週末は久しぶりに、家族で山代温泉へ行ってきた。
好天の土曜日は東尋坊へ行って海鮮どんぶりを食べて散策してから山代温泉へ。
山代温泉は初めてだったが、お湯は普通のお湯とほとんど変わらない感じで、温泉と言われなければわからないくらいだった。おまけに旅館の露天風呂は屋根が覆い被さってまったく空が見えず、かろうじて外気が入ってくるだけという造りで、何とも風情の無いところだった。
街並みも閑散としていて、これまでに行った温泉地の中では一番活気が無かった。
日曜日は天気が悪いのがわかっていたので、朝は旅館の近くを少し散策してから永平寺へ向かった。
雨が降ってきたが、永平寺は寺の中をぐるっと巡れるようになっていて、修行僧と観光客が行き交うユニークなシステムだった。
いつの間にか雨は止んでいて、土産物店でそばを食べて、夕方には帰ってきた。
こんな温泉旅行をこのところ年に2回くらいやっているが、温泉そのものに関して言えばこれまでで一番温泉らしくないお湯だった。
もちろん硫黄のにおいがしたり、お湯がヌルヌルしていたり、色が透明で無かったりということばかりが温泉という訳でもないだろうが、普通のお湯と何の違いも感じられないようなお湯ではちょっともの足らないというのが正直なところだ。
それほどの温泉通というわけでもないので、やはりどうせ行くなら温泉らしいお湯に出会いたいものだ。
これならスパバレイ枚方の温泉のお湯の方が良いくらいだった。