今日(10/28)はいよいよ九州本土最高峰の久重山に向かう。
6時半に駐車場を出発して、車道を少し進んでから登山道に入る。
下山してくる予定の分岐を過ぎて少し進むと道が突然沢筋に下りて、何と渡渉!! トレランシューズなのでさほど不快感は無いが、出発早々にシューズが濡れたのはあまり気持ちのいいものではなかった。
少し進むと林道に合流した。こんな道があるのならこちらを辿れば渡渉しなくてすんだのにと思ったが、あとで地図を見てみるとかなりの大回りだった。
またすぐに登山道になって、ぐいぐい高度を上げると阿蘇山が望めるようになってきた。
樹林帯を抜けると上部が見えた。
急な木の階段やロープなども。
あとわずか。
8時3分、出発してほぼ1時間半で久住山山頂(1786.5m)に到着した。
阿蘇山はガスの向こう。
九重山(このあたりの全体を「九重山」と呼び、このピークを「久住山」と呼ぶ)の最高峰はここの北東にある中岳なので、ぐるっと回ってそちらに向かう。風が強くて寒いのでジャケットを羽織った。
一度少し下ってから稲星(いなぼし)山へ。
8時36分に稲星山(1774m)。
また少し下って今度は中岳に向かう。
9時ちょうどに九州本土最高峰の九重山中岳(1791m)に到着した。
御池とその向こうに久住山。
稜線を辿って天狗ヶ城。
北の硫黄山からは噴煙が上がっている。
少し下って久住分れ。
ここには避難小屋がある。このそばでおにぎり休憩にした。
星生山(ほっしょうざん)への道がよくわからなくてあやうくショートカット道に入ってしまいそうになったが、避難小屋のそばにあったトレースを辿ると稜線に向かって行った。道標は無かった。
しばらく誰にも出会わなかったので星生山に登る人は少ないのかと思ったが、そういうわけではなかった。
30分ほどがっつり登って、混雑した星生山の山頂(1762m)に到着した。
稜線を下ると西千里浜に出た。
星生山を振り返る。
少し登り返して下山路への分岐。
登りの感じからしてかなりの激下りなのではないかと覚悟していたが、急な部分はそれほど長くはなくて、穏やかな道になってきた。
分岐から50分ほどで登りの道と合流した。
12時4分、駐車場に戻ってきた。
さて、今日はこれから雲仙に向かう。阿蘇山が直前の噴火で登れなくなってしまったので、代替案に雲仙の普賢岳に向かうことにした。熊本からフェリーで島原へ渡る。
フェリーの時刻はまったく調べていなかったのだが、運良く出港の15分前くらいに港に着いた。
今日の宿は雲仙の湯快リゾート。鹿児島に着いて以来、ずっとコンビニやスーパーの惣菜での車中泊ばかりだったので、そろそろまともな宿に泊まってみたいと思って直前に予約した。
湯快リゾートに泊まるのは初めてだったが、まぁおおむね予想通りの質というところ。1泊2食で 8800 円(プラスアルコール代と入浴税)なのであまり期待してはいけない。