御領山

1/8(月)は講座で大文字山そばの御領山を歩いてきた。このあたりは1年ちょっと前に別の講座で歩いたが、今回は銀閣寺側から登る。

集合場所の白川通から大文字山を望む。今日は大文字山にも立ち寄る予定。

銀閣寺の前を左折する。

早々に火床への道をはずれて御領山のエリアに入る。

振り返ると大阪市内まで見えた。

このあたりは中尾城跡。昔はどこかに標識が立っていたような気がするのだが今日は見当たらなかった。

中尾滝に立ち寄る。

標高が上がると雪が残っている。

幻の滝。実はこのあたりは石切場の跡。

このあたりで早めの昼食にした。

昼食後は大文字山に向かう。

大文字山の山頂(465.3m)に到着。今日は月曜日だが祝日(成人の日)なので人が多い。

山頂から京都市方面を望む。大阪市は霞んできた。

しばらく京都一周トレイルのコースで南に向かうが、途中で分かれて山科方向に下る。

ちょっと寄り道して安祥寺上寺跡へ。

今は平らな地面が残るのみ。

登り返して尾根筋を南に下る。山科の市街地が近づいてきた。

後山階稜。

ほどなく林道に降り立った。

毘沙門堂。

あとは住宅街を歩いて山科駅で解散した。

余呉高原リゾートYAP

1/5(金)は滑り初めで滋賀県最北端の余呉高原リゾートYAPへ行った。

ここに行くのは初めて。お手頃の国境が営業停止になってしまって、琵琶湖バレイや箱館山はゴンドラがいやなので、他に選択肢が無かった。

営業開始の8時半の少し前に到着したのだが、すでに駐車場はそこそこ埋まっていた。平日だがまだ学校が休みのせいだろうか。

先週の福井和泉ではゲレンデ斜面は完全に雪で覆われていたが、こちらはところどころ土が出ていた。

リフトは3本動いているが、ゲレンデ基部から放射状に配置されているので乗り継いで長い距離を滑るという選択はできない。

まだ人工雪が主体のようで午前中はガリガリだったが、私のレベルならちょうど練習にはいいくらいの斜面が多くて、それなりに満足できた。

上高地

冬の上高地は一度行ってみたいと思っていた。

上高地は最近はご無沙汰しているけれど、自家用車で入れる時代には何度も行った。しかしその頃は山に登るための通過地点でしかなく、上高地そのものを目的に歩いたことは無かった。

最近は完全な観光地になってしまって、おまけにバスやタクシーでしか入れないので、槍や穂高へ登る時はいつも新穂高から入っていて、随分ご無沙汰になってしまっている。

冬場は釜トンネル以降の道路が閉鎖されて工事用車両以外はバスもタクシーも入れず、釜トンネルから歩くしかない。

それでも上高地のスノーハイクを目的に訪れる人はそれなりにおられて、無雪期とは比べものにならないものの登山者やハイカーは少なくない。

さすがにもうこの時期にこのエリアの山に登ろうとは思わないが、上高地を目的に散策してみようと思った。

12/29(金)の朝は車に数センチ程度の雪が積もっていた。天気予報では午前中は曇りで午後から晴れるとのこと。

安房トンネルを越えて坂巻温泉に車を停めた。

ほぼ明るくなった7時前に坂巻温泉を出発した。

実は最近、大枚をはたいて折り畳み電動アシスト自転車を購入した。ここから行けるところまで自転車で行こうという魂胆である。

少し行ってからカギを忘れたことに気づいてあわてて取りに戻ったが、歩いている登山者をあっさり追い抜いて、10分くらいで釜トンネルの入り口に到着した。

車で走っている時は結構な坂だと思ったが、電動アシストの威力は予想以上に強力だった。

ところがここで想定外の事態に。冬に自転車でここを走った記録はいくつか確認してきたのだが、いつの間にやらここから先は自転車は通行できなくなっているとのこと。

致し方なく物陰に自転車を置いて、歩いて釜トンネルに入った。

20分くらいで釜トンネルを抜けて、お次は上高地トンネル。

上高地トンネルを出て少し下ると大正池に出た。大正池に立ち寄るのは初めて。

この少し先から散策路に入る。木道が整備されている。

しばらく行って田代橋を渡る。

続いて穂高橋で梓川の右岸へ。

雲が切れて明神岳と前穂高が現れてきた。

ウェストン碑は冬眠中。

右岸の車道は工事用の車両が何台か走っていた。

しばらく進んで河童橋に到着した。

9時半。ここのベンチに腰掛けてソイジョイを補給した。

そしてここから先はトレースが薄くなることを予想して久しぶりに HOK スキーを履いた。

予想通りトレースはあるものの今日はまだ誰も歩いていない。HOK スキーで高い木道を歩くのはいささか緊張した。

ところどころ木の段差があって苦労した。

暑くなってきたのでジャケットの上着を脱いだ。

河童橋から1時間半ほどかかってようやく明神に到着した。嘉門次小屋もじっくり眺めるのは初めて。

上条嘉門次のレリーフを見るのもおそらく初めて。

そして穂高神社の奥社を参拝。

明神池に来るのも初めてだった。これは一之池。

こちらは二之池。

ここから先は HOK スキーでは歩きにくいと思ってここで脱いだ。

明神橋を渡ってから振り返る。

あとは梓川左岸を河童橋に戻る。

このあと一度 HOK スキーを履いてみたが、すぐに地面が出てきたので脱いだ。地面の出ているところはわずかでまた雪道になったけれど、やはりツボ足の方が歩きやすかった。

明神から50分ほどで小梨平。

ここから河童橋までは目と鼻の先だった。

反対側には焼岳がど〜ん。

ベンチでドーナツ休憩してから車道ルートで戻る。

私には縁の無い帝国ホテル。

河童橋から1時間半ほどで釜トンネルのゲートに戻ってきた。

ここで自転車を回収して、ほんの数分で坂巻温泉に戻ってきた。

思ったよりも雪が少なくてちょっとあっけない感じだったが、いくつか残っている「心残り」の一つが解消できて気分的にはすっきりした。

福井和泉スキー場

12/28(木)は今シーズンの初スキーで福井県の福井和泉スキー場へ行った。

先月末から今月初めにかけてまとまった雪が降って多くのスキー場がオープンしたのだが、その後しばらく雪が降らず、一旦クローズになったスキー場も少なくなかった。

その後、先週にようやくまとまった雪が降って、またスキー場も再開という感じになってきた。

しかし残念なことにこれまで練習に愛用してきた国境スノーパークが人手不足のために今シーズンは営業しないことになってしまった。

琵琶湖バレイや箱館山はゲレンデまでゴンドラで上がらなければならないので不便なので、福井県のスキー場まで出かけることにした。

福井和泉スキー場はリフト2基のローカルなスキー場だが、以前に何度か行ったことがある。リフト券もわりと安めで、平日は駐車場がタダというのもありがたい。

高速料金節約のために湖西道路で敦賀まで行ってそこから北陸自動車道で福井北インター経由で、9時半頃にようやく到着した。

平日なのに駐車場は意外と混雑していたが、よく考えたら学校はすでに休みだったのだ。

雪の量は十分だったがまだほとんどが人工雪のようで、かなりガリガリだった。

下のリフトで何本か滑ったあとに上のリフトで上がってみた。どんなコースだったのかはもうすっかり忘れている。

一見初心者用の迂回コースのようなトレースがあったのでそちらへ入ってみたら、実は正反対でこのスキー場でもっとも厳しい斜面に行くためのトレースだった。

斜度はそれほどではないけれど(25度くらい?)、雪面が荒れていておまけにガリガリなので苦労した。

明日は上高地の散策に行く予定なので今日はこのあと平湯に向かう。ここから平湯までは2時間少々かかるので、3時くらいでお終いにした。

5時半頃に平湯に到着して、久しぶりに定番の「ひらゆの森」へ。

ここは昔は安かったのだがいつの間にか700円になっていた。100円のコインロッカーのお金が戻らないのは以前のままで、実質800円。カゴに入れれば100円は不要だけれど。

露天がたくさんあるのは以前のままだが一箇所お湯が入っていなかった。

お湯は以前通りで良かったけれど、昔に比べると好印象度がちょっと減った感じ。

その後、近くの大きな駐車場に停めて車中泊した。

リトル比良

12/17(日)は講座でリトル比良へ行ってきた。リトル比良は同じ講座で数年前にも歩いているが、その時は高島から登って高島に下山した。

集合は湖西線の北小松駅。

しばらくは車道だが結構な上り坂。

楊梅の滝のたもとまで来たが、今日は滝には寄らない。

滝見台からは木の向こうに雄滝がチラッと見えた(写真ではほとんどわからない)。

涼峠でひと休み。

その後、湿地帯を越えて寒風峠に出た。

しばらく稜線を歩いて、本日最高地点の滝山(703m)で昼食にした。

少し戻って稜線を下って、鵜川越の林道に降り立った。

今度は登り返して岩阿沙利山(686.2m)。ここは三角点がある。

山頂のすぐ下に仏岩。

アップダウンを繰り返してお次は鳥越峰(702m)へ。

少し戻って岳山に向かうとオウム岩という展望場所がある。オウム岩から武奈ヶ岳、釣瓶岳の稜線を望む。

反対側の琵琶湖方面。

そしてようやく岳山(565m)に到着した。

山頂のすぐ下にある石造観音三尊。

琵琶湖を眺めながら下っていく。

弁慶の切石。

白坂を横目に見て下る。前回来た時は立ち寄った。

午後3時半過ぎにようやく賽の河原に下りてきた。山道はこれでおしまい。

林道を下って長谷寺でトイレ休憩。

最後は大急ぎで近江高島駅に向かって、4時20分の電車に飛び乗って帰った。

前日までの温暖な日々から一気に気温が下がって、時折小雪の舞う寒い一日だった。

伏見稲荷から京女鳥部の森

12/13(水)は京都一周トレイルの講座で伏見稲荷から京女鳥部の森を歩いてきた。

京阪の伏見稲荷駅に集合してから表参道で本殿に向かう。

朝から大混雑。

千本鳥居は通勤電車並み。

膝松さんにお参り。

そしてこだま池へ。

空気が澄んでいて大阪市内まで見えた。

階段をひと登りして四辻へ。

時間があるので稲荷山まで足を伸ばした。

四辻まで戻って、いつもの展望場所で昼食にした。

展望場所から愛宕山や西山方面を望む。

昼食後は住宅街を歩いて泉涌寺へ。

今熊野観音寺でトイレ休憩。

最後に京女鳥部の森で今日初めての土道に入る。

こういう道になるとほっとする。

京都女子大学の上のバスの駐車場に下りて、ここで解散した。

鏡山

12/4(月)は講座で湖東の鏡山へ行ってきた。鏡山は別の講座で9月にも行ったが、前半は別のルートで登った。


✳︎GPSのバッテリー切れで終盤欠落

JR野洲駅からバスで希望ヶ丘文化公園まで行った。

公園からの三上山

しばらく公園の舗装道路を行く。一般車は入らないが公園の車はまれに通る。

途中からハイキング道に入る。

いよいよ鏡山への登山道へ。

ほどなく奥鳴谷広場へ。

ここからは意外とがっつり登る。

11時45分、鏡山山頂に到着した。標識は「竜王山」と表記されているが地形図では「鏡山」。

そばの展望台から鈴鹿方面の眺め。

三角点(384.5m)のところへ行って、ここで昼食にした。

下山は前回と同じく道の駅の方に向かう。

今度は琵琶湖と比良山系。

小ピークのアップダウンを繰り返して星ヶ崎城址へ。

正面は近江八幡の山々。

さらに下ると宝篋印塔。

道の駅に下りてここで解散した。このあたりは義経ゆかりの場所が随所にある。

釈迦ヶ岳

大峰奥駈道はかなりの部分を歩いている。テント泊で全行程走破も一時は本気で考えたけれど、もはやそれだけの体力も気力も無いが、やはり全部歩いてみたいという気持ちは残っている。

先日、玉置山からの南部を歩いて、残る大きな部分は奥守岳から笠捨山で、ここは交通機関の便が極めて悪いのでなかなか実行できないでいた。

やるなら前鬼から稜線に出て行仙岳から下北山村に下りるくらいしかなさそうなのだが、あまりにも交通の便が悪くてとても思い切れない。

そこで苦肉の策として釈迦ヶ岳の太尾登山口から釈迦ヶ岳をトラバースして稜線に出て、涅槃岳まで日帰りピストン。そして後日、行仙岳から涅槃岳まで日帰りピストンというのが何とかなりそうなアイディアと考えた。

ただし太尾登山口から涅槃岳までは片道 10km 以上あって、おまけに復路が登り基調になるので簡単ではない。

やるならこれしかないと思って、11/26(日)に決行することにした。

家から3時間少々かかって太尾登山口まで走った。前回来た時もそうだったが、今回も7時半過ぎに到着した時はすでに駐車スペースが満杯で、手前の横のスペースに停めた。

準備を整えて8時前に出発した。相変わらず「熊出没注意」の看板が置いてあるが、今日は熊スプレーを持ってきている。

稜線に上がると目指す方面が見えてきた。ただし涅槃岳がどのあたりかはわからない。

30分ほど登ると釈迦ヶ岳と大日岳が見えてきた。

目指す稜線を眺める。涅槃岳はどれ?

さらに登ると深仙の宿が見えてきた。この時はすぐに行けそうに見えた。

出発して1時間足らずで古田の森。ここは標高 1618m で、涅槃岳(1376.2m)より高い。

しばらく行くと千丈平。水面は凍っていた。

出発して1時間15分ほどで神仙の宿への分岐に到着した。ここからは釈迦ヶ岳へのルートからはずれて右に向かう。

こちらに入ると一気に道の状態が悪くなったのでポールを出した。以前に反対向きに歩いたことがある。

神仙の宿に到着した。分岐から25分程度だったけれど意外と疲れた。

きれいに手入れされている感じ。

よく見たら扉が開けられそうだったので中を覗いてみた。

この時、涅槃岳まではムリなんじゃないかと感じたが、とにかく前に進む。

釈迦ヶ岳の東側の壁はすごい迫力。

大日岳の麓から大日岳を見上げる。

行場に興味はあるけれど高齢者の単独行なので万が一にも事故を起こしてはならない。

それよりも出発してからすでに2時間が経過している。地図を見るとまだ半分も来ていない。往路のタイムリミットを4時間と想定していたが、どう考えても5時間はかかりそうだ。しかも復路が登り基調になるのでそれ以上の時間がかかる。

ここまでがそれほど遅かったわけではないので、計画が甘すぎたようだ。

せめて地蔵岳まででもと思ったりもしたけれど、以前に奥守岳から嫁越峠を眺めた時のことを思い出して、またそれの再現になるだろうと思った。

それくらいならここで引き返して釈迦ヶ岳にでも登った方がすっきりするような気がして、ここで戻ることにした。それほど悩むこともなかった。

神仙の宿を過ぎて釈迦ヶ岳への稜線を登る。写真ではよくわからないが岸壁の右の方に穴がある。これが都津門。

そこに行くだけでも命がけだが、修行の人たちはどうやってあそこまで行くのだろうか。

左の方に古田の森が見える。

あと少し。

10時52分、釈迦ヶ岳山頂(1799.9m)に到着した。

釈迦如来像のそばにある一等三角点。

山頂から西の方面のパノラマ。

山頂は風が冷たいので少し下りたところでおにぎり休憩にした。

もうちょっと下ると水場があった。ここの水場に水が流れているのは初めて見た。

あとは往路と同じ道を淡々と下って、12時34分に登山口に下山した。

帰りは google のナビが京奈和道の渋滞をうまく避けてくれて、5時前には家に帰り着くことができた。

油日岳

11/19(日)は講座で鈴鹿山系最南端の油日岳に行ってきた。行ったことがあるような無いような・・・。いずれにしても記憶は無い。

集合はJR拓殖駅。何かイベントがある模様。

9時過ぎに出発した。

大日堂。戦後に作られたもので、それほど古い歴史のあるものではなさそう。

道標に従って登山道へ入る。

山道に入ってからまずは熊鷹神社。

なかなかの登りが続く。

登りきって旗山に到着。

南に霊山。

小平山との分岐のピーク。

真ん中遠方に御在所岳が見える。

ちょっと下って、ゾロゾロ峠。

この先の稜線のちょっとスペースのある場所で昼食にした。

倉部山を通過。

午後1時前に鈴鹿の主稜線の三国岳に到着した。

ここからは左右の切れたアップダウンが続く。

加茂岳を通過。

午後1時40分、油日岳(693m)に到着した。

山頂には岳大明神。

少し下った展望場所から信楽方面を望む。

少し戻って沢筋を下りて、杣川の林道に出た。

登ってきた油日岳を振り返る。

ほどなく車道になって、油日神社へ。お寺に寄りたい方がいらっしゃったのでひとまずここで解散にした。

午後4時過ぎに油日駅に到着した。

稜線では冷たい風が吹いて、寒い一日だった。

岩湧山、一徳防山

11/14(火)は陸上クラブの仲間と岩湧山から一徳防山を歩いてきた。

似たようなコースを4年ほど前に歩いている。

今日は下山後にフロに入って、打ち上げをして帰るので、出発は少し遅めにした。

午前10時前に南海の紀見峠駅を出発した。

しばらく林道、その後しばらく急登で、10時50分に稜線のダイトレに合流した。

ここからしばらくは平坦な歩きやすい道が続く。

登りにさしかかるとダイトレ名物の木の階段が出てきた。

12時過ぎに岩湧山の山頂(897.1m)に到着した。

ベンチのある展望場所は平日にもかかわらず混雑していた。

我々もここでコーヒーを入れて、ススキを眺めながら一服した。

足元には大阪の市街地。背景は六甲山系。

そして岩湧寺に下りてきた。

お次は一徳防山に向かう。544.1m の三角点のピークからの大阪市街地。

午後2時45分に一徳防山(541m)に到着。ここで少し休憩した。

山頂の少し下からは岩湧山がど〜んと見える。

その後、河内長野ゴルフセンターに下山して、しばらく車道を歩いて南海の三日市町駅にゴールした。

京橋駅の近くの銭湯に入ってから居酒屋で打ち上げをして、楽しい秋の一日が終わりました。