六甲アルプスから新穂高へ

昨日の登山教室はまたまた六甲だった。
メインは『六甲アルプス』と呼ばれるプチヴァリエーションルートで、六甲山牧場で早めの解散という予定だった。
六甲山牧場は昨夏に家族で訪れたばかりなので、私はこの後、これまで行ったことの無い新穂高へ向かうことにした。

神戸電鉄の大池駅に集合して、しばらく車道を歩く。
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ドライブウェイからはこれから目指す六甲アルプスの尾根が望める。
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No.37 のカーブから山道に入って、ちょうど六甲山トンネルの上あたりを行く。
いきなりなかなかの急登。足元は落ち葉で滑りやすい。
しばらく登ると岩場が出てきた。
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ところどころでスリングを張って慎重に通過して、尾根の取り付きから1時間半ほどで地獄谷東尾根に合流した。
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これで今日のメインイベントは終了だ。
昼前で随所から『おなかが空いた』という声が聞こえてきたけれど、昼食はダイアモンドポイントまでお預けらしい。
シュラインロードは車が走れるような道。
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ノースロードをしばらく歩いて、12時半にダイアモンドポイントに到着して昼食となった。
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昼食後は三国池へ。
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このあとしばらくドライブウェイを歩いて、13時半に今日のゴールの六甲山牧場に到着した。
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私にとってのメインイベントはこれから。
解散したら挨拶も早々にドライブウェイを穂高湖の方に向かう。
登山地図では破線のショートカットがあったが、これは見あたらず、自然の家のそばから山道に入った。
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穂高湖に到着したのはちょうど午後2時だった。
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なかなか幻想的な池だと感じたが、実は堰堤でせき止められた堰止め湖だったようだ。
湖岸の道を進むとシェール槍への道標が立っていた。
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確かになかなかの岩の急登だ。
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ほんの3分ほどで頂上に到着。午後2時5分。
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六甲山牧場方向は木が茂っていて、ほんのわずかに望める程度だった。
西の方向はおそらく新穂高。
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元に戻って、堰堤の下の橋を渡って進んだが、どうもこのまま進むと東の方向に行ってしまいそうだったので、橋のあたりをじっくり眺めたところ、橋の下のヤブに赤テープがあるのを発見した。
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しばらくこの赤テープを辿ったが、踏み跡すら無いようなとんでもない道で、gps のルートを頼りにヤブを強引に這い上がったところ、しっかりした道に出ることができた。
道なりに進んで徳川道へ。
徳川道に入って少ししたら右側の笹藪に上に上がる踏み跡が目に入った。標識はおろかテープマークすら見あたらなかったが、おそらくこれだろうとあたりをつけて上がって行った。
gps の表示で確認するとこれで正しそうだ。
六甲の山上エリアでもこんなに静かなところがあるのかと思うくらいの静寂さで、人に出会いそうな気配がまったく無い。
道なりに進んで2時40分に新穂高(648m)に到着した。
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下りで尾根を間違えそうになったが、gps のおかげですぐに戻って、午後3時過ぎに徳川道に合流した。ここには小さな標識が付けられていた。
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ここまで来ればもうあとは消化試合のようなもの。とは言ってもここから先の道も大半は未体験のルートだが。
しっかりした、おかげで退屈な道をしばらく進んで、トエンティクロスに入る。
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河童橋もあります。
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ようやく摩耶山の天狗道への道に出会った。来週もおそらくここを通ることになるだろう。
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いつも素通りする桜茶屋を4時前に通過。
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ここからはまた未知の道を行く。
少し車道を進むと沢沿いの遊歩道のような道に入りそうな分かれがあったのだが、標識が何も無かったのでそのまま車道を進んだ。ひょっとしたらあちらだったかもと思ったが、車道を歩いている人もしばしば見かける。
布引貯水池を見下ろすあたりに車道から下に下る標識があったので、そこを下ってダムに降り立った。やはりあの分かれに入るべきだった。
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ダムの横には滝と断層がある。
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さらに下って布引の滝。雄滝か雌滝かどちらかわからなかったが、市街地からこんな近いところにこんな立派な滝があるというのはちょっと驚きだ。ダムができる前からあったのだろうか。
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ここから新神戸駅まではほんの数分で、おおむね予定通りの4時半に新神戸駅に到着。ついでなので三宮まで歩いて、そこから電車で帰ってきた。
序盤の六甲アルプスも距離は短いながらもなかなか充実感のあるルートで、後半は未知のエリアをたっぷり歩けて、非常に充実した一日だった。

奈良へ

今日は十年以上ぶりに奈良公園界隈へ行ってきた。
いま行っている登山教室は某カルチャーセンターの講座なのだが、4月から登山教室ではない講座を新しく担当することになった。
花を見に行く講座なのだが、この講座は本番の2週間ほど前に下見に行っておかなければならない。花の咲き具合や散策時間の目安、昼食の場所、駐車場やトイレの状況などを調べておく必要がある。
4月からはこれを私一人でやらなければならないのだが、今日はその予行演習ということで、これまで担当されていた方に同行して、今月の予定コースの萬葉植物園と護国神社を訪れてきた。
道を間違ったりした影響で待ち合わせ時刻に30分あまり遅れて、10時半すぎにようやく春日大社の駐車場に到着。
ここに車を置いて、まずは萬葉植物園へ。
今日はずいぶん気温が高かったけれど、そうは言ってもまだ3月上旬。花らしい花はほとんど無い。
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萬葉植物園を出て、ささやきの小径へ。
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ここはイヌガシという木の花が有名だそうだが、あまり華やかな感じは無い。
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車道に出ると志賀直哉の旧邸とやらが。
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昼食の予定の店へ寄ってから昼食を済ませて、護国神社へ。
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ここはツバキが有名らしい。
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この講座の依頼が来たときは『ラッキー!!』とよろこんだが、実際は思いのほか大変そうだ。
散策時間や散策コースは参加者のことを考えなければならないし(高齢者が大半で、歩行に難のある方もいらっしゃるとか)、下見の結果をご担当の講師の方(某大学の名誉教授)に適切に報告しなければならない。
私にとっては登山教室よりはるかに難しい仕事になりそうで、楽しみだった気持ちが一転して大きな不安を感じている。

比叡山北方稜線

今日は比叡山北方稜線に再挑戦してきた。
もう少し暖かくなってからと思っていたけれど、このままでは奥歯にモノがつまったような感じで次のテーマにすっきり取り組めないので、まだ前回の記憶が残っているうちにやってしまおうと思った。おそらく雪は増えていないだろう。
コースは予定通り、和迩から南下することにした。

8時過ぎに和迩駅をスタート。
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バス便があれば利用したかったが、学校休校日は早い時間帯には便が無いので、還来神社まで走ることにした。
右手には霊仙山。
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左前方は今日のコースが見える。
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思ったより遠くて、9時前にようやく還来神社まで来た。
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R367 を渡った所に山へ入る道があったので、そこから入山する。
谷筋はずいぶん荒れているが、古いテープを探しながら不明瞭な道を進む。
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人手の入った杉の植林だが、次第に傾斜が急になってくる。そしてテープが見えなくなった。
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木の切り株を掴みながら急斜面をずり上がったら、9時半に宮メズラ山に到着した。
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登山地図に破線で記されている道はわからなかった。
ここからほんの数分で魚の子山(552.4m)に到着。ここは三角点がある。
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不明瞭な道をしばらく進むと、林道に合流した。
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登山道に入る箇所がなかなかわからず、古いテープにだまされて変な方向へ行ってしまったが、念のために持参した地図入りのハンディ GPS のおかげで正しいルートに戻ることができた。
10時6分に小出石越。ジェルを補給した。
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この後、またまた道がわからなくなって急斜面をずり落ちたところ、ルートからかなり離れていることがわかった。
そこそこはっきりした道だったので登り返したところ、前回何度か見かけた看板に出会った。
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何とか伊香立峠に戻ることができた。
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ここから先はわりとはっきりしていた。
前回、ルートを間違った箇所に来た。
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本来は北へ向かわなければならないところを西の尾根に入ってしまった。しかしこれは GPS に入れてきたルートに従った結果で、このルートはヤマレコからダウンロードしてきたのだが、おそらくアップした人が間違ったルートに行った結果だったのだろうと思う。
ここまで来れば今日はもう大丈夫と安堵感を感じた。
大尾山には11時22分に到着。ルートミスなどもあって、想定したよりもかなり遅くなってしまった。
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林道に出てからはしばらく林道を進む。
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ふたたび山道へ。
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仰木峠の手前の展望エリアで今日初めて腰を下ろして、おにぎり休憩にした。12時前だった。
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10分ほどの休憩でほどなく仰木峠。
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前回歩いた東海自然歩道のルートはあまり快適ではなかったので、今日は一周トレイルルートを行くことにする。
仰木峠からほぼ20分で水井山。
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ここから10分ほどで横高山に到着。
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急斜面を慎重に下りて、いつも北上する道を今日は南下する。
ドライブウェイを渡った所で今日は東海自然歩道に入る。
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根本中道のあたりは道がよくわからなくてうろうろさせられた。
坂本ケーブルの駅舎は登録文化財になっているらしい。
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東海自然歩道はなかなかわかりにくかった。20年ほど前に東海自然歩道を室生寺まで辿ったことがあって、その時にここは通っているのだけれど、当然記憶はまったく無い。何となく道が荒れているように感じる。
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一本杉へは東海自然歩道から分かれなくてはならないのだが、そこを見落としてどんどん下ってしまった。おかしいと気付いて戻ったが、実は道標に『一本杉』の表示されていた。
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しかし茶色の板に黒文字ではぱっと見るとわからない。
ほどなくドライブウェイに出ると、ロテル・ド・比叡。
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そして一本杉。
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根本中道からここまでは思いのほか長くて疲れた。
展望エリアから京都市内が望めるが、かすんであまりよく見えなかった。
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ここから今日後半のハイライトの比叡アルプスに入る。
チェーンがかけられた所を適当に入って行く。道標はまったく無し。
KBSの電波設備の横に道があったので、そこに入る。しかしすぐに道がわからなくなった。
古いテープのおかげでまたまた急斜面を谷にずり落ちて行ってしまった。
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ハンディ GPS で確認すると明らかに変なので、南側の稜線をめがけてまた急斜面を這い上がる。今日は地図入りハンディ GPS に助けられた。こういう不明瞭な箇所の多いルートを行く場合は必携だと感じた。
這い上がった所は電波施設のすぐ下で、はっきりした道だった。
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これでもう大丈夫と思って、道から少し離れた風の当たらない場所でカレーパン休憩にした。
上から声が聞こえると思ったら、マウンテンバイクの集団が猛スピードで下って行った。出くわさなくて良かったと思ったが、先に進んだらちょっとしたピークで集団に出会ってしまった。
迷惑な存在なのだが、一般登山者から見ればトレイルランナーも同じようなものかも知れない。
彼らは雲母坂の方へ下って行ったが、私は地蔵谷へ向かう。
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何でここがアルプスなのかよくわからないが、どうも風化した花崗岩のエリアは『なんとかアルプス』と名づけられているように思える。ここも、須磨アルプスも、湖南アルプスもそうだ。
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末端まで尾根を辿るつもりだったのだが、道なりに下ったら予定より上流に下りてしまった。
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このまま谷筋を下りると滋賀越道に出てしまうので、瓜生山に登り返すことにする。
前回、うっかり間違えて下ってしまった道で一周トレイルルートに上がる。
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前回は瓜生山はパスしたので、今日はそちらへ。ちょうど16時だった。
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ジェルを補給して、左足のハムストリングに違和感が出ていたので、おまじないにロキソニンを投入した。
16時20分にバプテスト病院に出て、滋賀越道を今出川に向かう。今出川に出会う場所には子安観世音。
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車道に出てから走れるかどうか不安だったが、何とかジョグで出町柳に16時40分にゴールした。
15時くらいにゴールできるのではないかと考えていたけれど、甘くは無かった。
8時間半、約 35km の行程だった。

胃カメラ

初めて胃カメラを経験した。
特に何か異常があったという訳ではない。
強いて言えば、たまにノドに何かひっかかるような状態になることがあって、いわゆるエヘン虫というやつ。ただし咳き込むほどではない。
今回、胃カメラを受診することにした最大の要因は、最近、陸上クラブのベテランの方が食道ガンで手術を受けられたことだ。
70歳近い方だがまだ仕事を続けておられて、健康診断はずっと受けておられたとのこと。ただし胃の検診はバリウム。
昨秋にたまたま胃カメラでの検診を受けられたところ、食道ガンが見つかったらしい。自覚症状はまったく無かったとか。
腫瘍の範囲が広くて、手術は 10 時間くらいかかったらしい。胃も三分の一くらい削除されたそうだ。
幸い、今のところ他への転移は無く、ランニングへの復帰も可能だそうだ。
そんな話を1ヶ月ほど前に伺ったので、この機会に一度胃カメラを受診してみようと思った。
バリウムでの胃の検診は何度も受けてきたけれど、会社を辞めてからは定期的ではなく、直近は数年前くらいだったと思う。
今日、受診したのは数年前に駅前に開業した小さな個人クリニックで、開業して間も無い頃にインフルエンザの予防接種を受けたことがある。胃カメラや大腸カメラを専門にしている消化器系の医院だ。
嫁も含めて、胃カメラの経験者はまわりにたくさんいるが、その感想は個人差が大きい。
今日の検診は経鼻カメラだった。私がそれを希望した訳ではなく、このクリニックではこれが通常のやり方のようだ。
まずは腹部のエコー検査を受けて、いよいよ胃カメラへ。
カメラは思っていたより太い。
少し通りにくかったようだが、特に痛みや違和感も無く、食道に入っていった。
横向きになって映像を見ながらの受診だ。
テレビの番組でこういう映像を見たことは何度でもあるけれど、こうして自分の内臓を眺めるというのも何とも不思議な感じがする。
一旦、十二指腸まで行って、それからゆっくり戻ってくる。
胃の中に管が入っているという感触はまったく無い。
特に気になるようなものは無く、胃は非常にきれいとのこと。ピロリ菌の心配も無さそう。
ただ、何カ所か小さなポリープがあり、まず問題は無いだろうが、念のためにということで1カ所だけ採取して精密検査しておくことになった。
胃カメラの検査時間はおそらく数分くらいだったと思う。不快感のようなものはほとんど無く、これくらいならたまには受けてもいいという感じだったが、費用はそれなりのものだった(約1万円)。
地域によっては住民検診で胃カメラが受けられるところもあるらしいが、枚方市はまだバリウムだ(確か有料で 2,000 円くらいだったと思う)。
カリスマ山スキーヤーの YSHR 先生(胃腸器科の医師)もことあるごとに胃カメラと大腸カメラの検診を勧めておられる。胃ガンと大腸ガンは早期に発見されればほぼ 100% 治るので、カメラでの受診は定期的にすべきだとのこと。
昨秋の体調不良の時に肺のレントゲン検診は受けているので、重要な箇所で未検診は腸だけということになるのだろうか。
次は大腸カメラも受診してみようと思っている。

再度山、鍋蓋山、菊水山

今日の登山教室の随行は六甲の再度山、鍋蓋山、菊水山だった。
昨日の荒天からうって変わって、多少風が強い箇所もあったけれど、おおむね好天で気持ち良く歩けた。

スタートは新幹線の新神戸駅。駅の待合に集合して、駅の北側からすぐに登山道に入る。
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いきなりの急登で、少し登ると教会の聖堂のような建物が見えた。
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歩き出して小一時間で最初のピークの城山(319m)。このあたりは城跡らしい。
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しばらく進むと車道に出た。
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ほどなく再度山への登山道へ。
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走りたくなる快適なトレイルだ。
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しばらく進むと毎日登山発祥の碑。
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すぐに大竜寺の山門。
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石段を上がって本堂を参拝する。
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この手前で全山縦走路と交差したはずなのだが、どこで交差したのかまったくわからなかった。
本堂の裏を登って再度山の山頂(470m)へ12時前に到着。全山縦走はもう10回以上やっているけれど、再度山の山頂へ来たのは初めて。
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全山縦走路に合流して12時20分に鍋蓋山(486.2m)に到着して昼食にする。
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目の前には菊水山が望めるが、天王吊橋へ向かってひたすら下る。
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いつも走って渡る天王吊橋も今日はゆっくりと歩きで。
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2時過ぎには今日最後のピークの菊水山(458.8m)に到着した。
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ここもいつもは山頂をカットしてトラバース道を行くけれど、今日は展望台に上がる。
ここから須磨アルプス方面をゆっくり眺めるのは実は初めてだ。
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おおむねスムーズに下山して、神戸電鉄の線路脇を鵯越駅に向けてのんびり歩く。
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予定にどんぴしゃの3時半に鵯越駅に到着して、解散となった。
実は来月、懲りずにキャノンボールを走ることになっているので、鬼門の丸山住宅街の道へ向かおうかどうか迷ったけれど、今日の身なりでは走るのは大変なので、おとなしく電車で帰ることにした。
いつも息を切らせてあくせく歩いている道も、ゆっくりとあたりを眺めながら歩くと随分印象が違った。
おかげさまで楽しかったです。

寛平マラソン応援、そして交野三山

昨日は完全休養日にしたので、天気がそこそこなら朝から生駒へ行こうと思っていたのだが、夜中の強い雨と風に気勢を削がれて、二日連続でのんびり起床となった。
朝のコーヒーを終えた時、これから出かければ寛平マラソンの応援に間に合いそうだったので、急遽淀川へ向かった。
着いた時はすでにランナーが通過しつつあったけれど、先頭が折り返してくるのにはまだ少し余裕があった。
クラブの仲間数人に声をかけ終わったら帰ろうと思っていたのだけれど、ちょうど走路の反対側にいたスタッフの女性の懸命の応援ぶりに惹かれて、ついつい最後尾近くまで居続けることになってしまった。
寛平.m4v
この女性、高校生くらいだと思うが、1時間以上もこの応援を続けていた。
ランナーから逆に『応援頑張れ!!』と声を掛けられるくらいの人気で、今までに出会った応援の中ではダントツの素晴らしさだった。
そして午後はまたまた交野の山へ。国見山へは先日下りてきたルートで上がって、交野三山へ行こうと思った。

午後2時に家を出発。穂谷川からは交野三山がはっきりと眺められる。河津桜がもう咲き始めている。
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先日、下山した場所から山道に入る。
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なかなかの急登もあり、距離のわりには登りごたえのある道だ。15分ほど登って、以前に下ったことにある道に合流した。
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ここからは5分くらいで国見山の山頂に到着した。頂上からはあべのハルカスが見える。
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いつものルートよりはかなり時間がかかって、1時間半で交野山に到着。
今日は遠くよりもこれからの行き先の旗振山、竜王山の方が気にかかる。
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交野市いきものふれあいの里に入って、未知のルートに入る。
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交野山から15分で交野最高峰の旗振山(344.9m)に到着。
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山頂からは南の方に下っている道を行く。赤いペンキ印が随所にあって、迷う心配は無さそうだ。
少し下ったら大きな岩が鎮座していた。
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さらに下ると鬱蒼とした竹林。
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立入禁止の看板が現れたが、無視する。
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赤ペンキのマークはあるものの、歩く人はかなり少ない感じ。滑りやすい急坂が多く、かなり乱暴な道の作り方だ。
旗振山から15分で竜王山(321m)に到着した。
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下山は北方にのびる尾根に行くつもり。それらしい方向に向かう赤ペンキのマークに従って下って行く。
ここもなかなかの急坂で、おまけに道には落ち葉がかぶっており、しかも木はそれほど密集していないので、結構な緊張を強いられる。先週の比叡山の大尾山の下りと同じような感じだ。雪が無いだけまだマシだけれど。
交野の山もナメてはいけない。
15分ほど下ると下界が近くなってきた。
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このあたりから赤ペンキのマークが不明瞭になってきたが、竜王山から25分ほどで工事車両の止まっている広場に出た。
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道標はまったく無し。ここから登ろうとしても初めてだったらまずわからないだろう。少し下ると創価学園のグラウンドだった。
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ほどなくよく知った道に合流して、倉治公園のそばを曲がって第二京阪側道へ。
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家に帰ったのは5時半。約24kmの充実したトレイルだった。

一徳防山から岩湧山

昨日は登山教室の随行で和泉山脈の一徳防山から岩湧山へ行ってきた。
気温が高めの穏やかな天候で、岩湧山からは 360 度のパノラマを楽しむことができた。

久しぶりに貸し切りバスで河内長野へ向かう。
途中休憩のコンビニからはダイトレの山並みが全貌できる。二上山の雄岳と雌岳がはっきりと。
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もちろん、葛城山、金剛山も。
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普段、西側からダイトレの稜線を眺めることがあまりないので、新鮮な気持ちで眺めることができた。
歩き出したのは9時半を過ぎたくらいだったと思う。大阪のハイカーにはポピュラーな山だそうだが、登り口にははっきりした道標が無い。
池のそばの細い登山道に入って、最初のピークは旗倉山。鞍部からピストンした。
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一徳防山へは小さなピークのアップダウンを繰り返して行く。
ちょっとした展望箇所を過ぎて、山頂(541m)に到着したのは11時20分過ぎだった。
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あまりゆっくりするスペースが無いので、しばし大阪方面の展望を眺めて先へ進む。
15分ほど行ったところに三角点(544.1m)があり、ここで昼食にした。
来し方を振り返ると旗倉山ははっきりとしたピークだ。
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当初の予定では岩湧寺から下山することになっていたが、なかなかいいペースで進んで来たので、岩湧山まで行こうということになった。
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タツガ岩でも展望を楽しむ。
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編笠山(635m)はすぐだったが、展望はまったく無し。
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ここからしばらく下って林道に出て、岩湧寺の手前からまた登山道に入る。ここからはダイトレ名物の階段の急登になる。
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誰も脱落することなく、最後の階段を上る。
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2時15分頃、岩湧山頂(897.7m)に到着した。ここからの展望も素晴らしかった。
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かつて、屯鶴峯から槇尾山まで夜を徹して歩いた時のことを思い出した。
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来た道を戻って、フィナーレは岩湧寺。
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多宝塔は重要文化財とか。
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しばらく車道を下った所までバスに迎えに来てもらって、4時頃にすべての行程を終了した。
登山教室の一日の行程としてはなかなかの長丁場で、しかも終盤に急登があってなかなか大変だったと思うが、脱落者も出ずに最後まで歩き通していただけました。

比叡山北方稜線

昨日はトレラン復帰初戦で、比叡山の北方稜線を目指した。
仰木峠から北の稜線は以前から気になっていたエリアで、登山地図ではおおむね不明瞭な道となっているが、ヤマレコではいくつかの記録もある。特に気になるのは『宮メズラ山』という奇妙な山名。
仰木峠からしばらくは昨年、比叡山のトレイルランの大会で使われたので、そこそこは整備されているはずだと思った。
例年ならこの時期はそれなりの積雪が想定されるところだが、先週の愛宕でうっすら程度の積雪しか無かったので、おそらく同じくらいだろうと思って、思い切って出かけてみることにした。
※なぜか gps のデータが壊れていて、トラックの地図はありません。
7時15分過ぎに出町柳をスタートした。
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かなり気温が低い感じで、ウエアは着たままで走り始める。
滋賀越道に入って東山トレイルに合流し、バプテスト病院脇から山道に入る。
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瓜生山の稜線まで上がると身体が暖まって、少し暑くなってきた。
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少し北へ進んだところでライトジャケット上下と薄いベストを脱ぐ。
このあたりはトレランのためにあるような快適な道だ。
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あまりにも通い慣れた道なので緊張感がまったく無く、うっかりと東側に下って行く道に入り込んでしまった。こんなところにこんな下りは無かったはずと気付いて引き返した。
雲母坂に入って、いつもの展望台から宝ヶ池、岩倉方面を眺める。今日は愛宕の方もうっすらと雪をかぶっている。
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比叡山の山頂エリアに近づくとようやく雪で覆われてきた。
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今日はいつもパスしている大比叡を訪れるつもりなので、スキー場のゲレンデ跡の手前の車道を上に上がる。
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さすがに寒くなってきてジャケットの上着、そして耳までかぶるヴィーニーを着用した。
車道の一部で少し下って上るところに氷が張っていて、上に雪がうっすらとかぶっているので氷に気付かず、すってんころりんと滑ってしまった。
駐車場を越えてさらに少し登って、大比叡の三角点(848m)に到着した。9時35分。
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一段と冷え込んできたので、手袋の上に雨用のグローブを重ねた。
このあたりの道はまったく知らないので、どこか適当にいつもの山道に合流できる道があるのではないかと少し先に進んで、左側の稜線のようなところに入ってみた。
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強引に少し下ってみたが、傾斜はかなりきつく、さらに雪がうっすらと覆っているので足元が非常に悪く、これ以上下ると戻るのも大変になると思って、諦めて通常のルートに戻ることにした。
駐車場からは先日歩いた大文字山、如意ヶ嶽、長等山のエリアが目の前に望める。
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ちょうと転んだあたりから登山道に合流するための道が分かれていたので、そこを下っていつもの道に戻る。
目指す方向にはあまり雪は無さそうだ。
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ジェルを補給しながら先へ進む。
今日は一周トレイルが目的ではないので、横高山と水井山へは登らずに、東海自然歩道を行くことにする。
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一旦沢まで下って、段差の大きな階段を登り返して一周トレイルルートに合流して、11時25分にようやく仰木峠に到着した。山頂エリアでちょっと時間をロスしてしまった。
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ここが今日の実質的なスタート地点。ここから未知の領域に入る。
今日、初めて腰を下ろしておにぎり休憩にする。しかし止まっていると寒いので、ほんの数分で出発した。
琵琶湖の眺めが素晴らしいが、ちょうど琵琶湖側はネットが張られている。先月訪れた奥島山のエリアが望める。
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なかなかの急登があったりしたが、突然林道に飛び出した。このあたりの琵琶湖側は稜線直下まで林道が上がってきているようだ。この林道はトレランの大会でコースになっていたはずだ。
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林道の左側に登山道と思われる踏み跡が出てきた。結局先で林道と合流するのではないかと思ったけれど、こういうところで林道を進むといつの間にか登山道から離れていくということをこれまで何度か経験しているので、忠実に登山道を辿ることにした。
しばらくは林道からつかず離れずという感じだったが、次第に登山道は林道からはずれてきた。このあたりは道標も所々にあって、迷うようなことは無かった。
12時15分に大尾山(681m)へ到着。地形図には梶山と表記されている。
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ここの下りはなかなかの急斜面で、おまけに雪がうっすらと覆っているので滑りやすく、木に捕まりながらの下りとなった。それでも何度か足を滑らせて尻餅をついた。スパイクは持ってきているが、装着するのが面倒だ。
そして、コースが不明瞭になってきた。うっすらと雪に覆われているので、踏み跡が非常にわかりにくい。
所々古い黄色や赤のテープがあるけれど、離れているので先のテープが見えない。
ネット沿いに下った箇所があったので、同じようにネット沿いに下って行ったら、ルートからどんどん離れてしまった。
これはおかしいと思って登り返したが、今度はまた反対側の変な方向に下ってしまい、正しいルートを見つけるのに苦労した。
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gps に入れてきたルートに沿って進もうとするが、もはやテープはまったく見あたらない。
このあたりのルートははっきりした稜線ではなく、小さな沢や突起をへつったりするような感じになっているので、明確な目標が見あたらない。
沢に向かって急な斜面をずり落ちていく。植林が伐採されていて、切り株がかなり新しい感じなので、どこかに踏み跡はあるはずで、おそらく近くまで林道が上がってきているに違い無い。ただ、この林道に出ると京都側に下ってしまう。
まだまだ先は長いし、この先もおそらくルートが不明瞭な箇所が出てくるだろう。今日はこのあたりで引き返した方が安全と判断した。1時過ぎだった。
帰ってから登山地図を見たところ、ちょうど『迷』の印が表記されているあたりだった。
さて、戻ってどこへ下るか。
少し戻れば滋賀県側に下る林道に出られるが、ここは林道に出てから下界までが遠い。湖西線の駅まで行こうとしたら 10km くらい走らなければならないのではないか。それに手元の地図では電車の駅までの道はわからない。
それならいっそ、大尾山まで戻って大原へ下った方がいいのではないかと思った。トレランに来ているので、長いロード走は避けたいと思った。
ずりずりと滑った大尾山の斜面を必死で登り返して、1時55分に大尾山に帰り着いた。雪が舞っていて寒い。
ジェルを補給して下りに向かう。
結構急な下りで、ほどなく沢に合流した。結構道が荒れている。
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このあたりには音無の滝がある。沢に入って少し下ると三の滝。
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おおむね沢の右岸をへつっていくが、なかなかしょっぱい道だ。まさに踏み跡程度という感じで、足元が濡れていて、滑らないように手も使いながら慎重に下る。もし雨だったらかなりやばいだろう。今日の核心部分だ。
次は二の滝。
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最後は一の滝。
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ようやく林道に出て、ほっとした。
少し下ると来迎院。
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さらに下ると三千院。
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観光名所の大原もさすがにこの季節は閑散としている。
バス停にたどり着いたのは3時前だった。
再挑戦しなければならないが、いずれにしても春以降だ。しかしたとえ雪が無くても同じルートを辿ると同じ結果になる可能性が否めない。
それに本当に歩きたかったのは今回歩けなかった部分なので、次回は北から南下しようと思う。

大文字山、如意ヶ岳、長等山

今日の登山教室はポピュラーな大文字山。しかし序盤はあまり人の歩かないルートを辿って、なかなか味のある楽しい一日だった。
大文字山には以外と味わい深い路があるということはこれまでも何度か聞いていたし、昨日Tさんからも伺っていたが、なかなか自分では行く機会が無かったし、こういう隠しルートは最初はやはり経験者に同行しないと思いがけないトラブルに見舞われる。
と言うことで内心、自分でもかなり楽しみにしていた。

銀閣寺のそばに集合して、最初は通常の大文字山登山ルートに向かった。
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しかし朝鮮学校手前を右に曲がって広場を越えるとすぐに、道標の無い道を左に入った。
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道はしっかりしている。少し登ると最初のピーク(?)で、城跡の一部とか。
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さらに少し行って、次のピークが中尾城跡。
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地面が整地されたり削られたりしているのが城跡ということだが、建物はもちろん、石垣などの痕跡もまったく無い。
しばらく行くと沢筋に入ったが、ここがずいぶん荒れている。3年ほど前の台風の影響らしい。この台風の影響はこのあたりの低山でも至る所に痕跡を残しており、先日の国見山もその影響に違いない。
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初心者向け講座にはふさわしくないルートだが、ここまで来たら行くしかない。
ほどなくしっかりした道が現れて、出会い坂という峠に登り上げた。
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あとははっきりしたトレイルをたどって無事、大文字山の山頂に到着。
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昼食を済ませ後は昨年歩いた如意ヶ嶽、長等山のルートへ向かう。
昨年、倒壊していた雨社は再建されていた。
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如意ヶ嶽へは昨年とはちょっと違うルートで向かった。
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舗装道路の展望箇所からは琵琶湖、
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そして音羽山などが眺められる。
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しばし車道を下ってからガードレールをくぐって登山道に入って少し行くと、かつて(平安時代?)勢力を誇ったと言われる如意寺のエリアの園庭跡に出る。
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大きな石がいかにも園庭跡という感じだが、これらの大きな石、どうやって運んできたのだろうか。最初からここにあったとはとても思えない。
皇子山ゴルフ場の横の稜線を下って、早尾神社に無事下山。
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この講座にしてはなかなかの長丁場だったと思うが、足が痛いという方もおられながら、みなさん最後までしっかりと歩いていただけました。

愛宕山

今日は大阪国際女子マラソンの応援には行かず、山岳会のベテラン女性のTさんと愛宕山へ行ってきた。
Tさんとはかつては山スキーなどで何度もご一緒させていただいたが、ここ何年かは私がマラソンを重視して山スキーへ行かなくなり、Tさんも家庭の事情などで遠方には出かけられない状態になられているので、しばらく疎遠になっていた。
UTMF が終わったら軽ハイキングにでもお誘いしようと思っていたけれど、思いがけなくヘルニア手術などになってしまってのびのびになって、ようやく今日、実現の運びとなった。

先週の雨が上部では雪かもと思ってスパッツと軽アイゼンを持参したけれど、嵐山あたりから眺めると頂上付近も雪の気配はまったく無かった。
清滝の表参道登山口の鳥居の所で落ち合うことにして、私は JR 保津峡駅から歩いて行った。
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保津峡駅を出たのはちょうど9時。しばらくは保津川(桂川)沿いの車道を歩く。
正面に見えるコブは六丁峠だろうか。
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六丁峠へ行く車道を見送って、清滝川沿いの一周トレイルの道に入る。
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もう少し近いと思っていたけれど以外と時間がかかって、待ち合わせの9時45分を若干過ぎて鳥居の所に到着した。
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表参道は随分以前に何度か登ったことがあるけれど、もはや記憶はまったく無い。今日は好天ということもあって、登山者が非常に多い。
ずっと階段が続いてうんざりするが、道が広いので並んでしゃべりながら登った。
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しばしば休憩しながらのんびり登る。
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歩き出して2時間ほどかかって水尾への分かれに到着した。
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このあたりまで来ると空気が冷たい。一時脱いでいたフリースをまた羽織る。
ようやく雪らしい雪が出てきた。
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ほぼ3時間で山頂の休憩エリアに到着。お昼も過ぎているので、さっそく広場のベンチで昼食にする。
Tさんが持ってきてくれたおでんを温めていただく。
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はやり暖かいものはおいしい。
さらにTさんお気に入りのパン屋さんのサンドイッチもいただく。具がたっぷりのタマゴサンドとカツサンドで、ボリュームたっぷりだ。
Tさんは疲れて食欲があまり無いとのことで、おでんは私が大半をいただくことになった。満腹、満足です。
腹ごしらえが完了してから本殿に向かう。
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ついでに奥の院にも。
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下山は大杉谷を下る。こちらは階段ではない普通の登山道なので歩きやすい。
第二ベンチと書いてある展望場所からは京都市内と醍醐の山並みがきれいに眺められた。
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林道に出て、登山口の鳥居の前を通って、Tさんが車を止めていた駐車場に戻ったのは午後4時前だった。
帰りは車で JR の嵯峨嵐山駅まで送っていただいた。
今日の山行はずいぶん以前から行きたいと思っていたもので、好天にも恵まれて、期待以上に楽しい一日となった。