ごろごろ岳

今日は登山教室の随行で六甲のごろごろ岳へ行ってきた。このところ涼しい日が続いていたが、今日は天気も良くて予想以上に暑かった。

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スタートは鷲林寺のバス停。ここからしっかりした道を登って、修道院の前の通って鷲林寺に向かう。
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寺を過ぎると風化した花崗岩のやや急な登山道になる。このコースは登山者が少ないようで、好天の日曜日にも関わらず、出会ったのは数人の学生と覚しきグループのみ。
しばらく登って観音山(526m。ただし本当の 526m 地点はもう少し西側のピーク)へ到着。
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どういう訳か頂上にネコがいる。腹を空かせていそうなので、一口ドーナッツをやった。
ここからはずっと稜線歩きになるが、展望はほとんど無い。たまに少し横にそれて展望台のような場所があって、そこで神戸や大阪の街並みや瀬戸内海の展望を楽しむ。
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12時前にごろごろ岳に到着して、ここで小一時間の昼食休憩にした。
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ここはすぐそばに民家が迫っている。家のフェンスのすぐそばに三角点があるというのも珍しい光景だ。
ごろごろ岳という名前の由来かどうかわからないが、このあたりには大阪城築城の時に石垣の石を切り出したと言われる石がたくさんころがっている。ノミを打ち込んだ跡の残っている岩や石がたくさんある。
住宅街に近づくとハギの花が咲いていた。
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下りてきたところは芦屋の超高級住宅街。城の石垣のような造りの豪邸が並んでいて、止まっている車はほとんどがベンツやアウディ、ポルシェと言ったところ。あまりお逢いしたくないようなタイプの人が出てこないかちょっと不安も感じるが、あまりの豪華さに見とれながら坂道を下る。
3時頃には阪急芦屋川駅に到着して、今日の行程を無事終了した。
私はここから梅田に出て、久しぶりに IBS 石井スポーツへ向かった。例の折れたトレランポールを修理しようと思ったのだ。
折れたポールはもう捨てるしかないと思っていたのだが、ふと思いついて販売元に問い合わせてみたところ、折れた部分のパーツ交換で修理できるという。費用は数千円程度とのこと。
が、修理するかどうかは迷った。一度折れているので、強度に対して不安がある。どうせお金を出すなら金属製の折れないタイプのものに買い換えた方がいいのではないかとも思った。金属なら曲がることはあってもポッキリと折れてしまうことは滅多に無い。
軽量のトレランポールはおおむね2本で1万数円から2万円くらいなのだが、ヘリテイジが8千円台の軽量ポールを出しているのを見つけた。これなら修理代より少し高いくらいだ。今持っているブラックダイアモンドのウルトラディスタンスよりこちらを勧める人もいる。
ただ、いくつかの使用感を読んでみると、軽くて細いのでかなりしなるようだ。体重をかけた時にしなるというのは、折れるよりはマシだがあまり気持ちが良くない。
私は気持ちとしてはポールはあまり好きではないし、できることなら使わずに済ませたい。しかし歩きもヘタだし、バランスも悪いので、本当ならポールを積極的に使った方が良いタイプなのだ。
それはわかってはいるのだが、あまりいつも道具に頼っていると、行動中にその道具が損傷した時の精神的、肉体的ショックが大きいので、できるだけ頼らなくても大丈夫なようにしておきたい。
ということで、迷った挙げ句、結局修理に出すことにした。来月のキャノンボールまでには戻ってくるだろう。