもスノーシューのトレースのようなのでジグザグに登る。

標高が1000mを越えて、gpsでは山頂まではあと標高で数十メートルくらいだが、いよいよ見通しが効かなくなってきた。おまけにトレースもわからなくなった。

gpsがあるので戻れなくなることはまずないと思うが、今日はもうこのあたりでお終いにしようと思う。

12時前にシールを剥がして新雪斜面に向かった。

今日も雪はフカフカのパウダースノー。腕が上がったような錯覚に陥る。

10分くらいで車道に合流するところまで下りてきた。

昨日のイワオヌプリのような広大な斜面は無かったけれど、そこそこ満足することはできた。

あとは車道を10分ほどで駐車スペースに戻ってきた。

あとはすんなりホテルに戻ってのんびりしようと思う。