今日はカルチャーセンターの登山教室の随行で、笠置山へ行ってきた。
講座のコース名には『入門』やら『初級』やらの単語が付いているのだが、講師の趣味でいつもなかなか通なコースを歩いている。しかし今日はまったく危険の無い、ほぼハイキングコースだった。
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関西本線の大河原駅を降りて、東海自然歩道の『銀の帯ハイキングコース』を笠置へ向かう。
平坦な道をしばらく行って布目川を渡ると、甌穴(おうけつ)群に出会う。
『甌穴』とは河原の岩に水流による浸蝕のためにくぼみができたものだが、上の写真には肝心の甌穴は写っていない。
このあたりは石仏が随所にあるが、文化的素養に欠ける私は、そういうものを見てもあまり興味が湧かない。
JR の線路脇をしばらく行って、笠置の公園で昼食にする。冷たい風が当たって寒い。カップラーメンもすぐに冷めてしまった。
来た道を少し戻って、笠置山の三角点への道に入る。なかなかの急登で、落ち葉が濡れている所があったりして、これまでのハイキング気分から一転して本格的な登山道になる。
急登を上がってようやくなだらかになってきたと思ったら、左側にはゴルフ場。興ざめでがっかりするが、仕方ない。
展望も何も無い笠置山の三角点を踏んで、なだらかな道を笠置寺へ向かう。
笠置寺は京和トライアスロンクラブのマラニックのゴールで何度も来ているが、いつもそのまますぐに降りてしまうので、どういうエリアなのかこれまでまったく知らなかった。実は山上エリアをぐるっと回れるようになっていて、石仏や大きな岩などの見所がたくさんある。
マラニックの時はタダで入るが、今日は 300 円の拝観料を払って入った。
展望が楽しめる場所もある。
後は登山道を笠置駅まで降りて、今日の行程は無事終了した。
笠置山への登りがそこそこ楽しめる道だったし、山上エリアも予想外におもしろかったので、思った以上に楽しめるコースだった。