富良野岳、上ホロカメットク山

7/16(土)は富良野岳へ。土曜日ということもあって登山口の凌雲閣に着いた7時過ぎには駐車場はおろか路肩もほぼ満車状態。何とか土の部分に寄せて停めたが、実は窪みギリギリで危なかった。

準備を整えて凌雲閣の前を7時40分に出発した。

すぐ前に登山口。

ほどなく未舗装の道になって、三段山への分岐。

30分足らずで沢を渡るところまで来た。

今日は例のクマスプレーの後遺症対策のために別のアンダーシャツと上着に替えてきたのだが、それでもまたあのヒリヒリ感が出てきた。ザックの背中部分にも染み込んでいたのだろう。そこまでは考えが及ばなかった。

ゴゼンタチバナ。

出発して50分足らずで上ホロカメットク山への分岐。ここに下りてくる予定。

何度か沢を渡る。

ウコンウツギ? エゾウツギ?

チングルマ。

チシマノキンバイソウ。

トカチフウロ。

出発して1時間45分ほどで稜線に出た。

風が少し冷たいがジャケットは着ずにそのまま山頂を目指す。

チングルマのお花畑。

あと少し。

9時50分、富良野岳(1911.9m)に到着した。

昨日登った十勝岳(右)と美瑛岳(左)。

何とイワカガミ。

コマクサ。

人混みをはずれて稜線を上ホロカメットク山に向かう。

三峰(さんぽう)山(1866m)の登り返しは結構しんどかった。

稜線の右下の方には何とも魅力的な平原。後から調べたら原始ヶ原というらしい。

気持ちのいい稜線歩き。

雲の上に頭を出しているのはトムラウシ(左)とニペソツ(右)だろうか。

1時間半ほどの稜線歩きで上富良野岳手前の鞍部に到着。向こうが上ホロカメットク山。十勝岳が雲の中にうっすらと。

すぐそばの上富良野岳(1893m)に寄っておく。

ここからの噴火あとの眺めはすごい。

10分ほどの登り返しで上ホロカメットク山(1920m)に到着。

ここからの噴火あとの眺めもすごい。

鞍部に戻っておにぎり休憩にした。富良野岳を振り返る。

D尾根を下る。何度見てもやっぱりすごい。

30分ほどで分岐まで下りてきた。

このあたりから何故か右足のスネに痛みが出てきた。打ったりひねったりはしていないので、疲労の蓄積くらいしか思いつかない。

沢を渡ってから最後の林道は悪化しないようにゆっくり歩いた。

午後1時50分、登山口に下りてきた。

今日もまたフラヌイ温泉に行って、ぬるい源泉につかった。背中のヒリヒリは昨日ほどはひどくなかった。

ネットでコインランドリーを検索して、そこでシャツやザックを洗った。これでもう大丈夫だろう。

さて、このあとはトムラウシやニペソツに行きたいところなのだが、天気予報では明日は雨間違い無し。その後も不安定な天気が続きそうで、どうも今回は好天周期には会えなさそう。

ちょうど右スネの状態も気になるので明日は移動日兼休養日にしようと思う。とりあえず阿寒湖の方に向かおう。途中の適当な場所にある道の駅で今夜を過ごすことにしようと思う。

士幌町あたりまで行こうと思ったが意外と遠くて、結局少し手前の「うりまく」という道の駅に車を停めた。