昨日は図書館で、鏑木毅さんの『激走100マイル』を借りてきて、一気に読了してしまった。
UTMBでの3位入賞から、安定した仕事を辞めての独立、その後の故障、UTMFのことなど、ある程度のことは知っていたものの、一冊にまとめられて読んでみると、それはそれはUTMBを完走する以上の大変なことだったと思う。
そろそろシビアな第一線からは徐々に離れていかれるのではないかという気がするが、できるだけ長く、競技の場にいてもらいたいと思う。実は数年前に京都の東山マウンテンマラソンで、鏑木選手のはるか後ろを走ったことがあるのだが、ただの一度も見かけることなく終わってしまった。
そんな刺激もあって、今朝は目覚ましで起きた後に二度寝しかけたのだが、なんとかこらえて山田池へ走りに行くことにした。
明日はクラブの記録会があるので、多少は余裕を残して終わりたい。しかし八ガ岳のことを考えると、あまり短い距離のジョグではまったく意味が無くなってしまう。と言うことで、暑い日の30kmジョグにした。
日射しは強いものの、湿度は低めで、木陰であれば快適に走れるくらいの天気だった。後頭部クーラーとネッククーラーも有効で、途中で塩飴を舐めたり、パワーバージェルを補給したりしながら、キロ6分を少し切るくらいのペースで30km少々を無難に走り終えることができた。
この時期の晴天の日にしては条件が良かったとは言うものの、このところ暑い日のロングジョグを何度かやってきた成果が出てきているように感じる。暑さにはめっぽう弱かったので、昨年までなら今日のようなコンディションでも30kmは走れなかったと思う。
明日の記録会が終わればいよいよ八ガ岳一直線というところなのだが、8月の前半はいろいろと予定が入っていて、週末の走り込みができない。ちょうど本番の1ヶ月前で、しっかり走り込むのには最適の時期なのだが、エントリー以前に決まっていた予定なので如何ともし難い。何とも悩ましいところだ。