私もおいしいものが好きです。
けれど、『○○という店の△△という料理』とか、『□□で売っている☆☆』というようなお気に入りはまったくありません。
テレビや雑誌などの料理情報もまったく興味がありませんし、ミシュランの星なんてどうでもいいです。
その時の料理や飲み物がおいしいかどうかは、その時の自分の体調や気分が半分以上を占めています。逆に言うと、料理や飲み物そのものの味の占める割合は半分以下ということです。
適度な運動をして気分がすっきりした後は、一定以上の水準の食べ物であれば(街の定食屋や中華料理店レベル)、ほぼ何でもおいしいと思えます。
山スキーやトレイルランで、限界まではいかないくらいで終えられた時が最高です。先日の生駒チャレンジ登山の後に鶴橋で食べた焼き肉もおいしかったです。店のメニューで一番安いランチでしたが。ちょっとかたかったかな?
かつて山スキーで、下りてからテントの前で、メンバーの女性がシシトウを焼いてくれました。どうと言うこともないスーパーのパックに入ったシシトウですが、これでビールを呑んだときのおいしさはいまだに忘れられません。
トレイルランで街に下りてきて、王将で食べる皿うどんもいつもの定番メニューです。もちろんビールも。
逆に、どういうシチュエーションで食べてもあまりおいしいとは感じられないのはフランス料理と懐石料理。
『何とかとかんとかと魚のすり身のソースをかけて・・・』なんて聞いただけで食欲が減退します。私の場合は。
体調で言うと、ハードトレーニングをこなした後はダメです。
身体は栄養を欲しているけれど、食事がスムーズにのどを通りません。のどごしも良くないし、お腹が一杯になる前に気持ち的に一杯になってしまいます。
たぶん内臓(特に胃腸)が疲れているのだと思います。
こんな時はあっさりした漬け物でお茶漬けサラサラが一番です。
それにしても30代の頃に較べると食欲も随分減りました。
元々小食で、小学校の頃は給食を無理矢理食べさされるのが本当に苦痛だったのですが、マラソンをやるようになってからは良く食べるようになり、自分でもよくこれだけ食べられるなぁと感心するくらいの時期もありました。それでもぜんぜん太らず、せいぜい53kgくらいでした。
どうも食欲の減退とタイムの落ち方が同じカーブを描いているような気がします。
このところはだいたい体重50kgくらいです。
2010年にクラブに入ってからは、久しぶりに月間走行距離が500kmを越えた月が何度かありましたが、食欲はそれほどは増えませんでした。
と言うことは、記録向上にはあまり結びつかないのかも・・・。