今日は私のお気に入りの京和トライアスロンクラブの『伊賀忍者武術大会山城編』へ参加してきた。
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案内のハガキではナンバーカードで時差スタートになっていて、私は 9:15 のスタートとのことだったので、8:50 くらいに集合場所へ行ったところ、どうも 9:00 に一斉スタートするような案内。
ここの大会はいつも土壇場で何が起こるかわからないことが多く、コースも当日にならないと正確なところはわからない。地図をもらったが、準備があるのでしっかり確認している時間が無い。
何とかギリギリ準備がスタートに間に合って、みんなと一緒に出発した。
昨年は暑さで終盤つらい目にあったが、今日も同じような天気になりそうだ。雨の場合に備えて帽子を持ってきたが、昨年のコースは 30 分くらいで山道に入って行ったので、帽子をかぶらずに出発した。
最初のうちは昨年と同じコースだったが、昨年入った山道の方向へは行かずに、まだしばらく車道を行く。帽子をかぶっておけば良かった。
7km ほど行ってちょうど踏み切りを渡る時に列車通過の待ち時間ができたので、そこで帽子を出してかぶった。
が、ほどなく山道に入って行った。
昨年とはまったく違うコースのようで、gps の地図はまったく無意味だった。
山道に入るとほとんど歩きになる。おまけにかなりの集団で、何も考えずに付いて行ったら、前の方から戻ってくる人たちが。どうもコースをはずしたようなのだが、ここの大会の特色で、里山の普段はほとんど人の入らないケモノ路のようなところがルートになっているので、どこが正しいルートなのか非常にわかりにくい。
やれやれと思いながらも『いつものこと』と諦めて、しばらくみんなでウロウロして何とか正しいルートを見つけた。
突然、神童寺に出た。重要文化財らしいが、スルーする。
また山道に入って、しばしば不安を感じながらも大きなロストは無く海住山寺に到着。しかしここも『ここから先は入山料が必要です』というような立て札に恐れながら、少しウロウロさせられた。
ここからしばらくは車道をぐんぐん下る。
しばらく行くと木津川を渡る橋にさしかかった。ここの大会は京都スタートの場合は木津川の北側のエリアを行くことが多いので、以外なコース設定に少しとまどう。地図をしっかり見ていないので、今日のコースをまったく把握していない。
車道を左折して急な登りをしばらく行くと、前で何人かが地図を見て立ち止まっている。このあたりにエイドがあるはずなのだが、なかなか出てこないので不安になったようだ。
私も同じような気分だったので、地図を見せてもらって一緒にルートを確認する(自分の地図はザックの中に入れたまま)。
すると、地図に記載されたルートでは先ほど左折した所を直進するようになっている。ということで、せっかく登った坂を下って行って、地図のルートに戻った。
しかしここから地図のルートをしばらく行っても、地図に記載されている山への分かれがわからない。30 人くらいの大集団であたりをウロウロするが、地図のルートはまったく見つからない。
先ほどの上り坂ルートはショートカットしてゴールに向かうことができるので、最悪それでいいかと思って、集団から離れてまたそこへ戻ることにした。急に天気が崩れて、雨が降ってきた。
で、先ほどの曲がり角に戻ったところ、スタッフの人がコース案内に立っている。何と、最初に行った上り坂が正しいルートで、地図に記載されたルートが間違っているとのこと!!。
ここの大会はある程度のユルさが魅力ではあるのだが、いくら何でもそれはないだろうと、さすがの私もちょっとキレかかった。
ようやくエイドに到着したが、配給されたサイドイッチはザックに入れて、早々に先を急ぐことにした。が、気分的にはちょっとモチベーションが落ちている。雨は止んできた。
前後のランナーが少なくなってきて、単独走になると不安を感じる。おまけにそろそろ登りも苦しくなってきた。
先行していた二人が『道が途絶えている』と言って戻ってきて、またロストかと思ったが、私が行ったところ、単に雑草が生い茂っているだけと思われたので、強行突破したところ、やはり正規ルートだった。
しばらく行くと車道に出たが、これがまたルートがよくわからない。
最終的には柳生を通って東海自然歩道を笠置山に向けて北上するルートだったのだが、ここももらった地図と案内のラインとはかなり違うルートだった。
さんざんウロウロさせられて、40km 少々に6時間ほどかかってしまった。
順位やタイムを競う大会ではないので、多少のトラブルはそれも楽しみのうちと割り切ってはいるが、今日はちょっと『いくら何でも』というのが正直な気持ち。
いつもの笠置の温泉はタオルサービスが無くなっていて、小さなタオルハンカチで済ませることになってしまったが、私より少し遅れて到着した人が『ルートがほとんどわからず、ほとんどずっと車道を走ってきた』と言っていた。
でもまぁ、また秋には何か参加することになるのだろうと思っている。
月: 2014年6月
競技場インターバル
今日の練習会は競技場でインターバル 1000m x 5。目標タイムは5本すべて3分台だが、はたしてどうなるか。
このところ競技場は混むことが多いが、今日は一段と多い。特に小学生や中学生のような年代が多く、この世代はまだまだマナーがわかっていないので、トラックをのんびり歩いたり、トラックの内側でたまっている時に何気なしにトラックに出てきたりすることがよくあって、非常に危ない。
アップの時は、このままでは本練習がまともにできるだろうかと不安を感じるほどだったが、こちらもハイレベルのランナーが数人くらいいるので、彼らが前でコースを整備してくれることを期待して、本練習を開始する。
結構たくさんの仲間がいるのだが、何故かスタートしてわずかの間に単独走になってしまう。1本目は 3’54″。
2本目は 3’55” だったが、この後どうなるか、ちょっと不安を感じる。完全に単独走になってしまって、伴走者や目標がまったく無い。
3本目は何とか 3’58″。しかしもう目一杯という感じ。
4本目は案の定、4’02” で、何とか最後は3分台でという気持ちで臨んだラストも 4’01” だった。
ジリ貧になったのはやはり単独走になってしまったせいだと思うが、これは仕方ない。2本目以降は心拍数も 170 を越えていて、ピッチも 210 を少し越えるくらいだったので、これが限界だと思う。
ナイター練習会
今日はナイター練習会だった。
先週末は練習会が無かったので、強度の高い練習は10日ぶり。しばらくのんびりして、身体全体の疲れは取れた感じがするが、右股関節や左アキレス腱などの不調は期待したほどすっきりしなかった。
練習メニューは 2000m x 2。メンバーはめずらしく若手のスピードランナーと、私よりワンランク上が二人。総勢で 10 人未満というやや寂しげな集まり具合だった。
若手は練習相手にはならないので、ワンランク上の二人を目標に走ろうと思った。
が、若手は予想通り飛び出して行ったものの、ワンランク上の二人は出ない。このままではあまりにも遅すぎるので、仕方なく一人で出る。ほどなく二人のうちの一人とおぼしき足音がすぐ後ろに来た。
少し上げすぎたかと思ったが、出た以上はこのまま行くしかない。1000m は4分は切っているだろうと思ったが、時計をしっかり見る余裕が無い。帰ってから確認したら 3’56” だった。
後半は少しペースが落ちてきたと感じたが、ずるずる落ちるというほどでは無かった。予想通り、ワンランク上の二人が最後の1周ですんなり前に行かれて、4分を越えたかと思ったが、何とかギリギリの 3’59” だった。
2本目もほぼ同じ展開になった。1000m は 3’58″。後半も何とか粘ってまたもやギリギリの 3’59” で、すべて4分を切って走ることができた。
ちょうど1ヶ月前のナイターではすべて4分以上。1本目は 4’10” くらいのペースだったので、やればまだできるということが確認できてうれしかった。
しかしこういう練習結果が本番の結果に結びつかないのが悲しいところ。来月には今年最大の目標のおんたけウルトラトレイル 100k を控えているが、ロードレースはまったく予定無し。
こういう練習がおんたけウルトラのようなレースの結果にどれほどの効果があるのかはわからないが、やる気があるうちは続けて行きたいと思う。
サンドイッチ山
このところハードな週末が続いていたので、今週は少しゆっくりしたいと思っていた。幸いなことに天候も今ひとつだったので、のんびり過ごすことができた。
サンドイッチ山のことを知ったのはつい最近のことで、たまたまネットで枚方市最高峰が『サンドイッチ山』ということを知った。山と言っても三角点があるわけではなく、厳密には山ではなくて『最高標高地点』ということになるのだろう。
交野の山へ行くときはいつも交野山が最高峰だが、山名からわかるようにこれは交野市の山である。枚方市の最高地点が実はこのコースのすぐそばにあるということを知って、それならということで気楽な気持ちで出かけた。
せっかくなので、このあたりの低山ハイクの定番、甘南備山(かんなびやま)をつなげようと思った。ここもまだ行ったことが無い。
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午前中は雨だったので、雨が止んでしばらくして2時半くらいに家を出た。
サンドイッチ山の手前までは定番ルート。スパバレイを越えてサイエンスヒルズから国見山の登山道へ。しかし白旗池へ出る少し手前で穂谷野外活動センターに入る。
少し行くと舗装道になって、また少し行くと右側に登山道が分かれていた。オリエンテーリングの道標があって、ここからサンドイッチ山へ向かう。しかしサンドイッチ山という名前は道標にはまったく出てこない。
すぐに分かれが現れる。ネットの情報で左がいいと書いてあったのを記憶していたので、迷わず左へ行く。あまり人が通っていない感じ。
少し登ると峠になっていて、直進すると下って細い車道が見えている。右の稜線に道が伸びているので、ここを登る。走れないほど急になって少し行くと、ネットで見た『サンドイッチ山(313m)』の標識が現れた。ここまで1時間少々。
展望はまったく無いので、早々に先へ進む。同じ道を戻るのもおもしろくないので、先ほどの分かれの右側の道だろうと推測して頂上から右の道を下りる。ここも最初は結構な急斜面。雨で濡れているので慎重に下る。
途中でT字路に出て、左へ行くと白旗池へ行けそうだったが、今日のところは素直に右へ行く。予想通りの分かれに出て、いつもの道に戻る。
尊延寺への道は立ち入り禁止になっているが、まぁ何とかなるだろうという気持ちでテープをまたいで入る。
急な木の階段を下る。蜘蛛の巣にしばしばひっかかる。あまり人が入っていないのだろう。うっそうとした樹林で、薄暗くてあまり気持ちの良い場所ではない。おまけに雨が降ってきた。
急な階段が終わると沢筋に出て、道が荒れてきた。沢が崩れている場所がいくつもあるが、通るのに苦労するほどの箇所は無い。
しばらく行くと開けた田圃が現れた。傍示のあたりとよく似た雰囲気だが、これなら歩く人が少ないのも仕方ないと思った。
思ったより下りの距離が長かったので、変な所に降りてしまったのではないだろうかという不安が少しあったが、住宅街に入って住所を確認したら尊延寺だった。すっかり本降りになってしまった。
今日はルートを入れた gps は持ってきていないが、尊延寺あたりの地図は印刷して持ってきている。関西外大の建物を目印にしばらく車道を行く。
R307 へ向かう分かれで一度ウロウロしてしまったが、無事 R307 の合流地点まで来た。ここから甘南備山への登山道が今日最大の不安箇所。
甘南備山方面はずっとフェンスが立っていて、山側へ入れる箇所が見あたらない。ヤマレコのレポートで京田辺方面へ少し行った所から山側へ入っているものがあったので、それを探してみる。
フェンスが終わって少し行ってから山側へ入れそうな場所があったが、川を渡れそうな場所が見つからない。あやしげなコンクリートの斜面をうろうろしていたら足を滑らせてしまって、危うく川までずり落ちそうになった。
このあたりから渡るのは諦めて、枚方方面へ向かってみる。しかしこちらも行けども行けどもフェンスやヤブで、登山道らしきものはまったく見あたらない。
しばらく行くと右側の斜面に上がる階段があったので、これかと思って上がってみたが、上は小さな田圃で、その先はため池の周りを半分ほど行くと道が消えてしまった。
半分諦めムードで R307 を枚方方面へ向かう。随分行ってから右へ行けそうな道があったが、もうすでに5時近かったので、今日はもうこれで諦めることにした。
R307 を離れて藤阪駅を経由して、穂谷川沿いの馴染みの道で帰ってきた。気楽な気分で出かけたが、甘くは無かった。甘南備山にはぜひ再挑戦しなければならない。
頭突き、肘撃ち
私はかつて格闘技の大ファンだった。特に好きだったのは総合格闘技で、PRIDE が流行っていた頃はさいたまスーパーアリーナなどへ 10 回以上観戦に出かけた。
総合格闘技というのは主催者によってルールが様々で、公式の統一ルールというものは存在しない。できるだけ制限を少なくした方がおもしろくなる可能性が高いが、行き過ぎるとただのケンカの凄惨な試合になってしまうので、そのあたりのさじ加減が難しい。
立ち技の場合、タイ式キックボクシングでは肘撃ちがあるが、K-1 では禁止されていた。肘撃ちは出血を伴うケガにつながりやすいので、テレビ中継を想定していた K-1 ではそういうシーンを少なくするためのルール設定だった。
総合格闘技の本家本元の UFC(Ultimate Fighting Championship)は発足当初はほとんど何でもアリで、素手で殴り合う激しいルールだったが、次第に制限が増えてきて、現在では肘撃ちは許されているが、頭突きは禁止になっている。
PRIDE では肘撃ちも頭突きも禁止だったが、グラウンドポジションでの頭部への膝蹴りは許されていた。これは当初は禁止されていたが、途中から解禁されるようになって、その頃から当時スーパースターだった桜庭和志が勝てなくなってきた。
何でこんな話題になるかと言うと、このところテレビのニュースで頭突きや肘撃ちのシーンをしばしば見かけるからである。
それはサッカーのワールドカップ。
私はサッカーには興味は無いので試合を見ることは無いし、日本代表の結果にも感心は無いのだが、テレビのニュースではワールドカップのニュースが頻繁に出てくる。
それにしてもこれほど頻繁に反則が当たり前のように繰り返されるスポーツというのは他では見たことが無い。ほとんどのスポーツでは反則を犯すと明らかなデメリットが発生するのだが、何故かサッカーでは単にその場のボールの所有権が得られるだけで、犯した選手も平然とプレーを続けている。
もちろんひどいと退場になったりするのだが、ひどくなければ何度やっても構わないらしい。
こういう点に関して言えば、日本選手はクリーンに戦っているのではないかと感じる。
随分以前に、日本代表だった選手が引退後、新聞のコラムで『ファールが必要な場合もある』というようなことを発言して物議をかもしたことがあったように思うが、それがサッカーというスポーツの本質なのだろう。
もちろんどんなスポーツでも大金のからむトップクラスになれば見えにくい不正はいろいろと行われているとは思うが、サッカーはそれが特にひどいように感じる。
正々堂々と戦った結果が負けたということであったとしても、相手のユニフォームをつかんで倒して勝つよりもよほど値打ちがあると思う。
選手は最後まで精一杯のプレーをやってほしいと思う。
武庫川月例マラソン
今日は予定通り、武庫川スポーツクラブが主催している月例マラソン大会へ行ってきた。大会と言えば大会だが、実質的には練習会のようなものだ。毎月1回(7,8月を除く)開催されている。
武庫川の河川敷の片道 2.5km のコースを自分の好きなだけ走る。一応、事前に走る距離を申告するが、最長5時間の範囲であればどれだけ走るのも自由だ。
水とバナナ、パン、梅干しなど、最低限度のものはエイドに用意されていて、参加費は距離に関わらず 500 円。もちろん参加賞などは無いが、自分で記入する完走証はもらえる。
私好みの大会だが、今日は暑くなりそうだ。
本音の目標は5時間で 50km だったが、フルで申告した。ただ、今日の天候では 50km は難しそうだ。
午前9時にスタート。参加者は 200 名くらいだろうか。スタート直後の混雑はまったく無く、すぐに自分のペースで走れるようになった。
申告距離によって色の異なるリボンを付けていて、ナンバーカードは無い。距離の短い人が多く、初心者が多い感じ。ただ、一部、ガチで飛び出していった人も数人いた。
河川敷は土道だが、雨水が流れた溝のようなものが随所にあって、見た目よりは走りにくい。場所によっては歩幅を調整しなければならないような箇所もある。足元をしっかり見て走らないと危険だ。
スタート直後はキロ5分少々くらいのペースだったが、次第に落ち着いて5分台の後半になった。後頭部に日除けのついた帽子をかぶっている。この時期なので暑いと言っても真夏のようなひどさではない。南から少し風が吹いてくるので、南向きの時は向かい風になって暑さが和らげられる。
最初の 5km は 28’27″。もう少し良いタイムを期待したが、まぁこれなら及第点。目標ペースはエイドで止まった時間も含めて 5km を 30 分以内だ。
バナナと梅干し、そして水を飲んで2周目に入る。距離の短い人たちはそれなりのスピードでは走るので、これまではどちらかと言うと抜かれる方が多い感じ。初心者が多そうとは言っても、市民大会の最後の方で見かけるような『それでよく金を払って参加する気になるな』と思えるような人たちはいない。
次の 5km は 28’35″(エイドで止まった時間は含まず)。ペースが上がることを期待していたが、そうはならなかった。
3周目になると短い距離ですでに終わった人たちがいなくなって、かなりランナーが減ってきた。
次の 5km は 28’49″。徐々にペースダウンしているが、走っている時はこまかいタイムまでは見ていなかった。
次の 5km は 28’10″。これで 20km 来たことになる。ハーフが2時間というペースだ。
2時間を過ぎるとさらにランナーが減ってきた。おそらく最初の半分以下になっていると思う。ずるずるとペースダウンというのだけは避けたいと思って、時々ペースをチェックして走った。
次の 5km は 27’53″。初めて 27 分台になった。ペースアップしたつもりは無かったが、ようやく身体がリズムに乗ってきたのかも知れない。
このあたりまで来るとフルのリボンを付けていた人でも脱落者が出てきているようで、一段とランナーが少なくなってきた。もはやランナーはまばらという感じ。
次の 5km は 28’06″。ようやく 30km。勝負はこれからだ。ペースが落ちていないので、気分は少し良くなってきた。しかし疲れははっきりと感じるようになってきた。
次の 5km は 28’05″。ペースが落ちていなくてほっとする。しかしもはや走っているランナーはほんの 10 人少々で、超スロージョグや歩いている人が何人かいるという程度。何となく5時間目一杯走るという雰囲気では無くなってきた。
次の 5km は 27’34” で、結果的に 35km から 40km までが今日の最高タイムだった。
何とか 45km までという気持ちもあったが、雰囲気的にもうフルで終わりにした方がいいのではないかという気持ちになってきた。それに今日はまだしっかり走れているし、そういういいイメージで走り終えた方が気分も良いのではないかと思った。右股関節の調子も少し心配だし。
と言うことで、フルの折り返し地点で折り返して、ラストを 11’56” でカバーして、休憩時間も含めてトータル4時間01分ほどでゴールした。
エイドステーションはすでに店仕舞いモードだった。各自が使い回していた給水コップも処分されて、新しいコップで水をいただいた。
ブルーシートに残っている荷物はほんの数個程度で、実質的に4時間でおしまいという感じ。
大形アルコールシートで汗をぬぐって着替えて、早々に帰ることにした。昼下がりの炎暑で、よくこんな日にフルを走ったなと自分で感心した。
このコンディションで終始一定のペースでフルの距離を走り切れたことは素直にうれしかった。わずかではあるが、後半の方がタイムが良かったというのもうれしかった。
それにしてもこの大会は私の好みだ。gps で確認した限りでは距離も正確だし、エイドステーションもしっかりしている。基本的には練習モードの大会だが、気持ち次第では本気で走ることもできる。
はっきり言って、高くて距離もいい加減な淀川市民マラソンなどよりよっぽどいい。
ぜひまた参加したいと思う。
競技場レペティション
今日の練習会は競技場でレペティション 3000m + 2000m + 1000m。個人的にはもっとも苦手のメニュー。練習会でなければ絶対にできないメニューだ。
右股関節の痛みは少しあるが、行けるところまで行ってみる。
最初の 1000m は 4’03″。まぁそんなところという感じ。次が 4’04” で、ラストは何とか踏ん張って 4’02” だった。トータル 12’09” は悪くないタイム。いつもは真ん中の 1000m がもっと落ちたりするのだが、今日は落ち込みが小さかった。
2本目の最初の 1000m は走っている時にははっきり確認できなかったのだが、帰ってから確認したら何と 3’54” だった。スタート直後にちょうど近くに目標になりそうな人が何人かいたので、彼らを追ってそこそこのペースで走ったとは思うが、そこまで上がっているとは思わなかった。
しかし後半の 1000m はペースダウンしていることがはっきりとわかった。わかっていても上げることができない状態で、4’05” だった。体感的には限界まで走ったという感じ。終盤には身体の痺れを感じた。心拍数もピッチも、ここが今日の最高値だった。
インターバルの 1000m は長く感じるが、レペティションの最後の 1000m はこれで最後という気分で走れる。
スピードが無いので、手前の2本では先行した何人かに置いていかれて、完全燃焼一歩手前くらいで走り終えた。4分以上かかったのではないかと感じたが、何とか 3’58″。ほっとした。
レペティションではいつもどこかの 1000m で 4’10” 近くかかるのだが、今日はそれが無く、タイムとしてはここ1年くらいで一番良かったのではないかと思う。
右股関節はジョグをやっていると痛みを感じるのだが、何故かペースを上げて走ると何ともない。しかし練習を終えると痛みが増しているという感じ。良いことなのかどうかよくわからない。今週はナイターでインターバルをやったりしたので、ゆっくり休めているヒマが無かった。
予定では明日は武庫川の月例マラソン大会へ行くつもり。最長5時間走までできるので、脚の調子を伺いながら長く走ってきたいと思っている。
競技場インターバル
昨日は今シーズン2回目のナイター練習会。メニューは予想通りのインターバル 1000m X 5 で、久しぶりにトラックでキロ3分台の走りができた。
天気が怪しげだったが、一時少し小雨がぱらつく程度で、結果的には走りやすいコンディションだった。
先月の練習会のインターバルでは、左膝痛で2本しかできなかったので、昨日は何とか5本クリアしたいと思っていた。しかし右股関節の違和感は相変わらずで、とにかく行けるところまでという気持ちでスタートした。
1本目は 4’03″。いつも同じくらいのペースになるベテランの方がこのところ調子が今ひとつのようで、2周目くらいから単独走になってしまった。
2本目は 3’58″。久しぶりの3分台だった。しかしもうあまり余裕が無い。
3本目は時計の表示がおかしくなっていてわからず。おそらく4分ちょうどくらいだと思う。かなり息が上がってきた。
4本目は先行していた速い女性ランナーを追いかけたが、4’03″。
ラストはこの女性ランナーのすぐ後ろを追って、ラスト 300m でペースアップされて少し離されたが、3’55” で終えることができた。
5本走り切れたこと、そして久しぶりに3分台が出せたことで、満足のいく練習ができた。
このところ、練習会に限ればなかなかいい感じで走れるようになってきている。今年になってからここ何ヶ月かは、100km や鯖街道などのレースは完走してはいるが、ずっと故障がちでしっかり追い込む練習ができていなかった。
このままずるずると落ちていくのではないかと恐れていたのだが、ここ半月くらいは少し持ち直しぎみだ。ただし故障に関してはまだすっきりはしていないが。
起床時の心拍数がしばらく少し高かったのが、ここ半月くらいは以前のレベルに戻ってきている。そして、体重がこのところまた 50kg 少々という状態になっている。今はこれくらいの体重の方がいいのかも知れない。
長い距離になるとどうなるかは何とも言えないが、このままの体調を維持して来月のおんたけウルトラに望めればと思う。
生駒山往復
昨日は予定通り、生駒山往復へ行ってきた。
暑くなりそうだったが、不安定な天気で雨も予想されたので、ライトジャケットとパンツを持って行くことにした。しかし自宅発着なので荷物は少ない。
予想以上に暑い。昨夏に行った時ほどではないが、6月上旬とは思えない蒸し暑さ。帽子をかぶるとさらに蒸れそうなので、ザックに入れたままで行く。
国見山への山道に入ると、急に空気がひんやりして快適になった。足元が悪くて走れないような箇所以外はジョグのリズムで上がりきった。
1時間15分ほどで交野山に到着。大阪市内は少しかすんでいる。
塩熱タブレットをかじって、先へ進む。
30分ほどでくろんど園地の休憩所に到着。いつも通り、ここのベンチに腰掛けてジェルを補給する。
ゴルフ場のそばに出ると陰がなくて暑い。帰りの登りを憂鬱な気分で思いながら、車道を下って行く。
ほしだ園地のトレイルは木陰だったが、飯盛霊園に出るとまた強い日射しに照りつけられる。水道で顔を洗って、首筋を冷やす。
またトレイルに入って、ため池のそばの湧き水を飲む。
3時間少々で室池を通過。
3時間15分ほどで阪奈道路に出る。帰りにはこのコンビニでコーラを買おう。
目指すは生駒山頂。
スカイラインそばのベンチのある休憩エリアでまた腰をおろして、きんつばを食べる。まだまだ余裕がある。
ここからは極力ハイキング道を行くが、舗装道路の部分ではランナーにたくさん出会う。ほとんどみんなマラソン練習に来ているという感じ。聞くところによると、この道のことを『生駒ボウルダー』とか呼ぶらしい。高橋尚子らがよく練習に行っていたコロラドのボウルダーから来ているのだと思う。
ハイキング道を知る前は、ここからの登りがかなり長く感じられていたのだが、山道を行くようになってからはそういう感じがしなくなった。が、生駒山頂への最後の登りはそこそこ登りがいがある。
遊園地への長い階段を上がって、12時前に山頂遊園地に到着。
期待したほど涼しくないので、ジェルを補給して早々に下る。
行きに休んだ休憩エリアは通過して、一路阪奈道路のコンビニを目指す。阪奈道路に出る手前の車道部分が、暑くて結構こたえた。
コンビニでコーラの 500ml ボトルを買って、イートインのコーナーで飲む。さすがに一気飲みとはいかず、5分くらいかけてようやく飲み干す。300ml くらいで十分だと思った。
胃が張ってしばらく走れず、大きなゲップが2〜3回出てからようやくまた走れるようになった。
スタートしてからほぼ 40km くらいで、さすがに疲れが出てきた。登りが少しきつくなるとジョグのリズムで上がれなくなってきた。それに標高も下がってきて蒸し暑い。
生駒山頂からほぼずっと下りが続いたせいで、右股関節に痛みが出てきた。走れないほどではないが、少し歩いて様子を見る。おそらく登りになればおさまるだろう。
飯盛霊園の手前の住宅街に出ると、しばらくは日射しの照りつける舗装道路を行かなければならない。自動販売機があるが、何とかやり過ごす。
飯盛霊園では途中で一度トイレ休憩と洗顔で止まったが、何とか上までジョグのリズムで上がりきった。そしてほしだ園地への登りはゆっくりの歩きで行く。
ほしだ園地の急な坂を下ると、後半最難関のゴルフ場の上り坂だ。このコースは昨年二度行ったが、2月の時はジョグで上がれたが、暑い7月後半の時はずっと歩いたと思う。今日は何とかジョグで登り切りたい。
それにしてもまさか紅葉なんてことは無いと思うが・・・。
歩きとほとんど変わらないようなスピードだったが、何とかジョグのリズムで上がりきった。
くろんど園地へ入って、行きに休んだ休憩エリアで今度もベンチに腰を下ろして休憩する。自動販売機に惹かれるが、きんつばの残りを食べてリスタートする。
ここからはしばらく未舗装の車道の登りがしばらく続く。上のバーベキューエリアまでが今日最後の長い登りだ。日陰にはならないが、舗装道路でないだけ気分的にはさほどつらくない。
バーベキューエリアで水を補給して、先へ進む。まだあと2時間くらいはかかるだろうが、ここまで来ると戻ってきたという気持ちがかなり出てくる。
何でもない道で2回ほどつまずいて、何とか転倒せずに持ちこたえたが、はやり疲れが溜まってきているのだと思う。気持ちを引き締めて、つまらないケガをしないようにしたい。
白旗池の飲める水の水道のある所でベンチに腰掛けて、今日最後(のつもり)の休憩を取る。あと1時間くらいだと思うが、ラストにシャリバテしないように総菜パンを少し食べようと思ったが、いざ腰掛けると暑さのせいか食欲がわかず、干し梅と塩熱タブレットだけにした。
山道に別れを告げて、サイエンスヒルズに出る。暑いが、ほっとした気分になる。
穂谷川沿いの 5km 足らずはさすがにつらかったが、往復約 60km を何とか無事完走することができた。往路復路ほぼ同タイムで合計8時間半ほどだったが、目標をやり遂げられたことで満足したいと思う。
山田池ペース走
今日の練習会も先週に引き続き山田池。
先週は土曜日に山へ行った翌日だったのでキロ6分を少し切るくらいのゆっくりジョグしかできなかったが(と言っても体感的にはそんなに余裕があったわけではないのだが)、今日はそれなりのスピードで走りたいと考えていた。
どんよりした空模様で、蒸し暑い感じ。ランパンに半袖Tシャツで出かける。
到着した頃には小雨が降り出してきていたので、集合場所が少し離れた屋根のある休憩所に変わった。
スタート地点がいつもと少し違うが、コースはまったく同じ。
1周目のスピードでその日の走りのリズムがほぼ決まってしまうので、そこそこ速い人たちのいるグループに後ろからついて行った。
1周目は 11’13″。なかなかいいペースだ。
徐々にグループの先頭と離れてきたので、このままずるずると離されていくのだろうと思っていたが、予想外に先頭のスピードが上がらず、徐々に追いついてきた。
何となく先頭のスピードが落ちてきていると感じていたのだが、帰ってから正確なタイムを見てみたら、実は結構スピードアップしていた。
2周目は何と 10’57″。時計がよく見えなくてその時はわからなかったのだが、そこまで上がっているとは思わなかった。
3周目あたりではスピードに身体が慣れてきたように感じていたが、この周回も 10’58″。11 分を切ったのは本当に久しぶりで、しかも2周続けて切っているなんて思ってもみなかった。
しかし4周目は登り坂がかなりきつくなってきた。おまけに雨が本降りになってきた。しかし何が何でも6周行きたい。
先頭のランナーに徐々に離される。実力的に、4周目までは余裕を持って走っていて、残りの2周でペースアップしようとしているのだろうと思ったが、実際には彼もペースダウンしていて、私はさらにもっとペースダウンしていたのだった。
5周目は 11’27″。6周目は本降りの雨の中を何とかあえぎながら坂を登り切って、ラストの緩い下りを思いっきり走りきった。久しぶりに満足のいくペース走ができた。
時計の表示がおかしくなっていて、6周目のタイムはわからなかったが、おそらく 11’30” 少々というところだと思う。
心拍数も平均で 160 台後半から 170。ピッチも 200 少々というところで、しっかり追い込めたと思う。
おかげでまた右股関節の違和感が大きくなってきたが、もう仕方ない。
天気が不安定なので、明日は久しぶりに生駒にでも行ってみようと思う。