ニセコアンヌプリ

10/25(火)の朝は冷え込んだ。氷点下5度くらい。

今日の予定はショートコースなので朝はのんびりして、神仙沼レストハウスの登山口に向かった。

何度も走っている道だが無雪期は初めて。今日のアプローチは五色温泉へ向かう道ではなくチセヌプリスキー場の先を直進していくのだが、何と通行止めになっていた。積雪期はいつも通行止めなのだが積雪のせいだろうか。

となると五色温泉に向かうしかない。少し戻ってスキー場からチセヌプリへ向かうルートもあるが、とにかく五色温泉まで行ってみる。

ほどなく路上に雪が出てきた。さすがにまだスタッドレスは履いていないので慎重にゆっくり進む。

いつもの駐車スペースに着いたら車が1台停まっていた。快晴で、ニセコアンヌプリが目の前に鎮座している。こちらへ向かおうと思った。

8時50分に駐車場を出発した。さすがに今日は登山靴だが、天気がいいのでジャケットは羽織らずに雨具をザックに入れておいた。右手にウィペット、左手は普通のポール。

地図によるとアンヌプリへの登山口は少し戻ってからキャンプ場の横にある。車道を戻ろうとしたらすぐそばにキャンプ場の方へショートカットできそうな踏み跡が目に入った。こちらへ行ってみよう。

期待通りキャンプ場に出て、キャンプスペースを進むと登山口の道標が見つかった。

しばらくぐちゃぐちゃの道を登る。

出発して20分足らずで見返り坂との分岐に出た。ここからはほ尾根伝いになる。

雪が増えてきて、しばしばササヤブの障害物が現れてわずらわしい。

わりと新しい先行者のトレースがある。

標高が上がって展望が開けて上部が見えてきた。

イワオヌプリ、ニトヌプリ、チセヌプリの方面が大きく広がっており、すでにイワオヌプリより高くなっている。これは南西方面の眺め。

西峰への斜面が目の前に広がっている。そして稜線伝いに本峰もはっきり見える。

西峰を越えてなだらかな吊り尾根を進んで、山頂が近づいてきた。

昨年、山スキーで滑った斜面はまだヤブヤブ。

10時41分、山頂(1308m)に到着した。

羊蹄山がど〜ん。

反対側はイワオヌプリ、ニトヌプリ、チセヌプリ、シャクナゲ岳など。

ぐるっと一周。

遠くに駒ヶ岳が見えていた。この日と同じくらいの好天だ。スケジュールを変更して本当に良かった。

誰もいなかったのでのんびり自撮りを楽しんで、名残惜しいが下山に向かう。

1時間少々でキャンプ場に下りてきた。こんな駐車場があったのだ。

駐車場からニセコアンヌプリを振り返る。

まだ昼過ぎだがせっかくここまで来たので五色温泉に入ることにする。

露天から目の前にニセコアンヌプリが望める絶好の場所だが、設備がしょぼいわりには入浴料が高い(800円)のが玉にキズ。宿泊は民宿並の料金のようだが。

今晩もニセコの道の駅で過ごして、明日は羊蹄山に向かうことにしよう。