ニセコパノラマライン

1/28(火)は天気予報ではいま一つという感じで、山スキーはもういいかなという気持ちもあったので、ニセコパノラマラインの林道歩きにしようと思った。

予想外に朝は好天で、9時過ぎに登山口に着いた時はすでに駐車スペースはかなり埋まっていた。ここは3年前にニトヌプリへ向かった時に停めた場所。

9時半に駐車スペースを出発した。すぐに車道に入る。

今日も昨日と同じく外国人のパーティがたくさん出て行った。

前回はコロナの時期ということもあって車道はほとんどトレースが無かったのだが、今回はトレースがいっぱい。ここも車道歩きに来ている人がたくさんいるようだ。

しかし今日も昨日と同様に前後に歩いている人はまったく見かけない。

1時間ほど歩くと昆布岳の方が見えてきた。

このあと、前回ニトヌプリへ向かった斜面に何人かパーティを見かけた。

さらに1時間ほど登ると一昨年の秋にこのあたりを周回した時に歩いた場所にたどり着いた。

まだ昼前なのでもう少し先に進みたいのだが、前方はやや下りぎみ。

この先も単調な車道で、それを登り返すのは面倒なだけなので、ここで引き返すことにした。

腰を下ろして行動食を食べながらのんびりした。

シールをはがして来た道を戻る。もう少し滑るかと思っていたがそれほどでもなく、ストックで一生懸命漕がなければならなかった。

しばらく下って来し方を振り返る。

12時半には駐車スペースに戻ってきた。

イワオヌプリ

1/27(月)はイワオヌプリに向かう。

ロッジの前から羊蹄山。

9時半頃に五色温泉の少し先の駐車スペースに到着したが、すでに車はほぼ満杯状態だった。ここでも外国人パーティが多かった。

準備していたら、あたたかいお茶を入れたテルモスを忘れてきたことに気がついた。冬山で暖かい飲み物が無いというのは致命的だが、まさか取りに戻るわけにもいかない。

先日の三段山では行動中は飲み食い無しだったし、今日もそれでいけるだろうと判断して、水だけで出かけることにした。


✳︎赤が登り、青が滑り

9時45分に出発した。3年前の記憶を頼りにまずは車道を行く。右手にニセコアンヌプリ。

左前方にイワオヌプリ。

ほぼ快晴無風の絶好のコンディションなのだが、どうにも気力が出ない。登りになると、どこで終わりにしようかと考えるようになったが、終わりにするきっかけがつかめずに何となくゆっくり登っていった。

たくさんの人たちが先行していったのだが、どういうわけか前方には人はポツリポツリくらいしかいない。ニセコアンヌプリの斜面にもパーティは見当たらない。

ところが足元に目をやってみると、車道のところにたくさんの人たちが歩いているのが目に入った。腰を下ろしてのんびりしているような人たちもいる。どうも山スキーに来ているのではなく、クロカン的な歩きを楽しみに来ている人たちがたくさんいるようだ。

やめるきっかけが見当たらないまま何となく登り続けてきたら、山頂が見えるところまで来た。

ここまで来たら山頂まで行くしかない。

12時前にイワオヌプリの山頂(1116m)に到着した。

山頂からのニセコアンヌプリ。

西の方は左からニトヌプリ、チセヌプリ、シャクナゲ岳、目国内岳、岩内岳。

準備を整えて、滑りへ。

3年前のこの斜面はとびきりのパウダースノーで感激したが、今日はそれほどではなかった。

滑ってきた斜面を振り返る。まるでゲレンデのようなシュプールだらけで、おそらくしばらく雪が降っていないのだろう。

数分で車道まで下りてきたが、このまま車に戻っても時間が余るだけなので、腰を下ろして軽食を食べながらしばらくのんびりすることにした。

近くの斜面では短い距離を何度も登ったり滑ったりして楽しんでいる人たちが何人かいた。

その後、時間潰しと土産物の物色にニセコの道の駅へ行った。ここからの羊蹄山はいつも美しい。

藻岩山スキー場

1/26(日)は富良野に別れを告げてニセコに向かう。

下道をのんびりゆっくり走ろうかと思ったりもしたが、やはり貧乏性のせいで何かやらずにはいられない気持ちの方が勝って、藻岩山スキー場で少し滑っていくことにした。

雪が少なくてすいすい走れて、一部高速を走って11時前にはスキー場に到着した。

ここはスキーヤーオンリーといううれしいスキー場で、リフト券もシニア5時間で2800円なり。日曜日だが小学生のスクールの団体がたくさんいた。

リフトは数基。こんな時期なのに雪不足でいくつかのコースは閉鎖されている。

一番上まで上がると上部に展望台が見える。ここは4年前の夏に訪れた。

札幌市内も望める。

真ん中は恵庭岳。

日曜日だがリフト待ち時間はほぼゼロ。昼食休憩をはさんで3時前まで滑ってからニセコに向かった。

倶知安のマックスバリュで食料を購入してから定番のニセコ駅前の綺羅乃湯へ。

地元の人がほとんどという感じだった富良野の温泉とは違って、ここの客は大半が欧米系の外国人だった。

ニセコ駅は電飾されていた。

そして今日から3泊する「ルート66ニセコ」へ。

✳︎翌朝に撮ったもの

一棟借りのコテージで、自炊設備が整っている。ホテルよりも安かった。

三段山

1/25(土)は三段山に向かうことにした。ここは5年前の3月に初めての北海道での山スキーデビューをした思い出の山。

9時過ぎに登山口の吹上温泉白銀荘に到着した時にはすでに駐車スペースはほぼ満杯状態だった。

準備を整えて9時半過ぎに出発した。この風景は記憶がある。

前回来た時はコロナの時期で人が少なくて、特に外国観光客は入国できない時だったのだが、今回は北海道ブームで外国人パーティがたくさんいた。ほとんど欧米系の人たち。

晴れてはいないもののこのあたりでは穏やかな天気だったが、樹林帯を越えると冷たい強風が吹き荒れてきた。昨日の旭岳もこんな感じだったのだろう。

バラクラバで口や鼻も覆っているが、ヘルメットの内側にかぶる薄い生地なので顔面凍傷になりそう。

はるか前方には先に進んでいるパーティが少し見えたが、それまで近くにいたたくさんのパーティはぜんぜん見かけなくなった。

2時間ほど登って、標高1500mあたりで地形の関係で少し風が避けられる場所があったが、少し進むとまた強風に襲われた。この先はずっと拭き晒しになりそう。

下るにはシールを外したりブーツとビンディングをセッティングし直したりしなければならないので、今日はこのあたりが潮時かなと思った。

下りでは、強風エリアでは誰も出会わなかった。後続のパーティはみんな下りてしまったのだろうか。

樹林帯まで下りると雰囲気も和らいで余裕が出てきた。

さらに下ると、登ってくるいくつかのパーティとすれ違った。

12時20分、白銀荘まで下りてきた。

車の中で行動食を食べたりしてゆっくりしたが、まだまだ時間があるので、昨年の6月に訪れた美瑛の「青い池」の冬景色を見に行ってみようと思った。

この季節でもそれなりの観光客だった。大半は中国や東南アジア系の人たち。なぜかこういう場所では欧米系の観光客はあまり見かけない。

青い池ではなくて「白い池」でした。

宿の前からは十勝の山々が眺められた。どれがどの山かはよくわからず。

南ふらのスキー場、幌舞駅

1/23(木)から3日間、富良野の宿に泊まる。

今冬はまだ一度もスキーで滑っていないので、まずはスキー場で足慣らしをすることにした。

富良野スキー場のようなリフト券高額のところへは行く気がしないので、ローカルスキー場の南ふらのスキー場へ行くことにした。

リフトはシングルとダブルの2基が並行して設置されており、シングルの方が少し上まで伸びている。さらに上に1基あるのだが運行されていなかった。

上部はまあまあの中級斜面。足元に南富良野町の市街地が見下ろせる。

10時過ぎに到着して、2500円の8時間券を購入して、1時間弱の昼休憩をはさんで午後3時頃まで滑ったが、どうも今ひとつ気持ちが盛り上がらなかった。

その後、すぐ近くなので昨年6月に訪れた幌舞駅を再訪することした。冬の雪景色が見てみたかった。

駅舎の跡には映画「鉄道員」ゆかりのものがたくさん展示してある。

駅のそばにはロケで使われた建物も残されている。

ホームからは南ふらのスキー場が見える。

そして今宵の宿は富良野の「フロンティアフラヌイ温泉」。

ここの日帰り温泉はこれまでに何度も利用しているが、泊まるのは初めて。一度ゆっくり泊まってみたいと思っていた。

月山

4/26(金)は快晴の元、予定どおり月山に向かった。


✳︎赤が登り、青が滑り

8時過ぎに駐車場を出発した。平日だが快晴のせいか駐車場はすでにかなり埋まっていた。

先日同様、シールを貼った板を手に持ってリフトに乗って上がった。

初めて月山を望んだが、どうも上部は雪が切れているもよう。初月山なので例年がどうなのかはわからないが、4月の月山で上部の雪が切れているとは想像していなかった。

準備を整えて8時45分頃にゲレンデトップを出発した。

前方に見えるのは姥ヶ岳へ向かう人で、その右側は先日ちょっと行こうとして断念した斜面。

先行者のトレースを追って斜面をトラバースぎみに進む。上部は思った以上に雪が切れている。

右側はお鉢のような地形で、ルート図どおりに進むと帰りが登り返しになりそうなのでかなり稜線寄りに進んだ。

一部、ヤブになっていた。この上部は完全に雪が切れているもよう。

ここを少し下って通過して、上部の斜面に入る。スキーヤーはヤブの下でスキーを担いて登っている。

雪の切れ目まで来た。

下から見た感じでは上部にはそれほど広い斜面は無さそうだったので、私はここにスキーをデポすることにした。

お地蔵さん。

頂上小屋。

月山神社の鳥居。

本殿は閉まっている。

11時前に山頂に到着した。本当の最高点は神社のあたりで1984mだが、三角点のある山頂は1979.8m。

デポ地点に戻ってドーナツ休憩。前方は姥ヶ岳への稜線で、姥ヶ岳の向こうに見えるのが湯殿山。

さて、いよいよ滑降へ。上部は快適だったがそれはわずかで、ほどなくトラバースになった。あまり下ると登り返しになってしまうのでできるだけ下らないように注意して滑ったが、ゲレンデトップの手前では結局シールを貼り直すことになってしまった。

私の少し後ろを滑ってこられたパーティは私より少し下の斜面をスキーを漕いで行かれた。

12時25分、ゲレンデの上に戻ってきた。

あとはのんびりと駐車場まで下った。

明日は鳥海山の予定なので鶴岡の方に向かって、くしびき温泉ゆ〜Townへ。入浴料450円。浴槽が2階あって、それぞれお湯が違った。

さっぱりしてから道の駅鳥海ふらっとへ。

途中のマックスバリュでお気に入りのイオンブランドプレミアムビール500ml缶を調達した。

姥ヶ岳

自分としては山スキーもそろそろお終いかなと思っているのだが、ここだけは行っておきたいとずっと思っていたのが月山と鳥海山。

昨年はゴールデンウィークの後に計画していたのだが、天気が悪そうだったのでやめてしまった。

月山のスキー場がオープンするのは4月中ばで、鳥海山の鳥海ブルーラインが開通するのは4月末。

今年は雪不足なので行くなら早いうちにと思って4月の終盤に計画した。

あいにく今年も天気があまりよくなさそうなのだが、4/22(月)の昼前に家を出た。山形まで走っていく。

600km走って新潟市の少し先のパーキングで車中泊した。

23日(火)は天気予報どおりのどんよりした天気だったが月山に向かって、10時前に駐車場に到着した。協力金という名目の駐車料金は1000円。

あいにくの天候だがそれなりの客は来ている。


✳︎赤が登り、青が滑り

ここからリフト乗り場まで15分くらい歩かなければならない。兼用靴で歩くのはたとえ雪道でも大変なので、駐車場のすぐそばからシール歩行で行くことにした。

15分くらいでリフト乗り場に到着した。

リフト券は1回券(800円)を購入した。

乗り場に向かったところ、シール着用のままでは乗れないとのこと。危険防止のためと言っていたがどういう危険があるのかよくわからない。

手に持てばいいとのことだったので板を脱いで手に持って乗った。

リフトの下は土の出ている部分もけっこうあって、例年がどうなのかはわからないのだがかなり雪は少なそう。

リフトを降りたところではガスガスであたりはほとんど見えない。

視界10mくらいだがgpsを頼りに月山に向かうことにする。

姥ヶ岳方面へ向かう人がちらほら見受けられるが、そちらに行かないように右寄りに進む。

しかし次第に本来のルートからは離れてきたので修正しようと思って思い切って右寄りに行こうとしたが、意外と傾斜が急で、おまけに雪質も不安定で雪崩の危険性を感じる。

この斜面をこのまま進むのは危険と思って、今日は姥ヶ岳へ向かうことにした。

しばらく登ると前方に何やら人工物が見えた。Tバーリフトの終点のよう。営業はしていない。

リフト終点から45分くらいの登りで姥ヶ岳の山頂(1670.1m)に到着した。

散策路の木道がある。

ここでシールをはずして下るが、ビンディングを滑走モードに戻すのが非常に固くて苦労した。家で試した時はこんなことはなかったのだが、ちょうど1年前くらいに付け替えたビンディングで、登高モードで歩いたのは初めてだった。

ここから大斜面と呼ばれる広大な斜面に下れるのだが、初めてで地形もまったくわからないので、登ってきた斜面をおとなしく下ることにした。

gpsで確認しながらリフト降り場まで下ってきた。雪質は重くて滑りにくい。

ここからはスキー場の沢コースを下る。

滑りにくい重い雪で、とてももう一度リフトで上がって滑りたいという気分にはならなかった。

山頂から20分くらいで駐車場まで戻ってきた。

さて、これからどうするか。天気予報では明日、明後日とさらに天気が悪くなるとのこと。鳥海ブルーラインが開通するのは26日なのでそちらへ行くわけにもいかない。

候補にあげていた湯殿山への登山口に行ってみたが、最近の記録で道路脇に駐車したと書かれていた場所は駐車禁止の張り紙がはられていて、ここに停められなければ湯殿山へは向かうことができない。

ひとまず月山温泉の「かしわや」へ。

月山と鳥海山のあとは吾妻山の方へ行こうと思っていたのだが、こちらの方がまだ多少はマシな感じなので、先にこっちへ行ってみようと思った。2時間以上かかるが時間的にはまだ余裕がある。

2時間半ほどかかって道の駅ふくしまに到着した。

ブランシュたかやまスキーリゾート

久しぶりのスキーでブランシュたかやまスキーリゾートへ行ってきた。

ここは数少ないスキーヤーオンリーのスキー場で、以前から一度行ってみたいと思っていた。「たかやま」という名称だが岐阜県の高山とは関係無くて、場所は長野県の霧ヶ峰の近くにある。

今シーズンはどこも雪不足なのでどんな状態なのか多少不安があったが、スキー場に近づくにつれて道路に雪が出てきてちょっと安心した。

ゲレンデは雪がたっぷりで、これなら大丈夫だろうと思った。

スキーヤーオンリーというのもうれしいが、うるさい音楽が流れていないのも良かった。

3/21(木)は非常に寒くて、ゲレンデトップでは午前中は氷点下10度だった。先月の宗谷岬よりも寒い。しかも滑っていると下から風が吹き上がってくることもあって、本当に寒かった。

この日は下諏訪の銭湯(温泉)へ。入浴料280円なり。

下諏訪の温泉は何年か前にも行ったが、その時に入った銭湯と同じでかなり熱かった。このあたりではこれが一般的なのかも。

翌日は寒さは少しマシで、ゲレンデトップの展望場所では富士山まで見渡すことができた。左は八ヶ岳で、真ん中の遠方に富士山がうっすらと見える。肉眼ではもっとはっきり見えた。

この少し左には蓼科山

右は車山

別の場所からは後立山連峰。ただし白馬など北の方は見えていない。

時間があるので木曽の桟(かけはし)温泉に寄って帰ろうと思う。ここは以前に一度立ち寄っていたく気に入ったのだが、中途半端な場所にあるのでこういう時間の余裕のある時でないと寄り道できない。

一度ここに泊まってみたいと思う。

今庄365スキー場

1/31(水)は今庄365スキー場へ行ってきた。

今庄365スキー場は先日行った余呉高原リゾートYAPの少し北で、福井県にある。365というのは国道365号線の近くにあるからだと思う。

昔はスキーヤーオンリーのスキー場でお気に入りだったのだが、何年か前に営業を辞めていた。今シーズンは営業を再開したのだが、自然雪のみでの営業とのことで1月に入ってしばらく雪不足で閉鎖していたのだが、1月末の寒波で雪が積もって再開になった。

今はスキーヤーオンリーではなくてボーダーも滑れるが、客数そのものが非常に少ないのであまり気にならない。

ただし動いているリフトは1基のみで、コースはその両側の2コースのみ。そのためにリフト券はシニア割引だと1日券が2000円という格安で、半日も滑れば元が取れる。

時折小雨が降るコンディションだったがおかげで雪質は午後まで緩むこともなく、練習にはちょうど良かった。

昔は確か駐車場が1000円取られていたと思うのだがそれもタダだったので、練習と割り切れば良いスキー場だと思った。

余呉高原リゾートYAP

1/17(水)はスキー練習にまた余呉高原リゾートYAPへ行ってきた。

本当は何年かぶりに営業再開した今庄365に行きたかったのだが、雪不足のために年明けから休業になってしまった。

ゲレンデ上部のちょっとした丘に上がってみたら期待通り余呉湖が見下ろせた。

反対方向は遠方におそらく部子山(へこさん)。

先日は部分的に土が出ているところもあったけれど今日は完全に雪で覆われていて快適に滑れた。

学校が始まっているせいだと思うが若いスノーボーダーが少なかったので空いていて快適だった。そのせいか先日は3本動いていたリフトが今日は2本しか動いていなかった。

ただし夕方にはちょっと土が見えてきているところもあった。このままだと週末はまた厳しくなりそうな気がする。私は行く予定は無いけれど。