白尾山

4/16(日)は講座で京都の美山の白尾山へ行ってきた。

JR日吉駅からバスで美山のかやぶきの里へ。

集落の中を少し歩く。

何とシャクナゲが咲いていた。

山道に入ったが荒れていてなかなか厳しい。

沢筋で、おまけに前日が雨で濡れているのでヒルがいる。しばしば足元などを注意しながら登って、12時頃に稜線に出た。

稜線に出るとイワカガミがたくさん。ただし花はまだ一部。

12時45分に白尾山の山頂(748.6m)に到着して、ここで昼食にした。

山頂から長老ヶ岳を望む。

こちらは愛宕山方面。

下山は青谷川の方へ向かう。ミツバツツジがたくさん咲き誇っていた。

沢筋に入るとまたまた大荒れ。

倒木で荒れた道に時間がかかって、大内の集落に出たのは午後3時だった。

無事、大内のバス停にゴールしたが、予定していたバスはすでに行ってしまっていて、1時間後のバスで帰路についた。

雲母坂

4/12(水)は京都一周トレイルの講座で比叡山の雲母坂を登ってきた。

叡電の修学院駅に集合して、しばらく住宅街を行く。生憎の雨。

鷺森神社でお参り。

そして雲母坂の登山道に入る。

登り始めてしばらくしたら体調不良の方が出て、私はその方に付き添ってこの登山口まで一旦下りて、再度登り返して本隊を追いかけた。

何とか水飲対陣跡の手前で追いついた。

このすぐ上の展望場所から岩倉方面を見下ろす。

いつも通り、この少し上の浄刹結界跡で昼食にした。

さらにこの上の展望場所から京都市街を望む。

千種忠顕の碑に寄り道。

ケーブル駅の手前の展望場所から京都市街を望む。京都タワーが見えていたが写真ではわからない。

午後2時前にケーブル駅に到着して、ここで解散した。

養老山地2日目

ほとんど眠れないうちに5時に起きて、定番の棒ラーメンとコーヒーで朝食を済ませて6時半に出発した。

ありがたいことにゴミ箱があったので遠慮なく利用させていただいた。

公園の入り口のすぐ前に登山口がある。

今日はやっと登山道と思ったのも束の間で、ほどなく林道に出た。養老山頂まで 410 分という表記。4時間くらいで行けると思うのだが。

舗装路でないのがせめてもの救い。

30分ほどでようやく林道歩きから解放された。

さすがにこの時間にこの場所には誰もいない。

登山道に入って1時間半ほどで川原越まで来た。

ここは東海自然歩道と交差しているのだが、東の海津方向は廃道になっている。

少し進んだところに東屋があったので腰を下ろして大福休憩にした。

木の間から名古屋の方向。

津屋避難小屋の前で腰を下ろして休憩した。重荷なのでしばしば肩を休めるようにしている。

高い木が減って標高が上がってきた雰囲気になってきた。とは言ってもたかだか 800m 程度だけれど。

それにしても山頂に近づいてからも細かいアップダウンが次から次から出てきてうんざりする。

ようやく山頂への分岐。

分岐からはほんのわずかで、10時半に養老山の山頂(858.9m)に到着した。予想通りのテント地から4時間だった。

山頂に着いた時に単独の男性が一人おられたが、入れ違いのように下っていかれた。

展望が無いので山頂の少し下の木陰でカロリーメイトを補給した。

あとは養老の滝を目指して下るだけ。小倉山の展望台でしばし展望を楽しむ。

右の方は名古屋市街。

好天のせいか月曜日にもかかわらず登ってくる人とたくさん出会う。

三方山はどこかわからないうちに通り過ぎて、12時前に登山口まで下りてきた。

登山口の沢に人工物のような小滝。

予定通り、養老の滝のそばでしばしのんびりした。

あとは淡々と舗装路を歩いて、午後1時に養老駅にゴールした。6時間半、約 17km でした。

帰りも米原から新幹線を奮発して、5時頃には家に帰り着いた。

養老山地1日目

テント泊願望はずっとあるのだけれど、やるたびに重荷に苦しめられた印象ばかりが残って、なかなか思い切ることができないでいた。

しかし昔のような長距離トレラン がもはや満足できるレベルではできなくなってしまっているので、新たな満足感を得ようとするとテント泊くらいしか思いつかない。

と言ってもいきなり高島トレイルや大峰奥駆けではレベルが高すぎるので、まずはさほど高くはない山で一泊程度からと考えていろいろ探した結果、これまで行ったことのない養老山地が目についた。

養老山から南端の多度山までなら全行程で 40km 足らずなので一昔前なら一日で行ってしまおうと考えたと思うのだが、そこはもうそういうチャレンジは避けて、一泊二日の行程でコース設定した。

とは言っても荷物は格段に重くなるので軽装のワンデイより楽になるわけではない。今回は軽量化よりも快適性を重視しようと思って、テントは軽量のシェルターではなくてダブルウォールのものにした。

行程は一般的には養老からスタートして南下して多度山に向かう人が多そうだが、私は最後に養老の滝を眺めてのんびりしたいと思ったので、多度から北上することにした。

好天が二日続くタイミングを見計らって、4/9(日)に出発することにした。米原までは新幹線を奮発して、それから大垣に向かう。何と伊吹山は雪を被っていた。

大垣で養老鉄道に乗り換える。この鉄道は自転車で乗れるらしい。

大垣から小一時間かかってようやく出発地の多度駅に到着した。この駅で下車したのは私一人だった。

駅のそばで準備をして9時半過ぎに出発した。

しばらく車道を行く。目の前に多度山が望める。

ハイキング道入り口の宇賀神社。

山上まで舗装道路が続いている。自転車で登っているひともチラホラ。

土道が分かれているのが目に入ったので、こちらへ入ってみることにした。

展望場所から手前に揖斐川、向こうは長良川。

山道に入ってから30分ほどで多度山山頂(402.8m)に到着した。

快晴の日曜日なので人でいっぱい。

さて、これから縦走路を目指すのだが、道がいっぱいあってどこに進めば良いのかよくわからない。

案内板はあるのだがここに記載されている地名が手元の地形図には載っていないので、どこに向かうのが正解なのか確信が持てない。

とにかく北の方に向かう道に入る。

平坦なハイキング道を進む。出会うのは大半がトレイルランナー。近々トレイルレースが行われるという案内板が麓に立っていたので、下見に来ているランナーがたくさんいるのかも知れない。

昼前になったのでそろそろおにぎり休憩でもと思ってちょっと横道に入って美濃松山(612.7m)へ立ち寄ってみたら、すでに満員御礼だった。

眺めは良かった。

もう少し先の分岐の道標のある場所で横に入って、おにぎり休憩にした。

石津御嶽というのがどこなのかよくわからず、来た道を直進してしまった。あとから写真を見たら行止まりと表示されていたが、その時はまったく目に入らなかった。

gps でルートからはずれているのに気がついて戻ったが、荒れた林道があったのでそちらに入ってみた。

この道は正規の道から少し離れたところのほぼ廃道だったようで、ロストしたりしながら斜面を這い上がったら正規の道に合流した。その時はこの道がどこから来ているのかわからなかったのだが、先ほどの分岐で正しい方向に向かっていればこの道で来られたようだ。分岐でほぼ直角に曲がっていたのでこちらでは無いと思い込んでいた。

しばらく進んだら展望場所に出た。足元に揖斐川と長良川。ハンググライダーの発射場だったようだ。

さらに進んだら石津御嶽(629.1m)に着いた。

その先には奥の院。

しばらく下ると開けた場所の林道に出た。ここで腰を下ろして小さな大福を食べた。

田代越のあたりでまた山道に入ったが、次第にルートがわからなくなってきた。どうも正しいルートから外れてきているようで、gps を頼りにヤブ斜面を強引に下った。

道に出会ったら立派な林道で、遠くに車が停まっているのが見えた。

まさかずっと林道ではないだろうと思ったので脇道に入ったりしてみたが、いずれも無駄なロストだった。

桜番所という標識が現れた。

これのこと?

それにしても延々と林道でうんざりする。

肩が痛いので何度か休憩を入れながら、延々2時間半くらいの林道歩きの末、二之瀬越の県道に出た。

今日のテント予定地の庭田山頂公園まではほんのひと歩きだった。午後4時40分。

入ってすぐのところにトイレがあって、水道もあった。事前の情報では水が得られると書いてあったが、この水は「飲用不適」とのことだった。浄水器を持ってきているので大丈夫だろう。

適当なテント地を探すべく目の前の広いエリアに進んだ。

あまり奥まで行くとトイレと水道が遠くなるので、トイレそばの駐車場から影になるスペースにテントを張った。

7時間少々、23km ほどの行動だった。

標高 350m くらいだが夜はやはり冷えて、ファイントラックのペラペラシュラフとシュラフカバーでは安眠できなかった。特に膝が冷えて仕方なかった。

国城山

4/3(月)は講座で高野山の北の国城(くにぎ)山へ行ってきた。

集合は南海電車高野線の紀伊清水駅。

ここから高野参詣道の黒河(くろこ)道に入る。黒河道は数年前に歩いた。

まずは定福寺(じょうふくじ)に参拝。

この先で一旦、山道に入る。

岩掛観音の展望所から金剛山を望む。

しばらく登って鉢状弘法井戸。

このあとしばらく車道を歩いて明神ヶ田和へ。ここで国城山への道は黒河道から分かれる。

国城山頂の少し下に大きな桜の木。

昼前に国城山頂(552m)に到着した。

少し下りて国城神社の境内で昼食にした。

拝殿の下にも桜がたくさん。

和泉山脈を眺めながら山道を下る。真正面は南葛城山のあたり。

また車道に出て、和泉葛城山方面を望む。川は紀ノ川。

道端に大きなハナモモの木。

学文路(かむろ)駅の手前で人魚のミイラの苅萱堂(かるかやどう)へ寄り道。

前回来た時は中に入って人魚のミイラの写真を見ることができたのだが、今回は入れなかった。

このお寺の話ではありませんが、こんなニュースを見かけました。

2時半頃に学文路駅に到着して解散した。

ロッテアライリゾートスキー場

3/29(水)と3/30(木)に妙高のロッテアライリゾートスキー場へ行ってきた。

このところ週の半ばの天候がずっと今ひとつでなかなか遠方に出かけるチャンスが無かったのだが、今シーズンは雪解けが早いのでそろそろタイムリミット。ちょうどそのタイミングで好天予報になったので、当初は栂池高原へ行こうと考えていた。

ところが八方尾根でも下部のゲレンデが閉鎖という情報が入り、いよいよ栂池も危ないと思われたので、出発間際になって行先をこちらに変えた。

ここは非圧雪の広大な斜面が有名で、以前から一度行ってみたいと思っていたが、如何せん遠い。片道 450km くらいある。

もちろん志賀高原には何度も行っているし、妙高の山へも行っているのだが、遠さを知っているだけにかえってためらってしまう。

しかしこの雪の減り方ではもはや躊躇している場合ではない。これがチャンスと捉えて思い切って行ってしまうことにした。

高速の深夜割引を使うためにサービスエリアで夜を過ごして、妙高を正面に見てスキー場に向かう。

大きなリゾート施設で、道路からはゲレンデが見えないのでスキー場がどこにあるのかわからず、施設のフロントで尋ねてようやく駐車場にたどり着けた。

おそらく富裕層ターゲットの施設。

ゴンドラ1基とリフト実質3基(あと1基、子供用のような緩い斜面にある)だが、エリアは広大。一番上から妙高を望む。

基本的に雪のある斜面はどこを滑ってもいいというコンセプトのスキー場で、さすがにこの時期になると「どこでも」というわけにはいかないが、樹林帯でも自由に滑ることができて、プチ山スキー気分を味わえる。

これは斑尾方面。

ここではゲレンデにうるさい音楽がかかっていないのもうれしい。

温泉はここから車で 20 分くらいの「釜ぶたの湯」へ。入浴料 480 円という良心価格で、露天もサウナも水風呂もあります。

そして夜は新井ICそばの道の駅で過ごした。

久しぶりにまた来たいと思えるいいスキー場に出会えた。来シーズンはぜひ2月の雪の多い時期に来てみたいと思う。

帰ってから栂池の状況を見てみたところ案の定、下部は滑れなくなっていた。アライにして大正解だった。

霊仙山

3/19(日)は講座で比良山系最南端の霊仙山へ行ってきた。霊仙山は何度も登っているが、いつも権現山からの下山途中だったので、今回登ったルートはまったく知らなかった。私の手元の登山地図にも記載されていない。

JR堅田駅からバスで還来(もどろき)神社まで行った。

しばらく車道を歩いて、比良比叡トレイルの標識に従って林道に入る。

この道は比叡山北方稜線から繋がっているのだが、私が以前に比叡山北方稜線へ行った時はこんなルートは無かったと思う。ただし道そのものはあったのだろう。

しばらく林道を行く。

黄色のテープが随所に貼られている。

テープに従って林道から分かれて登山道に入る。しかしこの分岐はわかりにくい。うっかり林道をそのまま進んでしまいそう。

しばらく登山道を上がると未舗装の林道に出た。

また少し林道を歩いて、最後の登りに差しかかる。

12時前に霊仙山の山頂(750.5m)に到着して、ここで昼食にした。

山頂からの琵琶湖、遠方に鈴鹿山系。左端の方には伊吹山。

下山はまずは北に向かってズコノバンで朽ちた林道に出る。

30分足らずでしっかりした林道に合流した。

ほどなく舗装路になって、栗原の集落の手前から琵琶湖方面を望む。真ん中に三上山。

栗原の集落から霊仙山を振り返る。

車道を延々と1時間以上歩いて、午後3時15分に和迩駅にゴールした。

沢ノ池

3/8(水)は京都一周トレイルの講座で栂ノ尾から沢ノ池を経て鷹峯まで歩いてきた。

栂ノ尾に集合して、まずは福ヶ谷林道に向かって車道を行く。

そして福ヶ谷林道を行く。

30分ほどで登山道に入る。

アセビ。

展望場所から嵯峨野方面。ちょっと銀色に光っているのは桂川。

12時過ぎに沢ノ池に到着して、ここで昼食にした。

以前の道は一部崩壊で歩けなくなっているので東海自然歩道の迂回路を行く。

上の水(かみのみず)峠から本来のルートに戻る。

しばらくちょっとしたアップダウンを経て京見山荘へ。避難小屋程度の小屋で、何のための小屋なのかよくわからない。

「はせがわ」へ寄り道してトイレ休憩。

展望場所からの京都市街地。霞んでいてよく見えない。

ほどなく京見峠そばの車道に合流した。

そのあとは前回と同じルートで鷹峯にゴールした。

伊勢山、峰相山

3/5(日)は講座で姫路北方の伊勢山、峰相山を歩いてきた。

JR姫路駅に集合してバスで緑台へ。

公園の散策路を行く。

そして伊勢山へ。

ポピュラーな散策路のようだが実は岩場っぽいところがたくさんある。

展望が開けると瀬戸内海が見える。

木の向こうには書写山

公園に入ってから1時間少々で伊勢山(352.8m)に到着した。

少し下って神座の窟(しんざのいわや)へ。

中に入れます。

お次は空木(うとろぎ)城跡に向かって一気に下る。

神座の窟から20分ほどで空木城跡に到着して、ここで昼食にした。

神座の窟まで戻ってから南へ向かう。

こもれびの森展望広場で一休み。

霞んで見えにくいが瀬戸内海方向。

正面の峰相(みねあい)山に向かって開けた尾根を少し下る。

午後2時50分に峰相山(244m)に到着した。

あとはバス停に向かってひたすら下る。太陽公園の白鳥城。

30分少々で下まで下りてきた。ここは高校野球で有名な東洋大姫路高校の野球グラウンド。

姫路駅行きのバス停はすぐそばで、予定の便にギリギリで間に合った。

帰阪

3/2(木)の昼のフェリーで仙台から名古屋に向かう。

ホテルでは朝風呂を楽しんでから朝食バイキングを食べて、9時頃に出発した。

時間があるので下道で仙台港まで2時間ほど。

翌朝(3/3)の朝10時半頃に予定通り名古屋港に着いて、高速に乗って昼過ぎに帰宅した。